この記事は、トヨタ自動車株式会社が 2026/09/24に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。
出典:LEXUS、「GX」を一部改良(確認日 2026/09/26)
LEXUSは2026年9月24日、GXを一部改良し、同日から全国のレクサス店を通じて発売しました。発表で挙げられている変更は3つです。AVSとEPSの制御改良、タイヤサイズの拡大、そしてセカンドシートのシートベンチレーション機能の標準搭載です。あわせて示されている価格は、GX550の2グレードで12,400,000円と13,150,000円(いずれも10%消費税込み)です。
この記事は、LEXUSが公表した発表本文に書かれていることだけを整理したものです。発表に無い項目は他の年式や兄弟車の値で埋めず、書かれていないことをそのまま書きます。価格も発表の表記のまま載せ、当サイトで足し引きした数字は出しません。当サイトはこの車に試乗していないため、乗り味や静かさといった走りの印象も書きません。
変更が挙がっているのは、走りの制御・タイヤ・快適装備
発表はまずGXという車の位置づけから書き起こしています。2002年から北米を中心に販売を開始し、ボディオンフレーム構造のSUVとして高い走破性と上質なインテリアを両立させ、世界の約30の国と地域で販売してきた、という紹介です。つまり今回の発表は、新しい世代へ切り替える話ではなく、すでに売られている車に手を入れたという知らせになります。車名はそのまま続きます。
改良の意図についても、発表は言葉を選んでいます。LEXUSならではのすっきりと奥深い走りの味である「Lexus Driving Signature」をさらに高い次元へ進化させるため、全てのモデルにおいて継続的な基本性能の向上と徹底的な造り込みに取り組んでいる。そのうえでGXについては、今回の一部改良で“OVERTRAIL+“の乗り心地とステアリングフィールの質感向上に取り組んだ、と書かれています。走りに関する部分は、グレード名を挙げて説明されているという点が、この発表を読むときの手がかりになります。
一部改良は、車の世代を切り替えずに装備や仕様の一部を見直す区分です。当サイトでは、この区分の発表をマイナーチェンジ・一部改良にまとめています。同じ区分でも、外観が大きく変わるものから制御だけに手が入るものまで幅があり、今回は後者に近い内容です。
AVSとEPSは、どちらも「制御の改良」と書かれている
1つめは足まわりです。AVSの制御を改良することで、オフロードでの高い走破性はそのままに、オンロード走行における車体の揺れを低減した、と説明されています。AVSは発表の注記でAdaptive Variable Suspension systemとされています。
2つめはステアリングです。EPSの制御改良により、低速での軽快な取り回し性と、高速道路やワインディングにおけるライントレース性を向上させた、と書かれています。EPSは発表の注記で電動パワーステアリングとされています。ライントレース性という言葉は、狙った進路をどれだけ正確になぞれるかを指す言い方で、発表はこの言葉以上の説明をしていません。
ここで読み違えたくないのは、どちらも制御を改良したと書かれているのであって、部品そのものを別のものに替えたとは書かれていないという点です。サスペンションやステアリングのハードウェアが変わったかどうかは、この発表からは分かりません。また、揺れがどれだけ減ったのか、取り回しがどれだけ軽くなったのかという、程度を示す数値も示されていません。当サイトは発表に無い数値を書かないため、ここでも効果の大きさを数字で表すことはしません。
もう1つ押さえておきたいのは、この説明が“OVERTRAIL+“の乗り心地とステアリングフィールの質感向上として書かれていることです。文章の並びからは、走りに関する今回の手当てがこのグレードを軸に語られていると読めます。ただし、もう一方の”version L“に同じ制御が入るのかどうかを明示した記載はありません。グレードごとの装備差は、諸元表や装備表の側で確かめる領域です。表の読み方は新車のスペック表の見方で整理しています。
タイヤは265/65R18から265/70R18へ
3つめがタイヤです。発表は、タイヤサイズを265/65R18から265/70R18へと拡大したと書いています。表記のうち変わっているのは真ん中の数字だけで、発表はこの変更を「拡大」と表現し、タイヤ外径が大きくなることを前提に最低地上高を高めたと説明しています。その結果として、岩石路をはじめとする厳しい悪路での走破性が向上した、という書き方です。
見た目についても記載があります。タイヤ側面にブロックパターンを施すことで、風格ある力強いスタイリングを表現した、とされています。さらに、タイヤ構造とトレッドパターンを最適化することで、オンロードでの静粛性を両立している、と続きます。悪路寄りのタイヤに替えると舗装路での騒音が気になりやすい、という一般的な懸念に対して、発表の側から両立していると述べている形です。ただし、これも程度を示す数値は出ていません。
最低地上高については、高めたという事実だけが書かれていて、変更後の値も、変更前との差も示されていません。タイヤの銘柄や製造者、変更前後の外径や重量も同じく記載がありません。そして、このタイヤがどのグレードに付くのかを明示した文もありません。悪路での走破性に関わる部分なので気になるところですが、発表の文章から特定できない以上、当サイトでは断定しません。実際の装着サイズは、検討している個体の装備表と見積書で確かめてください。本格的なSUVをどう選ぶかという視点はSUVにまとめています。
快適装備は、セカンドシートのシートベンチレーション
