自動車業界・企業

スズキ インドのハンサルプールD工場で生産開始、e ビターラを生産

スズキがインド子会社マルチ・スズキ・インディアのハンサルプールD工場で生産を開始しました。生産能力と稼働時期、今後の増強計画を公式発表の範囲で整理します。

スズキ インドのハンサルプールD工場で生産開始、e ビターラを生産 - チビカのニュースカード

この記事は、スズキ株式会社が 2026/07/30に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。

出典:スズキ、インド・ハンサルプールD工場で生産開始(確認日 2026/08/21)

スズキは2026年7月30日、インドの四輪子会社であるマルチ・スズキ・インディア社が、グジャラート州ハンサルプール工場の四番目の工場となるD工場で生産を開始したと発表しました。稼働開始日は同じ2026年7月30日です。

何が始まったか

D工場の生産能力は年25万台と記載されています。この工場で生産するのは、バッテリーEVの「e ビターラ」です。発表で生産車種として名前が挙がっているのは、この車種です。

ハンサルプール工場は、2017年2月にA工場での生産を開始した拠点です。その後も順次能力増強が行われ、今回D工場が稼働したことで、拠点全体の生産能力は年100万台になりました。発表には、単一拠点の生産能力が年100万台に達するのはスズキとして初めてであると記載されています。

インド国内の生産体制

発表では、インドでの拠点の内訳も示されています。ハリヤナ州にグルガオン工場、マネサール工場、カルコダ工場があり、グジャラート州にハンサルプール工場がある、という構成です。

今回のD工場の稼働開始により、インド国内の生産能力は年290万台になったと記載されています。ハンサルプール工場の各工場は、いずれも年25万台の生産能力として概要表に並んでおり、稼働開始の時期はA工場が2017年2月、B工場が2019年1月、C工場が2021年4月、D工場が2026年7月です。

これから予定されていること

グジャラート州で2拠点目となるサナンドの新工場については、2024年1月に同州政府と基本合意したことが記されています。ここでは2029年までに、年25万台の生産能力となる第一ラインの稼働開始を目指すとされています。

さらに、スズキはインドでの生産能力増強を進め、2030年代の年間400万台体制の確立を目指すと記載されています。これは目標として示されたもので、達成が確定した数値ではありません。

この発表で分からないこと

分からないのは、D工場の投資額、雇用の規模、e ビターラの日本での販売予定、そして「e ビターラ」の価格や仕様です。今回の発表は生産拠点についてのもので、車両そのものの情報は含まれていません。

各工場がどの車種を担当するかの対応も、概要表の体裁からは一意に読み取れませんでした。当サイトは読み取りに確信が持てない項目を推測で埋めないため、本文に明記されているD工場の生産車種以外は記載しません。

日本の読者にとっての位置づけ

この発表はインドでの生産体制に関するものです。日本国内で販売される車種の価格や納期に、この発表から直接つながる記載はありません。日本での取り扱いについて書かれていないものを、当サイトが推測で補うことはしません。

スズキの発表を続けて追う場合はスズキ、提携や生産体制など車種以外の企業発表は自動車業界・企業にまとめています。電気自動車の車種情報はEVから辿れます。

出典

この記事は、スズキが2026年7月30日に公表した「スズキ、インド・ハンサルプールD工場で生産開始」を一次情報にしています。生産能力、稼働時期、目標の表記は発表のままです。