夏休みに入って子供のお友達とともにキャンプなど、今回は相手の車一台でいくから、途中で運転を変わることもあるかもしれないけど、 「保険に入っておかなくて良いのかしら?」 と思った時は、1日単位で加入できる自動車保険があります。夏のレジャーだけでなく、親や知り合いに車を借りて運転するときもとても便利です。 ここではそんな1日自動車保険の価格や補償内容、どこの保険が一番良いかまでしっかり解説いたします。ぜひご参考にしてみて下さい。
1日保険ってどんなときに必要?
たまにニュースにもなりますが、自動車事故で人身事故を起こししまったときに相手や壊してしまった建物や自動車の補償そして数千万や数億の補償が求められるときがありますね。
事故は予想できるものではなく、自分の意思とは無関係に突然起こりますね。たとえ1日だけの運転でも自動車保険に必ず入りましょう。
また、自賠責保険に強制加入しているから大丈夫だろうと思い乗ってしまい、事故を起こした場合、借りている車の自動車保険を使うことになってしまい、車を貸してくれた人の自動車保険の等級が翌年より場合によっては、3等級下がってしまい、保険料が高くなってしまいます。
せっかくの楽しいお出かけが長きにわたって、わだかまりを残してしまう原因にもなりかねません。この点を考えてもご自身で保険にしっかり加入しておくことが大事ですね。お出かけ前にしっかり考えてみてください。
しかし、お車を借りてお出かけといっても、必ずしも新たに保険に入る必要はありません。 ご自身もしくはご家族がお車をお持ちで自動車保険に入っている場合は、わざわざ1日自動車保険に入らなくても保証がある場合がありますので、ぜひこの記事を読んで、1日自動車保険に入る必要があるかどうか検討してください。
しかし、お車を借りてお出かけといっても、必ずしも新たに保険に入る必要はありません。 ご自身もしくはご家族がお車をお持ちで自動車保険に入っている場合は、わざわざ1日自動車保険に入らなくても保証がある場合がありますので、ぜひこの記事を読んで、1日自動車保険に入る必要があるかどうか検討してください。
他車運転危険補償特約に加入している場合
ご自身の自動車保険に入るとき、あらかじめ他者の車を運転することを想定して、他車運転危険補償特約に加入している場合は、わざわざ1日保険に加入する必要は無いでしょう。
この特約を付帯もしくは、チューリッヒ保険などのように基本補償内容として自動的に付帯されている場合は、ご契約の車以外の車を借りて運転中に起こした事故について、借りた車にかけられている自動車保険を使わずに、その時の運転者の車の自動車保険で保険金を支払いすることができます。
この特約に加入している場は、借りた車での事故は、ご契約の車の保険で支払い対象になる事故で、かつ、走行中の事故であるときに限られることがほとんどで、駐車場や道路脇での停車中は対象外です。
借りた車自体の損害については、素地新の自動車保険に車両保険が付帯されていて、かつその車両保険の支払い対象となる場合に、借りた車の残価額を限度に補償されます。
他車運転危険補償特約で、保険金が対象になる場合とならない場合をまとめました。
保険金支払い対象となる場合
・友人の車を借りて運転中に事故を起こした
・親が別居の未婚の子供のところで行き、別居の未婚の子供が所有している自動車を運転中に事故を起こした
・別居の未婚の子供が、友人の車を借りて運転中に事故を起こした(自動車保険の補償の対象が記名被保険者、配偶者と別居の未婚の子までカバーされている場合)
・親が別居の未婚の子供のところで行き、別居の未婚の子供が所有している自動車を運転中に事故を起こした
・別居の未婚の子供が、友人の車を借りて運転中に事故を起こした(自動車保険の補償の対象が記名被保険者、配偶者と別居の未婚の子までカバーされている場合)
保険金支払いの対象とならない場合
・別居の未婚の子供が所有している車を、別居の未婚の子供自身が運転中に事故を起こした
・友人の車を借りてドライブに行っている途中、高速のサービスエリアに車を駐車して休憩中にぶつけられた
・同居の息子が所有する車を借りて事故を起こした
・友人の車を借りてドライブに行っている途中、高速のサービスエリアに車を駐車して休憩中にぶつけられた
・同居の息子が所有する車を借りて事故を起こした
また、この特約は「他車」として乗れる自動車の車種も限られています。対象となるのは、次の5車種に限られますので注意してください。
・自家用乗用車
・自家用小型貨物車
・自家用軽四輪貨物車
・自家用普通貨物車
・特殊用途自動車(キャンピング車など) 上記であげた条件でこの特約に加入していて、補償の対象となる場合は改めて、1日自動車保険に入る必要はないでしょう。 その場合、自動車保険証と事故を落としてしまった場合の自動車保険会社(代理店)の連絡先が記入してあるものを、必ず持って行きましょう。
・自家用小型貨物車
・自家用軽四輪貨物車
・自家用普通貨物車
・特殊用途自動車(キャンピング車など) 上記であげた条件でこの特約に加入していて、補償の対象となる場合は改めて、1日自動車保険に入る必要はないでしょう。 その場合、自動車保険証と事故を落としてしまった場合の自動車保険会社(代理店)の連絡先が記入してあるものを、必ず持って行きましょう。
