アウディがA6において、2019年バージョンを発表しました。現行型よりもシャープでエッジの効いたモデルへと進化しているようです。この新型を追ってみます。
アウディA6ってどんなクルマ?
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もともとは、アウディ100の後継車種として登場したA6.。通常であればフルモデルチェンジの際に名称変更するのが慣例なのでしょうが、アウディ100のマイナーチェンジの際に100からA6へと名称変更となった面白いモデル。
初代は、1994年から1997年までの比較的短い期間で生産・販売されていました。初代の販売期間は、上記の名称変更の関係もあったと考えられます。
2代目は、1997年から販売開始。このモデルの特徴は、パワートレインの豊富さ。1800㏄から4200㏄までの間で8種類ものエンジンが搭載されていました。
2005年から3代目が登場し、先進技術を取り入れ始めたモデルでもあると考えます。但し先代を色濃く写している部分も有り、パワートレインは豊富なラインアップ。
2011年から販売スタートの4代目。この頃に成るとダウンサイジングエンジンと言うコンセプトが、普及し始め、アウディもこの方向になってきました。さらにエクステリアデザインを刷新する構想が、具現化したモデルにもなっており、アウディの新しい時代の幕開けともなっていますね。
現在この4代目が、現行型ということになります。ヨーロッパメーカーの中でも、比較的早い段階からエクステリア部分(特に灯火類)のデザインを駆使して、FFとクアトロ(4WD)の車種設定を販売当初からしているアウディ。
この4代目も既に7年が経過してきております。2019年バージョンがアウディから発表されモデルチェンジということになりそうです。新型を追ってみます。
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新型アウディA6のエクステリアデザイン
フロントビュー
やはりアウディがモデルチェンジすると聞いたときに、1番最初に期待するのは、「今度はどんなヘッドライトデザイン?」と思うところ。
ヘッドライトだけでなく、現行型よりもシャープでエッジが利いたデザインになっているのではないでしょうか?
グリルデザイン、バンパーデザインは現行型のディテールを踏襲しているような気が致します。
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サイドビュー
全長×全幅×全高(㎜)=4,940×1,890×1,460㎜とほんの少しずつ大きくなっているようです。ホイールは、19インチを採用しているとの事(グレードにより若干の違いがあるようです)。
特徴的なのは、サイドプレスラインが現行型よりもクッキリ綺麗に仕上げている点。絞り込むところをはっきりしたことによる陰影のバランスもはっきりしていますね。
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リアビュー
リアテールライトの意匠変更が行われていますね。ヘッドライトデザインに併せてリアも変更しているでしょう。
バンパーデザインも合わせて変更されており、刷新感がアップしています。今回筆者も注目なのは、ドアモール部分が、メッキとなっており、AピラーからCピラーに綺麗なラインを作っている点。
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フラット・ヘッドライトは、アウディの渾身のデザイン。3つのバージョンでHDマトリクスLED技術を注入し、高解像度、動的に照らすハイビームを実現。5つの水平線が昼間のランニングライトとなっているようです。
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リアのコンビライトもヘッドライトに併せてラインLEDデザインとなっており、やはりアウディは、ライト類で主張しているなと感心します。
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新型アウディA6の内装
画像は、ホワイト×ブラック×ブラウンといった構成の内装ですが、グレードによっていろいろなパターンの内装を提供しているとの事。
今回の内装のポイントは、デジタル化。それもフルデジタル化というのが内装のコンセプトであるようです。
ですから、直観的なMMIタッチレスポンスオペレーティングシステム、幅広いインフォテインメントコンポーネント、Audi接続サービスというものを標準装備。
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夜間のアンビエント照明は、30種類の中からチョイス可能との事。ユーザーの嗜好で選べる優れものですね。
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新型Audi A6に搭載されたAudiバーチャルコックピットは、12.3インチのモニターに1.920×720ピクセルの画像が、リアル感をふんだんに描いています。
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新型アウディA6の安全装備
運転をさらに便利に、楽に、安全にしてくれるとのことです。ツアー・シティ・パークという3種類のパッケージとなっているようです。
①アダプティブクルーズアシスト
※ターンアシスト、衝突回避アシスト、ハイビームアシスト、カメラベースの交通標識認識、Audiプリセンスフロントセーフティシステムが含まれています。 24個のセンサーを駆使して、4つの360度カメラを合わせて総合的に管理するシステムと進化しているようです。
※ターンアシスト、衝突回避アシスト、ハイビームアシスト、カメラベースの交通標識認識、Audiプリセンスフロントセーフティシステムが含まれています。 24個のセンサーを駆使して、4つの360度カメラを合わせて総合的に管理するシステムと進化しているようです。
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新型アウディA6のパワートレイン
マイルドハイブリッド技術が、新型A6の全てのモデルで採用されているとの事。
現在日本にて導入されているエンジンは、1800㏄と2000㏄となっています。このダウンサイジングエンジンは、踏襲され、改良されて搭載されるでしょう。
勿論FFだけでなくクワトロ(4WD)の設定も発売当初からラインアップされるでしょう。
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まとめ
筆者は、本当はヨーロッパ等で展開されているディーゼルエンジンモデルや3000㏄モデルの展開を日本でも行ってくれないかなと期待しています。
2018年終わり頃には、新型アウディA6の販売アナウンスが行われるのではないでしょうか?販売価格の予想は、650万円から950万円くらいまでのグレードラインアップになるのではないでしょうか?
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