BMWから次世代を担う電気自動車が、コンセプトモデルとして登場しました。BMW流「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」を纏った「i」(電気)ということになりそうです。このコンセプトデザインを追いかけてみます。
新型BMW iX3ってどんなクルマ?
BMWグループが、オールエレクトロリックモビリティをコアブランドにしていくためのモデルとして開発している車両です。そしてただの電気自動車ではなく、本格的なスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)として位置づけている点。
そのコンセプトは、電気自動車の分野にてリーディングカンパニーであり続けるという決意と自負心があるとのことです。
BMWが、ノーエミッションの先駆車とあり続けていくために開発されているiX3であるといえるでしょう。このiX3をデザイン・パワートレーン等にて解析して行きます。
新型BMW iX3のエクステリアデザイン
フロントビュー
BMW iX3の最大の特徴は、「i」という称号を確立することとBMWであることを明確にしていくためにグリルがデザインされていること。電気+BMWであることを象徴するデザイン。
そしてノーエミッションを想像することができるようにブルーのライティングがグリルで光っているのもポイントであります。
グリルでは、デザインだけでなく空力抵抗をも考えた造形となっており、通常の化石燃料モデルとは違いますよと主張している部分。
BMWであることがわかり、電気(i)であることもわかるわかる様にデザインを落とし込んでいることに筆者も驚かされました。
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サイドビュー
最近のBMWの傾向としては、ボンネット長がそんなに長くないデザインを行っているように筆者は思います。このiX3でもフロントノーズはそんなに長くないデザインとなっていますね。
ショートノーズと広い居住空間を意識したデザインに仕上がっていることでしょう。そしてステップ付近にもブルーのライティングが施されていて、ノーエミッションを主張している部分。
「i」デザイン統一の雰囲気も見えてくるブルーライティングは、ユーザーの方々も他のモデルとは違うんですよといえる点ではないでしょうか!
BMWでは、SUVとは言わず、「スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)」と表現していますが、全体的なデザインとしては車高が若干高めに出来ていて、フェンダーアーチにSUVのような雰囲気を漂わせています。但しこのフェンダーアーチのカバーもピアノブラック調のカラーリングになっているのが目新しい部分。
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リアビュー
特徴的なのは、バンパー下部のブルーカラーデザイン。こちらも「i」であることを象徴しているカラーリング。そしてリアバンパー下部のサイドディフェーザーのデザインが特徴的ですね。
やはりカラーリングやデザインからみるとBMWらしいSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)となっていますね。
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BMWとひと目でわかるグリルデザイン、そして特徴的なヘッドライトインナーデザイン。これに「i」であることを知らしめるためのブルーライトニングがフロント・サイド・リアにそれぞれ施されているのが印象的。
BMWとしては、BMWモデルとiモデルとで明確に差別化を計っていくと同時に、ひとつのBMW製品であることをも主張しているところでしょう。
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新型BMW iX3のスパイショットと実物
via アポロニュースサービス
全体的な雰囲気は、非常に似ているともいえますね。今回発表された実物BMW iX3は、やはりスパイショットとはエクステリアデザインには違いがあるようです。
スパイショットでは、X3のエクステリアデザインにパワートレーン等内部が「i」という雰囲気。これに対して実際に登場したiX3は、通常のBMWのモデルとは別扱いのデザインへと進化。
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BMW iX3のパワートレーン等詳細は???
BMWの電気化の第5世代となる予定なのが、iX3のパワートレインとの事。
そのパワートレインのコンセプトは、セクションごと、いわゆる電気モーター、トランスミッションおよびパワーエレクトロニクスを新しい別個の電気駆動部品内にグループ化することで管理できるようになることが第一。 勿論その中には、バッテリーも含まれており、別々に管理することが出来るようになってiX3が完成するということです。 BMWグループは電化戦略の新しい章をこの第5世代から担っていくでしょう。
将来的に、すべてのタイプの前輪、後輪および全輪駆動に対応する柔軟で発展した車両アーキテクチャを目指していくための重要モデルがiX3とも言えますね。 このiX3は、1回の充電にて400㎞の走行が可能とのことです。
そしてバッテリーも150kWの高速充電に対応しており、約30分で充電できる点がポイント。
そのパワートレインのコンセプトは、セクションごと、いわゆる電気モーター、トランスミッションおよびパワーエレクトロニクスを新しい別個の電気駆動部品内にグループ化することで管理できるようになることが第一。 勿論その中には、バッテリーも含まれており、別々に管理することが出来るようになってiX3が完成するということです。 BMWグループは電化戦略の新しい章をこの第5世代から担っていくでしょう。
将来的に、すべてのタイプの前輪、後輪および全輪駆動に対応する柔軟で発展した車両アーキテクチャを目指していくための重要モデルがiX3とも言えますね。 このiX3は、1回の充電にて400㎞の走行が可能とのことです。
そしてバッテリーも150kWの高速充電に対応しており、約30分で充電できる点がポイント。
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まとめ
現在、BMW iX3は、2020年を目途に開発しているということです。このモデルの開発が終了した際には、10箇所以上の生産ラインで生産が可能とのことです。
生産ラインがある場所へのインフラの整備も同時進行で進んでいくでしょう。勿論日本への導入も視野に入れた形での開発となっていくことも想像できます。
将来登場することが非常に楽しみになってきますね!
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