クルマ好きにとって、ミドルサイズFRスポーツセダンはとても「刺さる」ジャンルです。セダンのフォーマルなスタイリング、スポーティーな後輪駆動、それによく回るエンジンが組み合わされば素晴らしいクルマが出来上がるに決まっています。かつてトヨタから発売されていたアルテッツァは、その条件を全て満たしたクルマでした。
どんなクルマ?
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トヨタアルテッツァは、1998年10月に発売されました。
元々はコンパクトなFRスポーツセダンとして開発がスタートしましたが、BMWの3シリーズやメルセデスのCクラスの対抗馬としての役割も担う事になり、高剛性で衝突安全性の高い車体構造を採用したため、車重はやや重めの1,300~1,400kgとなりました。
長めのホイールベースにショートな前後オーバーハング、それに大きめのホイールが組み合わされたスタイリングはいかにもスポーティーで、何となくユーロ風な雰囲気があります。
ボディ全体の造形はシンプルで、コンパクトな印象が際立つものでした。 途中マイナーチェンジを行ったり、ステーションワゴン版のアルテッツァジータが追加されたりし、2005年7月まで販売されていました。
ボディ全体の造形はシンプルで、コンパクトな印象が際立つものでした。 途中マイナーチェンジを行ったり、ステーションワゴン版のアルテッツァジータが追加されたりし、2005年7月まで販売されていました。
スペック(RS200)
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全長×全幅×全高:4,400mm×1,720mm×1,410mm
ホイールベース:2,670mm
最小回転半径:5.1m
車両重量:1,340kg
エンジン:3S-GE型 直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量:1,998cc
出力:210ps/7,600rpm 22.0kg-m/6,400rpm
燃料タンク容量:60L
トランスミッション:6速MT/5速AT
駆動形式:FR
サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ディスク
タイヤサイズ:215/45R17
スペック上で一番目を惹くのはやはり3S-GE型エンジンでしょう。セリカやMR2に搭載されたり、チューンされてJGTCのマシンに載ったりと、レースの血統を持つ由緒正しいスポーティーなエンジンです。 吸排気の両方に可変バルブタイミングのVVT-iを搭載し、MTのエンジンにはチタンバルブを採用するなどし、当時の2、000ccのNAエンジンでは国産最強の210psを発揮していました。 足回りは前後ダブルウィッシュボーン式が採用され、サブフレームを介してボディにマウントすることで運動性能と乗り心地の両立を図っていました。 MT車はブレーキも強化されており、フロントにはアリストと共通のものが、リアにはアリストよりも1サイズ大きいブレーキキャリパーとローターが装備されていました。
ホイールベース:2,670mm
最小回転半径:5.1m
車両重量:1,340kg
エンジン:3S-GE型 直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量:1,998cc
出力:210ps/7,600rpm 22.0kg-m/6,400rpm
燃料タンク容量:60L
トランスミッション:6速MT/5速AT
駆動形式:FR
サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ディスク
タイヤサイズ:215/45R17
スペック上で一番目を惹くのはやはり3S-GE型エンジンでしょう。セリカやMR2に搭載されたり、チューンされてJGTCのマシンに載ったりと、レースの血統を持つ由緒正しいスポーティーなエンジンです。 吸排気の両方に可変バルブタイミングのVVT-iを搭載し、MTのエンジンにはチタンバルブを採用するなどし、当時の2、000ccのNAエンジンでは国産最強の210psを発揮していました。 足回りは前後ダブルウィッシュボーン式が採用され、サブフレームを介してボディにマウントすることで運動性能と乗り心地の両立を図っていました。 MT車はブレーキも強化されており、フロントにはアリストと共通のものが、リアにはアリストよりも1サイズ大きいブレーキキャリパーとローターが装備されていました。
走ってみると…
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乗り心地は想像したよりも落ち着いており、215/45R17という薄いタイヤにも関わらずゴツゴツ感はさほどありません。
ハンドリングはクセがなく、入力による挙動の変化がよくわかるセッティングになっています。初心者からベテランまで誰でも楽しく乗る事ができる味付けです。
ただ、全体的に乗り心地重視のセッティングになっているようで、もう少し固めてもよかったかなとは思いました。 RS200に搭載される3S-GEはスペック表で見る通り、高回転型のエンジンです。最近の流行りとは真逆で、回せば回すほどパワーが出ますが、逆に低回転域はトルクの細さが気になります。
特にストップ&ゴーを繰り返すシチュエーションでは、人によってはストレスを感じるかも知れません。
ただ、全体的に乗り心地重視のセッティングになっているようで、もう少し固めてもよかったかなとは思いました。 RS200に搭載される3S-GEはスペック表で見る通り、高回転型のエンジンです。最近の流行りとは真逆で、回せば回すほどパワーが出ますが、逆に低回転域はトルクの細さが気になります。
特にストップ&ゴーを繰り返すシチュエーションでは、人によってはストレスを感じるかも知れません。