次々とフォルクスワーゲンGTiから新モデルが投入されている気が致します。今回は、その名もネクストレベルということです。今までに無いパワーをも携えての登場との事。このGTI Next Level Conceptを追いかけます。
フォルクスワーゲン ゴルフGTiの遍歴
ゴルフⅡ 参考画像
via www.goo-net.com
1974年から本国ドイツで初代のGTiが販売開始されています。日本への導入は初代ではなく(排ガス規制等の関係もあって)、日本ではエクステリア等をGTiにしたGTDの販売となったよう。
2代目GTiは、1983年からスタートしております。日本へは翌年の導入開始。この際も日本の適合基準に合わせるために灯火類を敢えて点灯させなかったりと本国との違いによる違和感が残ってしまうモデル。このモデルで、GTi16Vモデル等も販売され、ホットバージョンが進化し始めたときでも有りますね。
1991年には、GTiの登場のほか、VR6というさらに上位となるスポーモデルバージョンも販売され、3代目においてもキビキビという印象を受け継いでもいます。ただ、この時代の傾向でモアパワー・モア排気量という印象もあります。
4代目GTiは、1997年から始動。今まで5ナンバーサイズのボディに高性能エンジンという印象があったゴルフモデルが、3ナンバーになった世代でも有ります。
2003年から5代目のGTiが販売開始。やはりボディ幅が拡大していき、エンジンがダウンサイジング傾向になっていたモデル。当初は、2000ccであったものが1400ccへと移行。
6代目は、ダウンサイジング及び環境配慮を前提視した形で2008年から登場しました。1200cc・1400ccのターボにスーパーチャージャーといった時代の流れに乗ったエンジンスペック。GTiもこのダウンサイジングに併せてホットハッチ化されていますね。
2012年から7代目がスタート。ダウンサイジングのエンジンと2000㏄クラスまでのエンジンとパワートレインのラインアップが、豊富になってもいます。2000㏄ターボ230psのGTiが現行型モデル。
ゴルフは、40年間以上もの間、ユーザーに親しまれているモデルであります。ゴルフでは、初代はゴルフⅠといわれ、現行型はゴルフⅦという呼び名ともなっています。
このゴルフGTiが、現在いろいろなバージョンがラインアップされてきており、さらにはネクストバージョンまでも発表されました。このネクストバージョンを追いかけてみます。
ゴルフⅦ 参考画像
フォルクスワーゲン GTI TCR Concept
フォルクスワーゲンゴルフGTi TCRコンセプトは、国際TCRレースシリーズにて2度優勝したモデルの公道バージョンとして登場しているのがポイント。
290psというパワーを携えて、新たなエクステリアやインテリアで登場するとのことです。こちらもハイパワーなモデルですよね。
最強のVW GTiレース仕様が、公道モデル290psにて発動しそうです。デザイン・スペックを追及 – chibica (チビカ)
ゴルフGTiからレース専用モデルをデチューンしたTCRモデルが登場しそうです。既に販売されているGTiやゴルフRと比較したり、TCRのデザインやスペックを追いかけてみます。
フォルクスワーゲン ゴルフRについて
2014年から販売が開始されたモデル。ゴルフをベースに開発した、シリーズ最強のパワートレインと4MOTION(四輪駆動システム)を搭載した高性能モデルとなっています。
6速マニュアルと7速デュアルクラッチオートマのモデルがあり、310psという高出力なモデル。最高出力と4WDという組み合わせでGTiよりも高性能バージョンとしてラインアップ。
新型フォルクスワーゲンGolf GTI Next Level Conceptのエクステリア
ゴルフTCRコンセプトを開発したチームの中で、若い世代がデザイン・開発したモデル、これが GTI Next Level Conceptということです。
フロントリップスポイラーだけ見てもかなり低重心で低フォルムであることが伺えますね。GTiのレッドラインは、踏襲されています。
斬新なサイドデザイン。若い世代の方のイメージが反映されてもいるのでないでしょうか?サイドから見ても非常に低フォルムであることが伺えます。
フロントのホワイト基調から一転ブラック仕様のリアは、非常に引き締まった印象をも与えますね。まるでレースカーのようなカラーグラデーションと変貌。
レッドキャリーパーに刻印されたネクストレベルという文字が、開発チームの想いが込められている部分ではないでしょうか?
ホイール外径も20から21インチクラスになっているような・・・、タイヤもかなりの扁平となっておりますね。
新型フォルクスワーゲンGolf GTI Next Level Conceptの内装
グレーとブラックに赤のステッチといったエクステリアに合わせた印象の内装は、シート1つとっても巷のレース会場へ飛び込んでいけそうな仕様。
インパネ周りから、エアコンダクトまで赤ステッチ仕様となっており、内装でも相当のこだわりが見られますね
新型フォルクスワーゲンGolf GTI Next Level Conceptのパワートレイン
2000cc最高峰の最高出力410psを発生との事。本当にネクストレベルといった印象。7速デュアルクラッチオートマもこのパワーに耐えられるよう改良されているとの事。
ベースエンジンから作り込み、410psは非常に大変な作業と筆者は感嘆しました。
まとめ
ゴルフシリーズの中でもGTiは、ホットハッチバージョンとして君臨しています。これは、初代から続く永遠のテーマでもあると思います。このGTiが、7代目を向かえてさらに熱いバージョンを次々と登場させようともしていますね。
将来のゴルフGTiの変貌やバージョンアップが、ますます楽しみになってしまいます!!!
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