スープラが日本に戻ってきた!ピュアスポーツを追及した一台に

ついにトヨタ スープラが復活しました。日本では、5/17より販売開始になりました。このモデルは、トヨタがスポーツ性能を突き詰めたモデルに仕上げていそうです。同モデルの概要やエクステリア等をご紹介していきます。

トヨタ 新型スープラの概要等

トヨタは、新型スープラを5月17日より、全国のトヨタ車両販売店を通じて発売開始しました。なお、エクステリアカラーのマットストームグレーメタリックのRZでは、本年度生産分24台の商談受付を、5月17日(金)13:00から6月14日(金)までの約1ヶ月間にて、Web限定で受け付け開始しています。 商談順番は、抽選を行い、新型スープラが、今年参戦する第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レースの決勝当日(6月22日~23日)に発表されることになっています。 同モデルは、トヨタ GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」にて、最初となるグローバルモデルです。同社は、2007年にドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースに初参戦してから現在に至るまで、モータースポーツシーンを通して人とクルマを鍛える「もっといいクルマづくり」に取り組んでいますね。 GR スープラは、トヨタ GAZOO Racingとして蓄積された経験やノウハウを惜しみなく注ぐことで、ユーザーに心から走りを楽しんでもらえるクルマとして製造されています。 新型スープラは、BMW社との包括提携によって設計・製造された初モデルです。マグナ・シュタイヤー社グラーツ工場(オーストリア)で製造されています。海路にて国内に運ばれた後、トヨタ自動車元町工場に一度入庫し、日本中のユーザーにお届けされるようです。 5代目となる新型モデルは、2002年に生産終了してから17年ぶりの復活となります。初代スープラが、1978年に誕生して以来、どの世代であっても直列6気筒エンジンを搭載し、FR車であることを共通項として、新型車でもこの2つを継承していますね。 また、今回のしいモデルでは、「ホイールベース」・「トレッド」・「重心高」の3つの基本要素にこだわり抜くことで、ピュアスポーツカーにふさわしいハンドリング性能を有する車に仕上がっています。

Supra is back to Japan Fes 中継放送

トヨタ 新型スープラのエクステリア等

新型スープラは、スポーツカーとしてのパッケージレイアウトが持つ特長を十分に活かすことができ、さらにトヨタスポーツのフラッグシップモデルとして、ワールド展開できるデザインに仕上げることを目的にしています。 FRの特徴を最大に活かすために、ショートホイールベースと大径タイヤを採用しています。タイヤの存在を強調するサイドビューデザインは、2シーターらしいシャープなキャビンと、ワイドトレッド+スーパーワイドスタンスに、直6エンジン+FRロングノーズフロンドマスクに仕上ていますね。 エンジン本体が、理想的な位置に配置できるようにする為に、エクステリアの構成も熟考設計されています。基本デザインは、エアロダイナミクスの中でもリフト(揚力)の発生を抑えることに特化したデザインに仕上げて、さらにフロント・リヤの空力バランス、重量バランスの両方を最適化されたディテールです。 スポーツカーとしての最適化を追求した結果、空気抵抗低減に寄与するダブルバブルルーフの採用や、ヘッドランプの位置を車両内側に敢えて寄せて、フェンダーボリュームを豊かに見せています。さらに凝縮したボディデザインに仕上げる手法などは、2000GT、先代スープラ等から継承されてますね。
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トヨタ 新型スープラのラインアップ等

SZ B48 2000㏄ 8速スポーツAT FR 4,900,000円
SZ-R B48 2000㏄ 8速スポーツAT FR 5,900,000円
RZ  B58 3000㏄ 8速スポーツAT FR 6,900,000円 サイドビューを見ていると、この新型モデルが、ピュアスポーツカーであることを証明していますね。卓越したハンドリングや安定したコーナリング姿勢を可能にするため、ホイールベース・トレッド・重心高の3要素を最重要ファクターと捉えてディテールしています。 ピュアスポーツカーとしての理想を追求したホイールベースは、2シーターという利点を活用し、86よりも100mm短い2,470mmを実現しました。優れた回頭性に寄与するように、重心高にもこだわり、水平対向エンジンを搭載した86よりもさらに低い重心高に仕上がっています。
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コーナリング性能にとって重要なファクター1つである前後重量バランスは、理想とされる50:50の配分を達成しています。重量配分を50:50に仕上げるということも非常に難しい理想であり、それを達成したということに、トヨタの意気込みを感じますね。
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トヨタ 新型スープラの内装等

内装では、ドライバーの目線に立ったディテールに仕上げています。ハイスピード時の見通し性や車両の姿勢変化のつかみやすさを第一に考えた仕様です。
①上下に薄く水平に軸の通ったインストルメントパネル基本形状です。
②ドライバー正面に集中配置された、スポーツドライブに必要な視認・操作系のエレメント(メーター、ヘッドアップディスプレイ、パドルスイッチ、ステアリングスイッチなど)をタイトに配置しています。
③ドアトリム、コンソールのニーパッドまでを繋げたことで、ドライバーをコンパクトに包み込む新しいコクピット様式を採用しています。
④タコメーター、シフトインジケーター等スポーツ走行時に必要な情報をセンター部分に集約し、小径ステアリング越しに自然にフォーカスできるメーターレイアウト(8.8インチ高精細カラーモニター採用しました。
⑤腰部を中心にして、身体を保持するホールド性にこだわったハイバック構成のシートは、室内デザイナーの実体験に基づいたサーキット由来の仕様です。
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トヨタ 新型スープラのパワートレイン等

伝統を継承する直6ターボエンジンと、スポーティドライブを気軽に楽しむ直4ターボエンジンの2種類を搭載しています。歴代スープラに採用されてきた直列6気筒エンジンの伝統継承をした直6 3000㏄ツインスクロールターボエンジンは、最大トルク500N・mを、エンジン回転数1,600rpmという低回転で発生させ、アクセルペダルの操作に応じた思い通りの加速が可能です。 直列4気筒エンジンは、チューニングの異なる2つの2000㏄ツインスクロールターボエンジンを設定しました。最高出力258psというハイパフォーマンスを実現した、軽量な車体と相まって軽快なスポーツ走行を楽しめるユニットと、197psを発揮する街中から高速道路まで爽快なドライビングを気軽に味わえるユニットの2種類となっています。 高次元の走りを実現する高剛性ボディの設計。
走りを最優先に、太くストレートに通した骨格に加え、アルミニウムと鉄を適材適所に用いた軽量骨格構造や、異なる素材同士の接合強度を強化したことで、86の約2.5倍ものボディ剛性を達成しています。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)キャビンを採用したLEXUS LFAをも上回る数値に仕上がったようです。
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まとめ

新型スープラが、いよいよ日本で販売開始になりました。まさに17年ぶりの復活となります。パワートレインには、3種類の設定が行われ、24台限定車の設定も(抽選商談)行われました。価格は490万円~690万円(消費税込み)です。このモデルの今後が楽しみです。
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