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SUBARU フォレスターの7グレードと価格|EXとS:HEVの見分け方

フォレスターのグレード一覧に並ぶ7グレードを、価格・パワーユニット・WLTCモードの公表値のまま整理します。全グレードAWDのため、迷うのは「ガソリンかe-BOXERか」と「EXが付くかどうか」の2点です。

SUBARU フォレスターの7グレードと価格|EXとS:HEVの見分け方 - チビカのニュースカード

フォレスターのグレード一覧には、価格が付いたグレードが7つ並んでいます。名前はTouring、Touring EX、SPORT EX、SPORT EX Black Selection、X-BREAK S:HEV、X-BREAK S:HEV EX、Premium S:HEV EXの7つです。ページはこれを「ガソリン」と「e-BOXER(ストロングハイブリッド)」という2つの見出しに分け、前者に4グレード、後者に3グレードを置いています。

この記事は、その7つを公表されている値のまま並べ直したものです。価格はメーカー希望小売価格(消費税込み)、燃費はWLTCモードの公表値で、単位の換算も言い換えもしていません。読み進める前に知っておくと迷いにくいのは、このページに2WDと4WDの選び分けが出てこないことです。駆動方式は7グレードともAWDと記載されているため、他の車種でよく出てくる「2WDにするか4WDにするか」という分岐がここにはありません。そのぶん、決める材料はパワーユニットの区分と、グレード名の末尾に付く「EX」の2つに絞られます。

価格が付いているグレードは7つ、駆動はすべてAWD

まず、グレード一覧に出ている7グレードをそのまま表にします。並びはページの区分にそろえ、価格とWLTCモードの数値はページの表記のままです。

グレード メーカー希望小売価格(消費税込み) ページ上の区分 駆動方式 WLTCモード燃料消費率
Touring 3,850,000円 ガソリン AWD 13.6km/L
Touring EX 3,993,000円 ガソリン AWD 13.6km/L
SPORT EX 4,191,000円 ガソリン AWD 13.6[13.5]km/L
SPORT EX Black Selection 4,301,000円 ガソリン AWD 13.6km/L
X-BREAK S:HEV 4,378,000円 e-BOXER(ストロングハイブリッド) AWD 19.1km/L
X-BREAK S:HEV EX 4,521,000円 e-BOXER(ストロングハイブリッド) AWD 19.1km/L
Premium S:HEV EX 4,642,000円 e-BOXER(ストロングハイブリッド) AWD 18.5km/L

乗車定員は、このグレード一覧のページには出てきません。7グレードとも同じなのか、グレードによって違うのかを、このページから読み取ることはできない状態です。当サイトでは確認できていない項目を他の資料の値で埋めないため、定員の数字はここに書いていません。確かめたい場合は、同じ車種ページから配布されている諸元表を開いてください。

価格の幅としては、いちばん低い額が示されているのがTouringの3,850,000円、いちばん高い額が示されているのがPremium S:HEV EXの4,642,000円です。7グレードはこの2つのあいだに収まっており、途中に大きく飛ぶところはありません。

価格の並びは、ガソリン4つのあとにe-BOXER3つが続く

フォレスターの7グレードについて、メーカー希望小売価格を安い順に横棒で並べた図
7グレードの価格を安い順に並べたもの。 棒の長さは0円を起点にした比率です。金額はメーカー希望小売価格(消費税込み)で、グレード一覧の表記のまま載せています。出典:SUBARU「フォレスター グレード一覧」。確認日2026-09-30。

安い順に並べ直すと、ガソリンの4グレードが先に来て、そのあとにe-BOXERの3グレードが続きます。区分をまたいで価格が入り混じることはなく、ガソリンでいちばん高いSPORT EX Black Selectionの額と、e-BOXERでいちばん低いX-BREAK S:HEVの額が隣り合う形です。

この並びは、価格を先に決めてから候補を絞る場合に効いてきます。予算の上限が4,301,000円までであればガソリンの範囲だけを見ることになり、4,378,000円以上まで見られるならe-BOXERも候補に入る、という切り分けができるからです。逆に言えば、パワーユニットを先に決めてしまうと、価格で迷う範囲はそれぞれ4グレードぶんと3グレードぶんに狭まります。

グレード名の「EX」は、アイサイトX搭載モデルという意味で使われている

7グレードのうち5つに「EX」が付いています。何が違うのかは、グレード一覧に添えられている一文から読み取れます。公式ページの説明文をそのまま引くと、次のようになっています。

グレード グレード一覧に添えられている説明
Touring 2つのインテリアを選べるターボエンジンモデル
Touring EX 2つのインテリアを選べるアイサイトX搭載のターボエンジンモデル
SPORT EX アイサイトX搭載のターボエンジンモデル
SPORT EX Black Selection ダークトーンのアクセントで精悍に仕立てたアイサイトX搭載のターボエンジンモデル
X-BREAK S:HEV SUVらしさが際立つアクティブなストロングハイブリッドモデル
X-BREAK S:HEV EX アイサイトX搭載のアクティブなストロングハイブリッドモデル
Premium S:HEV EX アイサイトX搭載の上質なストロングハイブリッドモデル

