この記事は、トヨタ自動車株式会社が 2026/09/10に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。
出典:LEXUS、「LS」を一部改良(確認日 2026/09/11)
LEXUSは2026年9月10日、LSを一部改良し、同日から全国のレクサス店を通じて発売しました。発表で挙げられているのは、車体の補強、サスペンション周りの減衰構造、制御のチューニングという、走りに関わる変更が中心です。あわせて、パノラマルーフが全車のメーカーオプションになりました。
この記事では、LEXUSが公表した発表本文に書かれていることだけを整理します。発表に無い項目は埋めずに、書かれていないと明示します。価格は発表の表記のまま載せ、当サイトで足し引きした数字は出しません。
走りに関わる部分に手が入りました
今回の一部改良で最初に挙げられているのは、車体の補強です。従来のフロントエンドとリヤエンドに加えて、新たにセンタートンネルを補強し、体幹を強化した、と説明されています。センタートンネルは車室の中央を前後に通る部分で、そこを補強することが体幹の強化にあたる、という書き方になっています。
サスペンション周りでは、リヤサスペンションブレースとラゲッジブレースに、熱硬化樹脂を塗布し焼き付けることによるレスポンス向上減衰構造、REDS(Response-Enhancing Damping Structure)を採用しました。発表では、これにより高周波振動を低減する、としています。
制御についてはAVSとEPSをチューニングした、と書かれています。注記でAVSは「Adaptive Variable Suspension system」と説明されています。ねらいとして挙げられているのは、より自然でコントロールしやすい操舵フィーリングと、ロールやピッチの揺れが少なくフラットで安心感の高い車両姿勢です。ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を実現した、という表現が使われています。
外から見て分かる変更は、発表に挙げられていません
今回の発表に、外装デザインの変更は挙げられていません。ボディカラーの追加や削除についての記載もありません。つまり、改良前の車と改良後の車を外から見て区別する手がかりは、この発表からは得られないということです。
これは中古車を見るときに効いてきます。走りに関わる部分の変更は、写真では判別できません。年式や登録の時期だけで改良の前後を言い切れないこともあります。中古で選ぶ場合は、車台番号や初度登録年月をもとに、販売店へ改良の前後を確認するのが確実です。
パノラマルーフが全車のメーカーオプションになりました
インテリアの変更として、パノラマルーフが全車にメーカーオプション設定されました。前方にメッシュディフレクターを採用することで、ルーフ開放時の風切り音を抑えながら、後席まで開放感あふれる車内空間を実現した、と説明されています。
あわせて“EXECUTIVE”では、オーナメントパネルに切子調カットガラスが選択できる内装色が拡充されました。発表では、お客様のニーズに合った幅広い選択肢を提供するための拡充と位置づけられています。どの内装色で選べるようになったのか、組み合わせの一覧は発表には載っていません。
メーカーオプションは注文時に指定する装備です。あとから追加できないのが一般的ですが、今回の発表にオプションの取り扱いや価格についての記載はありません。パノラマルーフを付けた場合に総額がいくらになるのかも、発表からは分かりません。
「一部改良」という言い方について
今回の発表の見出しは「LEXUS、「LS」を一部改良」です。当サイトは、メーカーが使った表記をそのまま見出しに使います。改良の大きさを当サイトの側で言い換えると、読者が発表を探すときに手がかりが合わなくなるためです。
一部改良、マイナーチェンジ、フルモデルチェンジといった言葉は、各社が自社の基準で使い分けています。業界で共通の定義があるわけではありません。今回の内容が大きいか小さいかを当サイトが判定することはせず、発表に挙げられた項目をそのまま並べています。読んだうえで、自分にとって意味のある変更かどうかを決めてください。
価格は3つのグレードと2つの駆動方式で6通りです
発表に載っているメーカー希望小売価格は次のとおりです。いずれもLS500hで、エンジンはすべて8GR-FXS(3.5L V型6気筒)と記載されています。表は発表に載っている順序をそのまま並べていて、グレード名の表記も発表のとおりです。当サイトで省略や統一をしていません。
| グレード | エンジン | 駆動 | 価格(10%消費税込) |
|---|---|---|---|