装備の追加として挙げられているのは1つだけです。新たな快適装備として、セカンドシートのシートベンチレーション機能を全車に標準搭載した、と書かれています。前席ではなく2列目に付く点と、オプションではなく標準という言い方が、この一文の要点です。
「全車」という書き方には補足がありません。発表の価格表に並んでいるのはGX550の2グレードですから、そこに並んだ範囲を指していると読むのが素直ですが、発表自身が範囲を言い換えているわけではありません。当サイトは、書かれていない言い換えを足さずに、発表の語をそのまま示します。
価格はGX550の2グレード
発表に載っている価格は次のとおりです。エンジン、トランスミッション、駆動の表記も発表の表のままです。
| グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格(10%消費税込み) |
|---|---|---|---|---|
| GX550 “version L” | V35A-FTS 3.5L V型6気筒インタークーラー付きツインターボ | Direct Shift-10AT | AWD | 13,150,000円 |
| GX550 “OVERTRAIL+” | V35A-FTS 3.5L V型6気筒インタークーラー付きツインターボ | Direct Shift-10AT | AWD | 12,400,000円 |
2つのグレードは、エンジンもトランスミッションも駆動方式も同じ表記です。表に現れている違いはグレード名と価格だけで、装備の違いがどこにあるのかは、この表からは読み取れません。走りの説明で名前が挙がっているのが“OVERTRAIL+“のほうだけ、という点が手がかりになります。
2つの価格の開きを知りたいときは、表の2つの数字を見比べてください。当サイトは発表に無い数値を新しく作らないため、差額を計算した数字は書きません。また、この表の金額は車両本体ぶんの価格です。リサイクル料金や登録等に伴う費用、保険料をどう見込むかについて、この発表には記載がありません。支払う総額の組み立て方は新車の価格表の見方で整理しています。
発表に記載がない項目
今回の発表は短く、制御の改良とタイヤ、装備1点、そして価格を知らせるものです。次の項目には記載がありません。当サイトでは、記載のない項目を改良前の値や兄弟車の値で埋めることはしません。
| 項目 | 発表での扱い |
|---|---|
| 燃費・電力量消費率(測定モードを含む) | 記載がありません |
| 全長・全幅・全高・重量・最低地上高の数値 | 高めたという記述のみで、数値の記載がありません |
| 改良前の価格との対比 | 記載がありません |
| ボディカラーの追加や変更 | 記載がありません |
| 月販目標台数 | 記載がありません |
| 受注開始日と発売日の区別 | 9月24日に発売したという記述のみです |
| AVS・EPSの改良がどのグレードに及ぶか | 記載がありません |
| 制御改良やタイヤ変更の効果を示す数値 | 記載がありません |
燃費は、測定モードが書かれていなければ数値も書かない、というのが当サイトの決まりです。条件の違う数字どうしを読者が比べてしまうことを避けるためで、今回はそもそも記載自体がありません。寸法や重量についても同じで、他の資料から持ち込むことはしません。
改良の前と後で価格が動いたのかどうかも、この発表からは読み取れません。改良前の価格が並記されていないため、値上げとも据え置きとも書けないからです。比べたい場合は、改良前の価格表を持っている販売店で確かめることになります。
改良の前後は、外からは見分けにくい
今回の発表には、バンパーやライトの形が変わったという記述がありません。外観に関わる記載はタイヤ側面のブロックパターンだけで、それ以外の見た目の手がかりは示されていないことになります。写真や遠目の印象で改良の前後を判断することはできません。分かりやすい違いがあるとすれば、タイヤ側面に刻まれたサイズの表記です。
もう1つ気をつけたいのが時期です。発表と発売が同じ日に置かれているため、販売店にある展示車や在庫車が改良前の個体である可能性は残ります。中古車として探す場合も、年式だけでは決められません。見積もりを取る前に、その個体がどちらなのかを確かめるところから始めてください。
販売店では、この3つを確かめておく
第一に、タイヤのサイズ表記です。今回の発表で変わったのはここなので、側面の表記が265/70R18かどうかは、その個体が改良後かどうかを確かめる最初の足がかりになります。第二に、走りに関わる制御の改良が、検討しているグレードに入っているかどうかです。発表は“OVERTRAIL+“を名指しして説明しているだけで、適用の範囲までは書いていません。第三に、セカンドシートのシートベンチレーションが装備表に載っているかどうかです。標準と書かれていても、注文書と装備表で現物を確かめておくほうが確実です。
3つとも、発表の文章だけでは決められない部分です。当サイトが書けるのは、発表がどこまで述べているかというところまでで、その先は販売店で確かめる領域になります。
いま乗っている車から乗り換えるなら、新しい車の価格の幅は今回の発表で分かりました。次に確かめるのは、いま乗っている車がいくらになるかです。車検や税の時期と売却の時期がどう関係するかは売却時期で整理しています。LEXUSの発表はレクサスからも辿れます。
出典
この記事は、LEXUSが2026年9月24日に公表したニュースリリース「LEXUS、「GX」を一部改良」を一次情報にしています。グレード名、価格、エンジンとトランスミッションの表記、タイヤサイズ、装備の名称と説明は、いずれも発表の表記のまま転記しました。要約や言い換えによって内容を変えることはしていません。確認日は2026年9月26日です。この発表は、くるまのニュース(株式会社メディア・ヴァーグ)の記事で存在を知り、発表本文で事実を確認しました。媒体の本文は取得も転載もしていません。