説明文の中で「アイサイトX搭載」と書かれているのは、EXが付く5グレードです。EXが付かないTouringとX-BREAK S:HEVには、この語がありません。つまりEXという2文字は、運転支援の装備の水準を示す目印として使われていると読めます。

ここから分かるのは、同じ区分の中で価格が上がる理由が1つではないということです。TouringとTouring EXのあいだにあるのは説明文のうえではアイサイトXの有無だけで、インテリアの選べる数は同じと書かれています。一方でSPORT EXとSPORT EX Black SelectionはどちらもアイサイトX搭載で、違いとして書かれているのは仕立ての表現です。名前に付く文字を見るだけで、価格差がどの方向の違いによるものかを大まかに切り分けられます。

ただし、説明文はここに引いた一文だけです。アイサイトXで具体的にどの機能が使えるようになるのか、インテリアの2つが何と何なのかまでは、この一覧には書かれていません。装備を1項目ずつ比べたい場合は、同じ車種ページにあるグレード比較の画面を使います。この画面は7つのグレードから2つを選んで並べる作りになっていて、3つ以上を同時に並べることはできません。

ガソリンとe-BOXERでは、公表されている燃費の水準が違う

フォレスターのガソリン4グレードとe-BOXERの3グレードについて、グレード数、価格、WLTCモードの公表値、アイサイトXの記載を左右に並べて比べた図
ページ上の2つの区分を左右に並べたもの。 区分の分け方は公式ページの見出しにそろえています。グレード名・価格・燃費の表記も公式ページのままです。出典:SUBARU「フォレスター グレード一覧」。確認日2026-09-30。

WLTCモードとして公表されている値は、ガソリンの4グレードが13.6km/L、e-BOXERがX-BREAK S:HEVとX-BREAK S:HEV EXで19.1km/L、Premium S:HEV EXで18.5km/Lです。ガソリンの側は4グレードすべてで同じ値が示されており、EXが付くかどうかでは公表値が変わっていません。

e-BOXERの側では、X-BREAKの2グレードとPremiumで値が分かれています。同じパワーユニットの区分の中でも公表値がそろわないため、燃費を条件に入れるなら「e-BOXERだから何km/L」とまとめず、グレードごとに数字を控えておくほうが確実です。数値を記録するときは、測定モードの名前も一緒に残してください。「19.1km/L」ではなく「WLTCモード 19.1km/L」と書いておくと、別の条件で測った数字と混ざりません。燃料代の見積もりに使う場合は、公表値をそのまま当てはめるのではなく、自分が走る距離と燃料価格を置いて計算します。測定モードの読み方はガソリン代でも扱っています。

燃費の数値には2つの注記が付いている

グレード一覧の燃費には、読み飛ばすと数字の意味を取り違える注記が2つ付いています。1つは全体にかかるもので、「燃料消費率はインテリジェントモード時の数値です。」と書かれています。走行モードを切り替えられる車種で、公表値がどのモードのものかを示した注記です。

もう1つはSPORT EXにだけ付いているもので、ページ上の表記は「WLTCモード:13.6[13.5]km/L」となっており、注記に「[ ]内は大型サンルーフ装着車の数値です。」と書かれています。角括弧の中の数字は、同じグレードでも装備の選び方によって公表値が変わることを示したものです。したがってSPORT EXの燃費を1つの数字として扱うことはできません。装着する装備が決まるまでは、2つの値の両方を候補として持っておくことになります。

大型サンルーフは、燃費以外の数値にも関わります。後述する荷室の高さにも同じ装備の注記が付いており、付けるかどうかで示されている値が変わります。装備を1つ足す判断が、複数の公表値に同時に効いてくる形です。

寸法と荷室の値は、諸元・スペックのページにある

グレード一覧には寸法が載っていません。ボディサイズと荷室の寸法は、同じ車種ページの諸元・スペックの画面に出ています。そこに示されている値は次のとおりです。

項目 諸元・スペックのページに示されている値
全長 4655mm
全幅 1830mm
全高 1730mm
最低地上高 220mm
荷室高 887mm(注記あり)
荷室開口部最大幅 1250mm
荷室フロア長 928mm
荷室フロア幅(ホイールハウス側) 1100mm

荷室高に付いている注記は「大型サンルーフ装着車は822mmとなります。」です。荷室の高さは、自転車やボードのように立てて積むものを載せられるかどうかに直接効いてくる値なので、装備の選び方で変わることを先に知っておくと、寸法を測り直す手間が減ります。積みたい物のサイズから車種を絞る場合の考え方はアウトドア向けの車でも扱っています。

このページに並んでいるのは、ここに挙げた寸法までです。車両重量、エンジンの型式や総排気量、変速機の種類、乗車定員は画面には出ておらず、同じページから配布されているPDFに移ります。用意されているのは主要装備表PDF(669KB)、諸元表PDF(645KB)、環境仕様書PDF(675KB)の3つです。グレードごとに値が分かれる項目は、この諸元表の側で確かめる形になります。諸元表の読み方そのものは新車の諸元表の見方にまとめています。

