トヨタが新型スープラを世界初披露!日本での発売は今年春頃か!?

トヨタが、米国東部時間1月14日、米国ミシガン州デトロイト市で開催中の北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、新型スープラを世界初披露しました。披露された新型スープラの詳細を紹介していきます。

スープラの概要

スープラは、トヨタのTOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルであり、スポーツカーです。日本国内での初代モデルは1986-1993年、2代目モデルは1993-2002年に販売されており、17年の期間が空き、2019年の春頃の今回の3代目のモデルが国内で発売予定です。
開発担当者曰く、「走る楽しさを極めたピュアスポーツカーを追求しました。馬力やサーキットのラップタイムのような数値だけを追い求めるのではなく、いかにドライバーが車両と一体となって運転する楽しさを感じられるか、という感性性能を重視しています」と語っています。今回のモデルが、よりスポーツカーとしての走りそのものを追求したのかを物語っています。

新型スープラの外観

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外観は、ショートホイールベースと大径タイヤによりタイヤの存在を強調するサイドビューパッケージ、2シーターらしいタイトなキャビンと、ワイドトレッドからなるスーパーワイドスタンス、直6 FR ロングノーズショートキャビンシルエットなど、随所にスポーツカーであることを大きく主張するデザインになっています。
さらにボディー剛性も強化されており、アルミニウムと鉄を用いた骨格構造と、異なる素材同士の接合強度を追求したことで、86の約2.5倍ものボディ剛性を実現しました。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)キャビンを採用したレクサスLFAをも上回っています。
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新型スープラの内装

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内装は、上下に薄いインパネと高く幅の広いコンソールによる、典型的なFRスポーツカー空間であり、シフトバイワイヤ式のシフトレバー、8.8インチTFTメーター、大型フルカラーヘッドアップディスプレイによる、運転席中心でタイトな新世代コクピットレイアウトであり、スポーツカーとしての良い点と先進性をうまく掛け合わせたデザインになっています。

新型スープラの走行性能

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新型スープラのグレード(RZ)では、歴代スープラに採用されてきた直列6気筒エンジンの伝統を継承し、直6 3.0Lツインスクロールターボエンジンを搭載しています。最大トルク500N・mを、エンジン回転数1,600rpmという低回転で発生し、アクセルペダルの操作に応じた思い通りの加速が味わえます。 またグレード(SZ-R・SZ)では、直列4気筒エンジンのチューニングの異なる2つの2.0Lツインスクロールターボエンジンを設定しています。最高出力190kW(258PS)というハイパフォーマンスを実現した、軽快なスポーツ走行を楽しめるエンジンと、145kW(197PS)を発 揮する、街中から高速道路まで爽快なドライビングを気軽に味わえるエンジンになっています。 どちらもスポーツカーとして申し分のない仕様になっており、スープラとしての代々のモデルに愛着のある方は、RZを、直列4気筒エンジンで今までのスープラとはまた違った走行性能を求めている方はSZ-RやSZのグレードがオススメだと思われます。

新型スープラの価格

新型スープラの価格は、まだ発売されていないため現段階では決まっていません。装備や走行性能が充実しているので、それなりの価格になることは間違いありません。

まとめ

今回は今年の春頃に発売予定のトヨタのスポーツカーである新型スープラの詳細を紹介してきました。
まだモーターショーで発表されただけなので発売までに変更点も出てくるかもしれませんが、装備や走行性能は間違いなく充実したモデルになると思われます。17年ぶりの発売になるので、トヨタファン・スポーツカーファンには待ち遠しい限りですね。
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