あのテスラの会長職に、メディア王の息子さんが就任？

そもそも、火付け役が大物。あのフィナンシャル・タイムズでして、スクープ報道として配信したので、このサイトを始め、世界各国の関連サイトが大騒ぎするという展開になっています。SECとの和解条件として、「11月半ばまでに会長職を去りなさい」（CEO職を続けるのは許されます）とされていただけに、余計注目を浴びた格好です。 FTによると、ソースは後任会長を巡る議論に参加した2人。1人はマードック氏が一押しだとし、もう1人は「テスラ側は別の人を考えている。外部からの招聘も有り得る」としています。 では、取り沙汰されているジェームズ・マードック氏とは如何なる人物なのか？　世界的なメディア・コンツェルンであるニューズ・コーポレーションの総帥であるルパート・マードック氏の息子さんで、傘下の21世紀フォックスのCEOを務めています。もっとも、フォックスはディズニーに売却予定で、CEO職を退任するだろうとされています。つまり、時間が出来ると考えられているのです。 ちなみに、テスラには執行権限を伴わない役員として、数ヶ月前から名前を連ねています。もっとも、自動車業界での経験は、就任時までありませんでした。

ともあれ、ルパート・マードック氏が英連邦のオーストラリア出身とあって、「息子さんの動向や如何に」とばかり、英国のメディアが後追い報道しています。その1つが、高級紙のガーディアン（2018年10月10日付け）。日本で言えば朝日みたいな論調の新聞です。 同紙によると、マスク氏には健康不安説が流れているのだとか。「仕事のストレスがきつくて眠れない」と自らが語っているからです。また、麻薬をやっているのではとの噂もあるそうですが、ポッドキャスト・インタビューで喫煙する一幕を見せました。喫煙者に対する目が厳しい中で、ちょっと不用意ですよね。 それもこれも、テクノロジー的には目を見張るものがあるのに、収益性を巡って疑問符が打たれているからだとか。おまけに、舌禍発言前は1株420ドルだったのが、記事が書かれた時点では259ドル52セントに下落。27%の目減りとなっています。 同紙によると、もう1人の渦中の人であるマードック氏は、テクノロジー系ファンドを起ち上げようと考えているそうです。電気自動車とテクノロジー…。何だか勘ぐってしまいますね。テスラの役員は「マードック氏はうってつけだ」と発言しているそうですから、マスク氏にしたら心穏やかで無いでしょうね。

ともあれ、ルパート・マードック氏が英連邦のオーストラリア出身とあって、「息子さんの動向や如何に」とばかり、英国のメディアが後追い報道しています。その1つが、高級紙のガーディアン（2018年10月10日付け）。日本で言えば朝日みたいな論調の新聞です。 同紙によると、マスク氏には健康不安説が流れているのだとか。「仕事のストレスがきつくて眠れない」と自らが語っているからです。また、麻薬をやっているのではとの噂もあるそうですが、ポッドキャスト・インタビューで喫煙する一幕を見せました。喫煙者に対する目が厳しい中で、ちょっと不用意ですよね。 それもこれも、テクノロジー的には目を見張るものがあるのに、収益性を巡って疑問符が打たれているからだとか。おまけに、舌禍発言前は1株420ドルだったのが、記事が書かれた時点では259ドル52セントに下落。27%の目減りとなっています。 同紙によると、もう1人の渦中の人であるマードック氏は、テクノロジー系ファンドを起ち上げようと考えているそうです。電気自動車とテクノロジー…。何だか勘ぐってしまいますね。テスラの役員は「マードック氏はうってつけだ」と発言しているそうですから、マスク氏にしたら心穏やかで無いでしょうね。

さて、他ならぬマスク氏ですが、その後もツイッターは自粛する動きは見せず、フィナンシャル・タイムズの報道（『特ダネ』と銘打ってます）に対し「これって、正しくない」と一言。 つまり「間違っているよ」と言いたいらしい。140字まで使えるのだから、きちんと説明すれば良いだろうに、懲りない人ですね。 もっとも、投稿には150を超えるコメントが寄せられ、「非上場で良いんじゃないの」などの援軍的な意見も見受けられます。これに勇気づけられて？第二第三の失言が出なければ良いのですが…。

出典：
https://www.caranddriver.com/news/tesla-chairman-elon-musk-james-murdoch
https://www.theguardian.com/technology/2018/oct/10/james-murdoch-elon-musk-replacement-tesla-chair