価格表に含まれていない費用がある

グレード一覧の価格には、注記として「オプションは含まれておりません」と書かれています。あわせて「リサイクル料金、税金(消費税を除く)、保険料、登録等に伴う諸費用等は別途必要」とも記載されています。

つまり、表に並んでいる7つの金額は支払う総額ではありません。大型サンルーフのようなオプションを選べばその分が加わり、登録に伴う費用も別に発生します。実際に支払う額が決まるのは、販売会社の見積書を取ったあとです。メーカー希望小売価格が何を指しているのかはメーカー希望小売価格とはで整理しています。

この記事で並べているのは、あくまで各グレードの出発点となる金額です。グレードを比べる目的には使えますが、家計の負担を見積もる目的にはそのまま使えません。2つは別の作業として分けて進めてください。

7つを2つに絞る順番

7グレードを名前の並びのまま眺めると多く見えますが、決める順番を固定すると候補はすぐ減ります。駆動方式で分岐しない車種なので、最初に見る軸は駆動ではありません。

1つ目の軸はパワーユニットの区分です。ガソリンかe-BOXERかを決めた時点で、候補は4グレードか3グレードになります。2つ目の軸はEXの有無で、アイサイトX搭載と説明されているものに限るかどうかを決めると、ガソリンなら3つ、e-BOXERなら2つに絞られます。3つ目の軸が仕立ての違いで、SPORT系かX-BREAKかPremiumかといった方向を選ぶ段階です。ここまでで、たいていは1つか2つに定まります。

この順番で進めると、装備の細かい違いを見るのは最後になります。逆に装備の一覧から入ると、グレード比較の画面が2つずつしか並べられないため、組み合わせを何度も切り替えることになって決まりません。手元に残すのは、絞り込んだグレード名と、そのグレードの価格、そして公表されている燃費の値の3点で足ります。

買い替えで検討している場合は、この作業といま乗っている車の価値を分けて進めるほうが混ざりません。車両側の候補を先に固め、そのあとで手放す車の査定を受けると、2つの金額を別々に見られます。査定で見られる項目は車の査定で扱っています。

公式ページで確認できること

価格と燃費以外の内容は、車種ページの中で項目ごとに分かれています。アイサイト・安全、走行性能、室内空間装備、デザイン、アクセサリーといった項目が立てられており、それぞれに公式の説明が置かれています。

SUBARUの公式車種ページ「フォレスター」の冒頭
公式車種ページの引用キャプチャ。 この記事がグレード名と価格の一次情報にしているSUBARUの車種ページの冒頭を引用しています。掲載内容は変更されることがあります。最新の内容はリンク先を確認してください。 確認日:2026-08-24。 出典:SUBARU「フォレスター」

見積りの機能や試乗の予約も同じ車種ページから辿れます。数字を控えるときは、どの画面のどこから取った値なのかも一緒に残しておくと、価格が改定されたあとで見直すときに手間が減ります。SUBARUの発表を続けて追う場合はSUBARUから辿れます。

この記事で分かること・分からないこと

知りたいこと この記事で分かるか 確かめる先
7グレードそれぞれの価格 分かります SUBARU「フォレスター グレード一覧」
WLTCモードの公表値 分かります 同じグレード一覧のページ
駆動方式 分かります(7グレードともAWD) 同じグレード一覧のページ
乗車定員 分かりません 諸元表PDF
車両重量・エンジンの型式 分かりません 諸元表PDF
グレードごとの装備の一覧 分かりません 主要装備表PDF/グレード比較
実際に支払う総額 分かりません 販売会社の見積書

分かるのは、7グレードの名前と価格、ページ上の区分、駆動方式、WLTCモードの公表値、そしてグレード一覧に添えられている説明文までです。あわせて、燃費に付いている2つの注記と、価格に含まれていない費用の範囲も確認できます。

分からないのは、乗車定員、車両重量、エンジンや変速機の仕様、グレードごとの装備の一覧、ボディカラーの設定、オプションの価格、そして納期です。いずれもグレード一覧と諸元・スペックの画面には出ていないため、当サイトでは数値を出していません。価格は改定されることがあります。この記事の値は2026年9月30日に確認したもので、当サイトでは車種台帳の価格を毎月見直しています。現在の価格帯はフォレスターの車種ページからも辿れます。

出典

この記事は、SUBARUの「フォレスター グレード一覧」「フォレスター 諸元・スペック」「フォレスター グレード比較」(いずれも確認日 2026年9月30日)と、公式車種ページ「フォレスター」(確認日 2026年8月24日)を一次情報にしています。グレード名、価格、区分の見出し、駆動方式の表記、WLTCモードの数値、燃費と荷室高に付いている注記、寸法、PDFの名称とファイルサイズ、価格に含まれない費用の記載は、いずれも公式ページの記載のままで、単位の換算や言い換えはしていません。安い順への並べ替えと、絞り込みを3つの軸に分けた整理は当サイトによるもので、公式の区分ではありません。