ほぼ軽自動車サイズのコンパクトな電気自動車!三菱の「i-MiEV」のメリットを紹介します!

国産の電気自動車といえば日産「リーフ」がよく知られていますが、三菱にも「i-MiEV」という電気自動車のモデルが存在し、特に街乗り使用にはもってこいのモデルです。今回は「i-MiEV」の概要・メリットを紹介します。

「i-MiEV」の概要

エクステリア | i-MiEV | コンパクトカー | カーラインアップ | MITSUBISHI MOTORS JAPAN (64730)

「i-MiEV」は、三菱が2009年7月下旬から法人を中心に販売開始された電気自動車です。(個人向けは2010年4月から)当初は軽自動車の電気自動車として販売されていましたが、2018年4月の一部改良で全長が85mm拡大され、登録車(小型自動車 / コンパクトカー)扱いになりました。
「i-MiEV」がコンパクトカーとなった背景には、道路運送車両の保安基準の改正によって強化された、歩行者頭部および脚部保護基準への適合があります。対歩行者安全性強化のために、フロントバンパーの形状を変更する必要があり、その形状がどうしても軽自動車規格に収まりきらなかったため、小型自動車として新たなスタートをきることになったのです。

「i-MiEV」のメリット

エクステリア | i-MiEV | コンパクトカー | カーラインアップ | MITSUBISHI MOTORS JAPAN (64747)

電気自動車特有の走行性能

このクルマの最大の魅力は電気自動車としての走行性能です。ガソリン車とは違い、エンジンを搭載せずにモーターのみで走行するので、発進直後から最大トルクを発揮し、力強く加速してくれます。またレスポンスが良く変速ショックもないため、静粛性も優れているのです。数値としては、最高出力が47kW(64PS)・最大トルクが160N・m(16.3kgf・m)となっており、申し分ない走行性能は発揮します。

小回りの利くコンパクトなサイズ

「i-MiEV」のボディーサイズは、全長3,480mm・全幅1,475mm・全高1,610mmになっています。全長以外は軽自動車サイズに収まっているので、狭い道や駐車場での取り回しの良さは抜群です。最小回転半径は4.5mと、その数値も軽自動車と同等になっています。
同じ国産電気自動車の日産「リーフ」は、全長4,480mm・全幅1,790mm・全高1,540mmと、全高以外「i-MiEV」と比べてかなり大きい3ナンバーサイズになっているので、このコンパクトサイズで電気自動車としての走行を体験できるのは魅力的です。

街乗りには十分な航続可能距離

「i-MiEV」は、ガソリンを一切使用しない100%電気自動車のため、航続可能距離が存在します。満充電での航続可能距離は、JC08モードで164kmとなっていますが、エアコンを使用するなど実際の使用環境から加味すると、約100kmくらいが実走行可能距離になると思われます。
そのため遠出のドライブには向かないクルマになっていますが、街乗りには十分過ぎる航続可能距離になっています。街乗りでは一日に約40km~60kmくらいでの走行をされる方が多いと思うので、電欠をあまり気にすることはないと思われるからです。

「i-MiEV」の価格

「i-MiEV」の価格は、2,948,400円~(X)となっており、グレードはこの(X)グレード一択になっています。
他の軽自動車やコンパクトカーに比べると、価格は高めになっていますが、取得税・重量税が免税され、電気自動車が300万円を切る価格から購入できると考えると、妥当な価格だと思われます。また国産のコンパクトな電気自動車はこの「i-MiEV」一択になっているので、日産「リーフ」は大きすぎるという方にも魅力の一台です。

まとめ

今回は三菱のコンパクトな電気自動車である「i-MiEV」の概要・メリットを紹介してきました。
日産「リーフ」が国内では主流になっているので、「i-MiEV」はあまり目立たない存在ではありますが、街乗りメインの使用者にターゲットを絞った電気自動車として実用性のあるクルマになっています。
現状では充電インフラを考えると、電気自動車での遠出はまだ不安という声があるので、街乗りに特化した「i-MiEV」は、電欠を気にせず電気自動車を楽しめる賢い選択かもしれません。気になられた方は是非一度試乗してみてはいかがでしょうか?
]]>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です