スズキは2日、ソリオとソリオバンディットに、夜間の歩行者を検知する機能を追加した、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」と,「後退時ブレーキサポート」を採用し安全装備を充実させ、20日より発売することを発表しました。
via www.suzuki.co.jp
「スズキセーフティサポート」の機能向上と安全装備の充実
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今回のソリオとソリオバンディットの仕様変更は、スズキの予防安全技術「スズキセーフティサポート」の機能を充実させたことにつきます。
その内容としては、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に夜間の歩行者を検知する機能、アダプティブクルーズコントロール、そしてハイビームアシストを追加し、さらに、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を採用するなど、前後の予防安全性能を高めています。
予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の機能
ステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に、夜間の歩行者も検知する機能のほか、ロングドライブをサポートするアダプティブクルーズコントロール、周囲の状況に合わせて自動でハイビームとロービームを切り替えるハイビームアシストを追加しましたた。
また、リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーが車両後方にある障害物を検知し、自動でブレーキをかけることで後退時の衝突回避または被害軽減を図る「後退時ブレーキサポート」、「後方誤発進抑制機能」、「リヤパーキングセンサー」を、「デュアルカメラブレーキサポート」とセットで採用しています。
さらに、全方位モニター用カメラに、周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」と、自車の周辺に人などが近づいてくることを知らせする「左右確認サポート機能」を追加し、さらにソリオHYBRID MZ・HYBRID SZとソリオバンディットには、SRSカーテンエアバッグを標準装備するなど安全装備を充実させています。
これらの機能により、経済産業省や国土交通省などが普及を推進するセーフティ・サポートカーの「サポカーSワイド」に該当することになりました。
それぞれの個性を引き立てるデザイン
デザイン面では、15インチアルミホイールやシート表皮を変更した他、ソリオはフロントロアグリルにメッキ加飾を追加してより上質な印象に、ソリオ バンディットはフロントバンパーやフロントグリルをより存在感のある意匠に変更など、それぞれの個性をより引き立たせる仕様変更を行った。
従来モデルとのデザインの差は非常にわかりにくいのですが、フロントグリル/ロアグリルやバックドアガーニッシュを見ると判断が出来ると思います。
快適性の向上
4WD車に採用の助手席シートヒーターを、ハイブリッド仕様車(2WD車)にも採用、またハイブリッド車に設定の、「標準モード」と「エコモード」の2つの走行モードを選べるエコモードスイッチを、ステアリングに移設して使い勝手を向上。さらに、パドルシフトを採用するなど、これまで以上のに快適性を高めています。
・助手席シートヒーター
(ソリオ HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット HYBRID SV)
・エコモードスイッチ
(ソリオ HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット HYBRID SV)
・パドルシフト
(ソリオ HYBRID MZ・HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット) メーカー希望小売価格はソリオが1,459,080円から、ソリオバンディッドが1,944,000円からとなっています。
(ソリオ HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット HYBRID SV)
・エコモードスイッチ
(ソリオ HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット HYBRID SV)
・パドルシフト
(ソリオ HYBRID MZ・HYBRID SX・HYBRID SZ、ソリオ バンディット) メーカー希望小売価格はソリオが1,459,080円から、ソリオバンディッドが1,944,000円からとなっています。
まとめ
新型となったソリオシリーズの月間販売目標台数は3,500台。従来モデルの5月度の販売台数が、前年比71.2%の3,354台だったことを考えると、目標を達成するのは難しいことではなさそうです。
しかし、ライバルのダイハツトールには二倍以上の差を付けてはいますが、姉妹車のトヨタルーミー/タンクとの差は大きく、今回の改良、特に安全性能において大きく差をつけたことで現状を変えることが出来るのかが注目されます。
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