この記事は、トヨタ自動車株式会社が 2026/08/06に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。
出典:進化したGR86を発売(確認日 2026/08/20)
トヨタは2026年8月6日、GR86の一部改良モデルを発表しました。注文の受付は8月28日から、全国のトヨタ車両販売店で始まります。
何が発表されたか
発表しているのはGAZOO Racing(以下、GR)です。改良の柱として挙げられているのは、外板色の追加とRZグレードの内装変更、走りに関わる制御の変更、そして運転支援システムの更新の3点です。GR86については、2021年の発売以降に累計約11万台を世界各国へ出荷しており、GR専用車種の中で最も多くの台数を届けたモデルであると記載されています。
外板色と内装の変更
外板色には新色「ソリッドグレー」が追加されました。2017年から約半年間、TOYOTA 86に期間限定で設定していた色を復活させたものだと説明されています。
内装はRZグレードで一部のパーツが変更され、コックピット全体の質感を高めたとされています。スイッチ類には操作しやすいようグリップ性を持たせたうえで、光を反射しづらい鋳物ブラック塗装としたと記載があります。注文時に選べるブラック×レッドの内装色は、赤のアクセントがドライバーを囲む配色に変更されました。
走りに関わる変更
スロットルコントロールの制御が変更されました。コーナー出口や低μ路、ウェット路面、雪道のように繊細な加速の調整が必要な場面を挙げ、踏力と加速がリニアに立ち上がる特性に仕上げたと説明されています。
電動パワーステアリングの制御も変更されました。GR86でのスーパー耐久シリーズ参戦で得た経験から、高速コーナーや荒れた路面でのふらつきをなくす狙いだと記載されています。
MT仕様については、シフトインターロックの面取りを約0.5mm拡大し、5速から4速へのダウンシフト時の操作性を高めたとしています。
安全装備の変更
運転支援システムのアイサイトが、従来の2眼カメラから3眼カメラに更新されました。視界を広角化したステレオカメラに超広角の単眼カメラが加わる構成で、スポーツカー特有の低い車高に合わせて専用設計しているという説明が付いています。
価格
メーカー希望小売価格(消費税込み、単位:円)は次のとおりです。
| グレード | 6AT | 6MT |
|---|---|---|
| RZ | 3,616,000 | 3,518,000 |
| SZ | 3,293,000 | 3,195,000 |
| RC | - | 2,936,000 |
価格には「地域によって価格が異なる場合があります」という注記が付いています。
価格表の読み方
グレードは3つ、変速機は6ATと6MTです。RCには6ATの設定がなく、表では「-」と示されています。同じグレードでも変速機で価格が異なるため、見積もりの前にどちらを選ぶかを決めておくと比較しやすくなります。
掲載した価格はメーカー希望小売価格です。実際の支払額には登録や税金などの諸費用が別に必要です。その内訳は購入費用で整理しています。
ワンメイクレース用車両の追加設定
GR86とBRZのワンメイクレースであるGR86/BRZカップの参戦用車両「GR86 Cup Car Basic」に、AT仕様が設定されました。この仕様には「2026年12月生産開始予定」という注記が付いています。
展示の予定
今回の一部改良モデル(外板色:ソリッドグレー)は、発表日から9月7日まで、愛知県名古屋市のミッドランドスクエア内にあるトヨタ自動車ショールームで展示されます。同じ車両は、9月12日に静岡県の富士スピードウェイで開かれる「FUJI 86/BRZ STYLE 2026」の会場にも展示される予定です。
発表に記載がないこと
エンジンの出力やトルク、燃費、車体寸法、車両重量は、この発表には記載がありません。改良前のモデルとの価格の比較も示されていないため、当サイトでは補いません。
いま乗っているGR86からの乗り替えを考える場合、判断材料になるのは上の価格表と変更点の範囲までです。スポーツカーの車種を横断して見たい場合はスポーツカーから、トヨタの発表をまとめて追いたい場合はトヨタから確認できます。
出典
この記事は、トヨタ自動車が2026年8月6日に公表した「進化したGR86を発売」を一次情報にしています。価格、日付、変更点の表記は発表のままです。