昔の軽自動車は、狭くて窮屈な車で快適にドライブを楽しめるものではありませんでしたが、今の軽自動車は室内が普通車と変わらないくらい快適で、ユーザーも増えています。今回は軽自動車と価格帯が最も近いコンパクトカーと比較したメリット・デメリットを紹介します。
軽自動車のメリット
①税金が安い
軽自動車のメリットとして、維持費が安いのが大きな特徴であり、その中でも普通車のコンパクトカーと比べても自動車税はかなり安くなります。
コンパクトカーの総排気量は1L超~1.5L以下の車が一般的であり、このクラスの自動車税は34,500円になります。
それに比べて、平成27年3月31日以前に車両番号の指定を受けた自家用の軽自動車は7.200円、平成27年4月1日以降に車両番号の指定を受けた自家用の軽自動車は10,800円になります。また車両番号の指定を受けてから13年が経過した自家用の軽自動車は12.900円になります。 2年に一回の車検時に必要な重量税も軽自動車は7,600円、コンパクトカーは45,000円になります。 自動車税の額が年間で約3倍ほどと、重量税が2年毎で約4万円弱違ってくるので、10年保有するとしたら約60万円ほど軽自動車の方がお得になります。
それに比べて、平成27年3月31日以前に車両番号の指定を受けた自家用の軽自動車は7.200円、平成27年4月1日以降に車両番号の指定を受けた自家用の軽自動車は10,800円になります。また車両番号の指定を受けてから13年が経過した自家用の軽自動車は12.900円になります。 2年に一回の車検時に必要な重量税も軽自動車は7,600円、コンパクトカーは45,000円になります。 自動車税の額が年間で約3倍ほどと、重量税が2年毎で約4万円弱違ってくるので、10年保有するとしたら約60万円ほど軽自動車の方がお得になります。
②購入価格も安い
当然のことですが、普通車のコンパクトカーより軽自動車の方が購入価格も安いです。もちろんグレードや車種によっては価格が変動しますが、軽自動車は平均して約120万円ほど、コンパクトカーは約160万円ほどになります。
この価格差も軽自動車の大きなメリットです。
この価格差も軽自動車の大きなメリットです。
③コンパクトカーより小回りが利く
コンパクトカーも小回りが利く車として知られていますが、軽自動車の方が車体サイズが小さい分、さらに小回りが利きます。日本のは狭い道や駐車場が多いので、コンパクトカーでは無理でも軽自動車なら可能という場面も出てくると思います。こんな時に軽自動車の小回り性能は大いに活躍してくれます。
軽自動車のデメリット
via toyota.jp
①加速性能はコンパクトカーの勝利
加速性能はコンパクトカーの方が断トツに上で、ここが軽自動車と普通車の一番の違いでもあります。総排気量がそもそも違うので、この差は仕方ありません。
高速道路での合流時・信号で停止してからの発進の加速など様々な場面で、コンパクトカーの方が余裕のある走りを魅せてくれます。
唯一この差を縮める方法は、軽自動車の中でもターボ車を選択することです。このターボ車なら、ターボチャージャによって加速性能は高まります。軽自動車特有の加速の物足りなさも解消してくれます。
高速道路での合流時・信号で停止してからの発進の加速など様々な場面で、コンパクトカーの方が余裕のある走りを魅せてくれます。
唯一この差を縮める方法は、軽自動車の中でもターボ車を選択することです。このターボ車なら、ターボチャージャによって加速性能は高まります。軽自動車特有の加速の物足りなさも解消してくれます。
②燃費性能はハイブリッド車ならばコンパクトカーが勝利
今では軽自動車でもスズキのマイルドハイブリッド車が登場していますが、コンパクトカーのアクアなどのフルハイブリッド車の燃費性能には劣ってしまいます。アクアの燃費性能はJC08モードで最大38.0km/Lになっています。(Lグレード)
しかし軽自動車のガソリン車でも、スズキのアルトの燃費性能ではJC08モードで最大37.0km/Lの数値なので、その差は僅差になります。車種によって変わってくるので、軽自動車にしろコンパクトカーにしろ、燃費性能で購入をお考えの方は、上記の2車種がオススメです。
しかし軽自動車のガソリン車でも、スズキのアルトの燃費性能ではJC08モードで最大37.0km/Lの数値なので、その差は僅差になります。車種によって変わってくるので、軽自動車にしろコンパクトカーにしろ、燃費性能で購入をお考えの方は、上記の2車種がオススメです。
③全長・全幅はコンパクトカーの勝利
コンパクトカーの大きさは、全高以外は軽自動車の基準以上の大きさになっているので、この点は軽自動車が勝てない部分でもあります。
その分高さでカバーしている軽自動車も多く、昔の軽自動車ほど窮屈で狭いということなく、広々としたゆったりとした室内空間を軽自動車でも体感できます。
その分高さでカバーしている軽自動車も多く、昔の軽自動車ほど窮屈で狭いということなく、広々としたゆったりとした室内空間を軽自動車でも体感できます。
まとめ
今回は軽自動車のメリット・デメリットを、車体サイズが比較的近いコンパクトカーと比較して紹介してきました。
走行性能や車体サイズなど、軽自動車には軽の規格基準があるので、どうしても劣る点が出てきますが、そのデメリットもそれほど大したものではなく、メリットの恩恵の方が大きいように思えます。特に近距離の移動がメインの方は、軽自動車の方がオススメなので、軽自動車の購入を検討されている方は、この記事を参考にして頂けると幸いです。
]]>
走行性能や車体サイズなど、軽自動車には軽の規格基準があるので、どうしても劣る点が出てきますが、そのデメリットもそれほど大したものではなく、メリットの恩恵の方が大きいように思えます。特に近距離の移動がメインの方は、軽自動車の方がオススメなので、軽自動車の購入を検討されている方は、この記事を参考にして頂けると幸いです。