誕生40周年を迎えるアルトの歩みを見てみよう

6月13日に「40周年記念特別仕様車 Lリミテッド」が発売されたスズキの軽自動車アルトですが、初代が発売されてから常に進化しており、その歴史は日本独自の軽自動車の歩みともいえます。まずは初代から順にご紹介しましょう。

1979年5月初代アルト発売(1979年 – 1984年)

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経済性と実用性を徹底的に追及したボンネットスタイルと全国統一価格47万円をセールスポイントとして一世を風靡したモデルとなりました。また、「軽ボンネットバン」と呼ばれる「節税型軽乗用車」ジャンルを創成し、その後の軽自動車市場に大きな影響を与えます。

1984年9月2代目アルト発売(1984年 – 1988年)

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全車4ストロークエンジンを搭載し、一部車種に日本初の回転ドライバーズシート採用1984年12月には「スノーライナー」シリーズという四輪駆動が追加されています。また、1985年6月には国内販売累計100万台を達成し、1987年2月には軽自動車初のツインカムターボエンジンを搭載した初代アルトワークスが発売されています。

1988年9月3代目アルト発売(1988年 – 1994年)

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ホイールベースを伸ばし当時の軽自動車の中で一番長くするとともに、国産車初の両側スライドドアを持つ「スライドスリム」を回転ドライバーズシートと併せて新たに加えました。2代目となったワークスは、独立車種として標準モデルのアルトとは異なるデザインになり、丸形2灯のヘッドランプにエアロパーツで武装した外観を持たせました。また、1989年7月には国内販売累計200万台達成、1994年8月には国内販売累計300万台を達成しました。

1994年11月4代目 アルト(1994年 – 1998年)

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同時に3代目アルトワークスも発売。最高出力が64ps/6,000rpm、最大トルクが10.0kgm/4,000rpmとなる。ワークスと3ドアと5ドアの標準モデルからなり、使いやすさを追求し、多くの女性からの支持を得ました。

1998年10月5代目 アルト(1998年 – 2004年)

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軽自動車規格改正と共にフルモデルチェンジされ、居住性能と安全性能を向上。リーンバーンエンジン搭載車を設定し、10・15モード測定値で29km/Lの低燃費を実現しました。また、スポーツ仕様の4代目アルトワークスは、エンジンに可変バルブ機構・ドライブ・バイ・ワイヤを採用し軽自動車としては究極ともいえる高性能化を図っています。そして、2003年3月には国内販売累計400万台達成しています。

2004年9月6代目アルト発売(2004年 – 2009年)

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長年ラインナップされていた3ドア車や2シーター、エアコン・パワステ無しの仕様が廃止されています。室内高は5代目に比べ30mm高くなるなど居住性能や機能性を追求し、経済性もより向上させています。また、2009年5月アルト誕生30年記念車を発売しました。

2009年12月7代目 アルト発売(2009年 – 2014年)

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VVTとCVTが再搭載され、インテークマニホールドの形状変更により給気効率を高めるなど燃費性能も向上させています。また、2011年12月には低燃費仕様の派生モデル「アルトエコ」が発売され、停車前アイドリングストップシステムを搭載、空気抵抗の軽減、そして軽量化するなどで、JC08モードで30.2 km/Lを達成しました。

2014年12月8代目 アルト発売

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「原点回帰」という考えのもと、初代アルトの商品力が強く意識され、650kgという軽い車重により市販車トップのJC08モード燃費37.0km/Lを達成し、デザインも初代を思わせるシンプルな形状になっています。また、2015年3月にアルトターボRS、2015年12月には5代目アルトワークスが発売され、2016年12月に国内累計販売台数500万台を達成しました。
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まとめ

現行モデルもすでに5年目に突入し、そろそろ9代目の情報も出始めています。低燃費を追求したアルトですが、これ以上の燃費向上にはハイブリッドの導入が不可欠ですが、軽自動車のもう一つの使命である低価格には逆行してしまいます。スズキ独自のマイルドハイブリッド技術が採用されるのか、新型デイズや新型タントが採用する高度な安全装備とともに、スズキの次の一手が気になります。
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