ポルシェ「ボクスター」最強モデル、ついにエンブレム露出！「PCCB」装着にルーフ全開で公開準備OK！

ポルシェのエントリー、2ドア・オープン、『718ボクスター』に、初めて設定される最強モデルとなる、『718ボクスタースパイダー』の最終プロトタイプをカメラで捉えることができました。

フロントバンパーのコーナーエアインテークに装着されている、LEDデイタイムランニングライトや、エキゾーストパイプにテープが貼られています。

しかし、これまでぼんやりと塗りつぶされていた、ボンネットに輝くエンブレムや、リアの「PORSCHE」ロゴがついに露出してカメラで捉えることができました。

また『911』新型プロトタイプでも見られた、最高級ブレーキシステム「PCCB」（ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ）を装着しています。 この最新スパイショットでは、おもしろい事に気づきました。 前回カメラで捉えたプロトタイプでは、赤いファブリックルーフを装着していましたが、今回はルーフが全開でした。 代わりにキャビンに、赤いキャップをかぶったテストドライバーが見られるのは、偶然なのでしょうか、それもの粋をきかせたシャレなのでしょうか。 「スパイダー」の心臓部には、6速MT及びオプションのPDKと組み合わされる4リットル直列6気筒水平対向エンジンを搭載していて、最高出力は400ps程度を発揮すると見られます。 これは『GTS』の365psや先代スパイダーの375psから、大幅なパワーアップとなり、史上最強「ボクスター」の誕生となります。

もう新型の公開の準備は、すでに完了していて準備万端といったところでしょう。 ここで注目したいのは、その公開時期です。 同じくワールドプレミを控えている『718 ケイマン GT4』との、同時公開の予想もされていましたが、ここへきて、発表が見送られる可能性が噂されています。 パリモーターショーでは、「911」新型が発表される可能性が高く、11月のロサンゼルスモーターショーでは、「718ボクスタースピードスター」または「718ケイマンGT4」のワールドプレミアが予想されています。 しかし、インターネットでのオンライン先行公開もあるかもしれないため、最新情報には注意が必要です。

初代ボクスターは、1993年のデトロイトオートショーで発表されたコンセプトカーです。プロトタイプボクスターの市販車は、1996年に登場しました。 モデル
・718ボクスター
・718ボクスターS 仕様
・全長：4,385ｍｍ
・全高：1,295ｍｍ
・ホイールベース：2,475mm
・出力(kW)：220 kW／220 kW
・出力(hp)：300 PS／300 PS
・最大出力発生回転数：6,500 r/min／6,500 r/min
・0 – 100 km/h加速：5.1 s／4.9 s
・最高速度：275 km/h／275 km/h
※マニュアル／PDK