現在開催中のジュネーブ国際モーターショー2019では、多くの海外メーカーのコンセプトモデルが登場しています。先日一度筆者も海外コンセプトカーの数モデルを記事にしましたが、まだまだ多くのコンセプトカーがあります。再度記事にてご紹介していきます。
①Volkswagen ID Buggy コンセプト
Volkswagen ID Buggy コンセプトは、60年代の古典的なカリフォルニア砂丘で走行していたバギーからインスパイアされて、モジュラー電気駆動マトリックスモデルとして企画されています。
コンセプトの基盤となるエクステリアでは、オフロードチョップを際立たせたフード、フェンダー、そしてテールエンドがポイントです。立体的な楕円形のLEDヘッドライトとテールライトに、LED VWのロゴを特徴としています。
エクステアカラーは、マットなシダグリーンとグレーテックブルーのツートンカラーとなっています。ボディーサイズは、全長4、065×全幅1,890×全高1,465mmです。
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内装では、シンプルなデザインを基本ベースに防水性の高い素材で仕上げられています。運転席と助手席のシートには、ヘッドレストとベルトガイドが、一体化して背もたれに組み込まれています。フロアプレートには滑り止めが付属し、乗客の使用目的に配慮した仕様です。
パワートレインは、201psの最高出力を発生するモーターが搭載されています。バッテリー容量は、62kWhです。
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②Alfa Romeo Tonale コンセプト
Alfa Romeo Tonale コンセプトは、同社がエレクトリックカーとして初めて開発した、プラグインハイブリッドモデルです。最も急成長している電気分野を、独特のイタリア風と比類のない運転の喜びで構成される様に設計されています。
エクステリアのポイントは、エレクトリックカーであっても、アルファロメオの比類なき典型的なオリジナルでモダンなスタイルに仕上げている点です。フロントでは、象徴的なグリルに3plus3のフォワードヘッドライトがポイントとなっています。
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内装の特徴は、ダイナミックなフォルムと純粋な彫刻を施した、どことなく懐かしさを感じるデザインです。4人の乗客が、快適に過ごせるための空間となっています。
ドライバーの目の前にあるメータークラスターは、12.3インチのフルデジタルモニターです。中央のヘッドユニットには、10.25インチのモニターが鎮座しています。
同コンセプトカーのパワートレインは、プラグインハイブリッドです。モーターとエンジンの2つのパワーユニットの構成となっています。
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③Fiat Centoventi コンセプト
Fiat Centoventi コンセプトは、「白紙のキャンパス」をモチーフに企画されています。カスタマイズの制限せずに、いつでもお好みでカラーカスタマイズが出来る仕様です。
これを具現化した4Uプログラムとは、ルーフ、バンパー、ホイールカバー、エクステリアカラー、それぞれが4種類有り、パーソナライズカスタム出来るプログラムです。そしてこの企画では、販売開始までに120の追加アイテムの製作が進行しています。
フィアット120年という歴史に、ブランドの精神を新たに具現化したコンセプトカーであると言えますね。これからの時代に複雑で不要な部分を取り除き、新たに環境対応やコミュニテ接続を視野に入れているのでしょう!
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内装最大のポイントは、ダッシュボードのインターロックマウントシステム(特許取得済み)です。これは、レゴブロックのような凹凸が付いていて、多数の追加アクセサリーがお好みで設置できます。
冷蔵庫のドアからインスピレーションを受けたドアパネルは、なるべく平らに最小デザインとなっています。シートは、特許取得済みのポリオレフィン樹脂から作られ、現状の素材から比べ約1/3の軽量化になっています。シート表面は、100%リサイクルされた糸で作られ、3Dニット仕様です。
パワートレインでは、製造時は100㎞の最大航続距離が可能なモデルで仕上げられています。ユーザーのお好みで、予備のバッテリーを含め4つの設置が可能で、最大500㎞の航続が可能となっています。
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Aston Martinのコンセプトカー3モデル
AM-RB 003 コンセプト
AM-RB 003は、次世代のValkyrieモデルとして開発されています。F1から直接受け継いだコンセプトとテクノロジーを惜しみなく採用したミッドエンジンハイパーカーです。
全く新しいプレデター(同モデル)は、アストンマーティンValkyrieおよびアストンマーティンValkyrie AMR Proに続く、アストンマーティンの3台目のハイパーモデルと言えますね。
エクステリアでは、Valkyrieを継承しながら、目を奪われるフロントキールとリア・ディフューザーが特徴的です。リアウィングは、全体で可変翼型を造りだす構造となり、次世代航空機モーフィング技術を採用しています。
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内装では、ステアリングに設置されたスクリーンがインフォメーションを映し出しているのがポイントです。限りなくドライバーの視界を妨げないようなメーター類、モニター類に仕上げています。
同モデルは、アストンマーティンが新開発したV6ツインターボチャージエンジン+ハイブリッドとなっています。市販モデルとして初搭載です。
F1テクノロジーを惜しみなく投入したモデルでありながら、公道仕様車両として、絶妙な加減で技術を適用し、実用性と道路使用に関する考慮も行っているモデルです。
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Vanquish Vision コンセプト
このコンセプトモデルは、フラグシップ量産モデル専用だったアイコニックなネームプレートであるVanquishを復活させていることです。
同モデルは、ミッドエンジン・スーパーカーとしてのデザイン、エンジニアリング技術、関連する重量、パッケージング、エアロダイナミクス効率を探求したモデルに仕上がっています。
パワートレインでは、アストンマーティンが新開発したV6ツインターボチャージエンジン+ハイブリッドを搭載しています。さらにシャーシは、特注ボンドアルミニウムシャーシです
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Lagonda All-Terrain コンセプト
Lagonda All-Terrainは、ゼロエミッションを目標に、アストンマーティンの技術を駆使した最先端のパワートレインを搭載して、2022年までに生産できるように企画された高級志向のモデルです。
同モデルのエクステリアでは、スーパーヨットのデザインイディオムを取り入れてデザイン構成されてる点です。 ボディーラインの優雅さと強靭さの両方を成立させていますね。
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内装では、ユーザーの家と車をつないでいく空間として設計されています。その為落ち着いた色使いのトリムやシートカラーに仕上げています。エアベントやスピーカーなどの各パーツは、一体化されて見えない仕様です。
同社では、キーを完全になくすことも設計上問題なかったが、キー自身が、ドライバーと車両を繋ぐ重要なポイントになると考え、敢えてキーは、インテリアで1番目立つように企画されています。
現時点でのパワートレインの詳細が明確になっていないのですが、新開発の電動パワートレインが搭載されることが示唆されています。
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まとめ
現在ジュネーブ国際モーターショーが開催されていますね。各メーカーが、コンセプトモデルを多数展示しています。海外コンセプトモデルを一挙にご紹介しました。今回は、エレクトリックカーから、新開発エンジン等、パワートレインの採用が色々なモデルですね。
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