| LS500h“EXECUTIVE” | 8GR-FXS(3.5L V型6気筒) | 2WD(FR) | 17,570,000円 |
| LS500h“EXECUTIVE” | 8GR-FXS(3.5L V型6気筒) | AWD | 18,050,000円 |
| LS500h“version L” | 8GR-FXS(3.5L V型6気筒) | 2WD(FR) | 16,040,000円 |
| LS500h“version L” | 8GR-FXS(3.5L V型6気筒) | AWD | 16,520,000円 |
| LS500h“F SPORT” | 8GR-FXS(3.5L V型6気筒) | 2WD(FR) | 14,140,000円 |
| LS500h“F SPORT” | 8GR-FXS(3.5L V型6気筒) | AWD | 14,620,000円 |
価格の幅は、いちばん安い14,140,000円から、いちばん高い18,050,000円までです。グレードごとの差や駆動方式による差は、表の数字を見比べてください。当サイトでは差額を計算して新しい数字として出しません。発表に無い数字が独り歩きするのを避けるためです。
発表には、リサイクル料金は含まれません、という注記が付いています。表示されているのは消費税10%込みの車両本体の価格で、登録に必要な費用や保険料はこれとは別に必要になります。価格表の数字と支払総額の関係は、新型車の価格表の見方で整理しています。
発表に書かれていること、書かれていないこと
発表を読むときは、書かれている項目と同じくらい、書かれていない項目に目を向けると誤解が減ります。次の表は、今回の発表についてその二つを分けたものです。
| 発表に書かれていること | 発表に書かれていないこと |
|---|---|
| 補強した箇所とREDSの採用 | 燃費・寸法・車両重量 |
| AVSとEPSをチューニングしたこと | グレードごとの標準装備の一覧 |
| パノラマルーフの設定と風切り音への対策 | パノラマルーフを付けた場合の価格 |
| グレードと駆動方式ごとの車両価格 | 改良前の価格や、価格が変わったかどうか |
| 発売日と販売の窓口 | 納期や受注の状況 |
この表の右側は、発表を何度読んでも出てこない項目です。他の資料から持ってきて埋めることもしません。たとえば改良前の価格を持ち込めば「据え置き」や「値上げ」と書くことはできます。しかしそれは今回の発表が示した事実ではないため、当サイトでは書きません。
燃費や寸法についても同じです。改良の内容から考えれば変わっていないだろう、という推測は成り立ちますが、推測は事実と別物です。数値が必要な場合は、レクサスの公式サイトの車種ページか、レクサス店で確認してください。
発表を読んだあとに、自分で確かめられること
発表で分かるのは、変更点と車両価格までです。そこから先は、待っていても情報が増えるとは限りません。むしろ、レクサス店に聞けばその場で答えが返る項目のほうが、購入の判断には効いてきます。在庫があるのか、注文してからどれくらいで納車されるのか、いま契約すると改良後の車になるのか。いずれも発表には書かれていません。
見積書を受け取ったら、車両価格の下に並ぶ項目を一つずつ見てください。発表の価格に含まれていないものが、そこに並びます。オプションを付けた場合の金額も、見積書で初めて具体的になります。
いまLSに乗っている人が考えること
一部改良が発表されると、改良前の車と改良後の車が市場に並びます。乗り換えを考えている場合、先に決めておくと迷いが減るのは予算です。新しい車の価格は今回の発表で分かりましたから、次に確かめるのは、いま乗っている車がいくらになるかということになります。
売却の時期をどう考えるかは、売却の時期で扱っています。改良の前後で中古車の相場がどう動くかを、当サイトが断定することはできません。相場は需要と在庫で動くもので、今回の発表がそれをどう変えるかを示す資料はありません。分からないことは分からないまま置いて、確かめられる査定額のほうを先に押さえるのが現実的です。
同じブランドの他の車種の動きはレクサスから、一部改良やマイナーチェンジの記録はマイナーチェンジ・一部改良からたどれます。
出典
この記事は、LEXUSが2026年9月10日に公表した「LEXUS、「LS」を一部改良」を一次情報にしています。改良点の説明、グレード名、価格、注記は、いずれも発表の表記のまま転記しました。発売日も発表の記載に従っています。
この出来事は自動車メディアの配信でも取り上げられています。当サイトは媒体を、出来事が起きたことを知るための発見元としてだけ使い、保存しているのは媒体名・見出し・URL・公開日時の四項目です。記事の中身は、発表本文で確かめ直した範囲だけで構成しています。