この記事は、本田技研工業株式会社が 2026/08/28に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。
出典:2026年7月度 四輪車 生産・販売・輸出実績(確認日 2026/08/29)
本田技研工業は2026年8月28日、2026年7月度の四輪車の生産・販売・輸出実績を公表しました。今回の資料は7月単月の実績で、区分ごとに台数、前年比、前年実績、そして連続増減の記載が並んでいます。
7月の生産
国内生産は68,450台、前年比101.0%です。前年実績は67,804台で、資料には「8ヵ月連続増」と記載されています。
海外生産は200,070台、前年比95.3%で、前年実績は209,833台です。こちらには「7ヵ月連続減」と付記されています。国内と海外を合わせた世界生産は268,520台、前年比96.7%、前年実績は277,637台で、「6ヵ月連続減」とされています。
国内が前年を上回り、海外が下回り、合計では下回るという形です。台数の規模が海外生産のほうが大きいことが、この3つの数字の並びから読み取れます。
| 区分 | 2026年7月 | 前年比 | 前年実績 | 資料の記載 |
|---|---|---|---|---|
| 国内生産 | 68,450台 | 101.0% | 67,804台 | 8ヵ月連続増 |
| 海外生産 | 200,070台 | 95.3% | 209,833台 | 7ヵ月連続減 |
| 世界生産 | 268,520台 | 96.7% | 277,637台 | 6ヵ月連続減 |
地域別に見た生産
主要地域別の生産では、北米が141,166台で前年比119.0%、前年実績は118,601台です。うち米国は88,911台で前年比132.0%、前年実績は67,336台でした。どちらにも「2ヵ月連続増」と記載されています。
アジアは50,125台で前年比58.9%、前年実績は85,041台です。うち中国は13,932台で前年比24.9%、前年実績は55,941台でした。いずれも「10ヵ月連続減」と付記されています。
資料が地域として挙げているのは北米、米国、アジア、中国です。欧州など、ここに名前のない地域の生産台数は今回の資料に記載がありません。
国内の販売
国内販売は全合計61,799台、前年比117.9%です。前年実績は52,438台で「4ヵ月連続増」と記載されています。
内訳は、登録車が34,134台で前年比115.5%、前年実績は29,561台、「4ヵ月連続増」です。届出車は27,665台で前年比120.9%、前年実績は22,877台、「3ヵ月連続増」とされています。届出車は軽自動車の届出台数を指す区分で、7月は登録車と届出車のどちらも前年同月を上回りました。
日本からの輸出
輸出は全合計8,589台、前年比91.8%です。前年実績は9,358台で「3ヵ月連続減」と記載されています。
仕向地別では、欧州が5,390台で前年比148.1%、前年実績は3,640台、「2ヵ月ぶり増」です。一方で北米は946台、前年比72.5%、前年実績は1,304台で「5ヵ月連続減」。うち米国は846台で前年比64.9%、前年実績は1,304台、こちらも「5ヵ月連続減」とされています。アジアは371台で前年比72.9%、前年実績509台、「3ヵ月ぶり減」です。その他は1,882台、前年比48.2%、前年実績3,905台と記載されています。
北米での生産が前年を上回る一方、日本から北米への輸出は前年を下回っています。資料はこの2つを別の集計として示しているだけで、両者の関係についての説明は記載がありません。
集計の基準が区分ごとに違う
集計の基準は資料の注記に示されています。国内生産と日本からの輸出は自工会報告ベース(CBU)、海外生産はラインオフベースの速報値という区分です。
基準が違う数値が同じ資料に並んでいるため、国内生産と海外生産を同じ性質の値として扱うことはできません。速報値は後から改定されることがある点も、あわせて確認しておく必要があります。
今回は累計の記載がない
今回公表されたのは7月単月の実績です。1-6月の累計が併記されていた前回の資料と違い、累計の欄はありません。年の途中までの合計を見たい場合は、月ごとの資料をそれぞれ確認することになります。
この資料で分かること・分からないこと
分かるのは、四輪車全体の生産・販売・輸出の台数と前年比、そして資料に挙げられた地域と区分の内訳です。分からないのは、車種ごとの台数、受注や納期の状況、今後の生産計画です。いずれも今回の資料に記載がありません。
当サイトは、この台数を人気の順位として使いません。生産台数は工場の稼働状況や部品の供給にも左右され、販売台数は在庫の量にも左右されるためです。順位を出す場合は、何を基準に並べたのかを同じページで示せるときに限ります。
車種別の販売台数を出典のある数値で見たい場合は人気車・ランキング、他社の同じ月の実績は生産・販売台数に並べています。ホンダの発表を続けて追う場合はホンダから辿れます。
出典
この記事は、本田技研工業が2026年8月28日に公表した「2026年7月度 四輪車 生産・販売・輸出実績」を一次情報にしています。台数、前年比、前年実績、連続増減の表記は公表資料のままです。