最近の軽ハイトワゴンには、ミニバンに負けないくらい迫力のあるデザインを与えられているものもありますが、まなじり吊り上げたようなヘッドライトのクルマばかりです。もう少し「抜け感」のあるクルマがあってもいいのでは…と常々思っていましたが、ホンダの2代目N-WGNがちょうどそれに当てはまるクルマになっていました。
どんなクルマ?
via www.honda.co.jp
現行のホンダN-WGNは、2019年8月に発表されました。
軽自動車の「新しいベーシック」を目指し、居住性、安全性、燃費性能、デザイン、走りの全てを高いレベルで備えたクルマとして開発されました。
以前のモデルも完成度は高かったのですが、それでもまだ随所に「ライフ」の面影がありました。しかし現行モデルはエクステリアもインテリアも刷新され、全く新しいものになっています。
先進安全装備である「Honda SENSING」は標準装備となり、後方誤発進抑制機能やオートハイビーム、渋滞追従機能付きACC等が全てのモデルに搭載されます。
2019年9月にパーキングブレーキの不具合が見つかり、一時生産停止となっていますが、12月には生産が再開される見込みです。
スペック
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(Lターボホンダセンシング)
全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,675mm
ホイールベース:2,520mm
最小回転半径:4.5m
車両重量:860kg(4WD:920kg)
エンジン:S07B型 直列3気筒DOHCターボ
総排気量:658cc
出力:64ps/6,000rpm 10.6kg-m/2,600rpm
燃料タンク容量:27L
トランスミッション:CVT
駆動形式:FF/4WD
サスペンション:前マクファーソン式、後車軸式
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ドラム
タイヤサイズ:155/65R14
N-WGNにはターボとNAの設定がありますが、出だしの加速ではやはりターボに軍配が上がります。それ以降はNAでも特にパワー不足を感じることはありませんが、フル乗車した際や高速道路を走る事を考えると、やはりターボはあった方が良いでしょう。 気になるのは燃料タンクの容量で、27Lしかありません。最近の軽自動車は軽量化のためにガソリンタンクの容量が減らされています。長距離走行時は燃費が伸びるのであまり気になりませんが、エアコンを多用する時期、市街地走行メインで燃費が落ちてくると、給油の頻度が増えて煩わしく感じてしまいます。
全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,675mm
ホイールベース:2,520mm
最小回転半径:4.5m
車両重量:860kg(4WD:920kg)
エンジン:S07B型 直列3気筒DOHCターボ
総排気量:658cc
出力:64ps/6,000rpm 10.6kg-m/2,600rpm
燃料タンク容量:27L
トランスミッション:CVT
駆動形式:FF/4WD
サスペンション:前マクファーソン式、後車軸式
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク、後ドラム
タイヤサイズ:155/65R14
N-WGNにはターボとNAの設定がありますが、出だしの加速ではやはりターボに軍配が上がります。それ以降はNAでも特にパワー不足を感じることはありませんが、フル乗車した際や高速道路を走る事を考えると、やはりターボはあった方が良いでしょう。 気になるのは燃料タンクの容量で、27Lしかありません。最近の軽自動車は軽量化のためにガソリンタンクの容量が減らされています。長距離走行時は燃費が伸びるのであまり気になりませんが、エアコンを多用する時期、市街地走行メインで燃費が落ちてくると、給油の頻度が増えて煩わしく感じてしまいます。
エクステリア
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先代N-WGNとはうって変わって、レトロな雰囲気のエクステリアが与えられています。
丸いヘッドライトの上に配されたウインカーや、リア回りのデザインはかつてのライフステップバンを彷彿とさせるものです。
横から見るとドアの面積がかなり大きく確保されていることに気づきます。このおかげで乗り降りはとても楽になっていますが、間延びしたデザインになっていないのはさすがです。
最近の軽ハイトワゴンはアルファードやヴェルファイアを小さくしたようなものばっかりだったので、このN-WGNのようなレトロなデザインを見ると何だかホッとしますね。
N-WGNカスタムは異なるエクステリアが与えられていますが、こちらは光りモノを配しつつもやりすぎ感はなく、落ち着いた近未来的なイメージのデザインになっています。
インテリア
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インテリアはアイボリーとブラウンの組み合わせで、とても落ち着いた印象があります。もうかつてのライフのような印象はありません。
インパネの造形は派手過ぎず、小物入れが多く用意され、とても使いやすいものになっています。スマホを置くためのトレーや充電・接続のためのUSB端子が用意されており、イマドキの軽自動車といった感じです。
また、リアシートの足元には傘を置いておけるトレーが用意されています
が、洗えるよう取り外し式になっているのがうれしいポイントですね。
それから荷室も改良されています。センタータンクレイアウトのメリットを最大限活用し、荷室の底が先代よりも180mm深められており、2段収納を実現しています。
またテールゲートの下端の高さも先代より低い490mmとし、荷物の積み下ろしがより楽になっています。
またテールゲートの下端の高さも先代より低い490mmとし、荷物の積み下ろしがより楽になっています。
まとめ
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2代目となる現行N-WGNは、日常の使い勝手を第一に考えたハイトワゴンでした。デザインも性能も尖りすぎている所がなく、どのようなシチュエーションでも違和感なく使えるのが魅力です。
また、全車にホンダセンシングが標準装備となっている点も大きい魅力です。もはや軽自動車は普通車の格下の存在ではなく、クルマを選ぶ上での一つのジャンルとして成立している事を認識させられます。
N-WGNカスタムもクールな印象でいいですが、素のN-WGNにレトロなアルミホイールを履かせ、のんびりと走るのが楽しそうです。
タイムレスな魅力を持ったN-WGNは、日常使いにとても便利なクルマです。
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