レンタカーを借りる場合
レンタカー会社は、所有する車すべてに自動車保険をかけています。道路運送法の第80条により、レンタカー業を営むには国土交通大臣の許可が必要です。
さらに運輸局が告示している「自家用自動車有償貸渡業の許可」を受けなければなりません。その中で自動車保険の加入も義務付けられています。
最低限必要な補償額は、
・対人補償:1人あたり8000万円以上
・対物補償:1件あたり200万円以上
・搭乗者への補償:1人あたり500万円以上 です。ほとんどのレンタカー業者は対人補償(自賠責保険を含む)と対物補償(免責額5万円)を無制限にし、搭乗者の補償を兼ねる人身傷害補償を3000万円、車両補償を1事故につき車両時価額(免責5万円)にしています。 基本的には保険料はレンタカーの利用料金に含まれていますので、別途支払う必要はあります。
免責額の相場は対物補償が5万円、車両補償が車種によって5~10万円です。免責額内損害については、自己負担になるので注意が必要です。 レンタカー会社の中には追加料金を支払えば免責額を免除してくれる「免責補償制度」を設けているところがあります。その場合の追加料金は1000~2000円程度ですので自己負担するよりはずっとお得ですね。 ここまでお話したとおり、レンタカーやカーシェアリングを使用する場合は基本的には1日自動車保険に入る必要はありません。
・対物補償:1件あたり200万円以上
・搭乗者への補償:1人あたり500万円以上 です。ほとんどのレンタカー業者は対人補償(自賠責保険を含む)と対物補償(免責額5万円)を無制限にし、搭乗者の補償を兼ねる人身傷害補償を3000万円、車両補償を1事故につき車両時価額(免責5万円)にしています。 基本的には保険料はレンタカーの利用料金に含まれていますので、別途支払う必要はあります。
免責額の相場は対物補償が5万円、車両補償が車種によって5~10万円です。免責額内損害については、自己負担になるので注意が必要です。 レンタカー会社の中には追加料金を支払えば免責額を免除してくれる「免責補償制度」を設けているところがあります。その場合の追加料金は1000~2000円程度ですので自己負担するよりはずっとお得ですね。 ここまでお話したとおり、レンタカーやカーシェアリングを使用する場合は基本的には1日自動車保険に入る必要はありません。
1日自動車保険の補償内容
1日自動車保険の補償の内容は対人対物賠償の基本補償に運転者や搭乗者のケガの補償、さらに借りた車の車両の補償も使えることができます。
自動車保険を販売している会社はたくさんありますが、1日自動車保険を販売している会社は3社しかありません。
・東京海上日動「ちょいのり保険」
・三井住友海上「1DAY保険」
・あいおいニッセイ同和損保「ワンデーサポーター」 上記のみですので、3社の1日保険の補償内容を比べてみました。
・三井住友海上「1DAY保険」
・あいおいニッセイ同和損保「ワンデーサポーター」 上記のみですので、3社の1日保険の補償内容を比べてみました。
保険名 | ちょいのり保険 | 1DAY保険 | ワンデーサポーター | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
補償内容 | A | B | C | A | B | C | A | B |
24時間の保険料 | 1,800円 | 1,500円 | 500円 | 1,800円 | 1,500円 | 500円 | 1,500円 | 500円 |
対人賠償責任保険 保険金:無制限 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
対物賠償責任保険 保険金:無制限 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
対物超過修理費特約 支払い限度:50万円 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭乗者障害特約 保険金額:1000万円 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
自損事故障害特約 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
車両保険 支払い限度:300万円 |
○ 免責10万円 |
○ 免責15万円 |
× |
○ 免責10万円 |
○ 免責15万円 |
× |
○ 免責15万円 |
× |
ロードアシスト | ○ | ○ | ○ |
○ 免責1,000円 |
○ 免責1,000円 |
○ 免責1,000円 |
○ | ○ |
事故現場アシスト | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × | × |
弁護士費用特約 支払い限度:300万円 |
○ | × | × | × | × | × | × | × |
臨時被保険者に関する特約 | +900円 | +750円 | +250円 | × | × | × | × | × |
車内手荷物等特約 支払い限度:10万円 |
× | × | × | ○ | × | × | × | × |
簡単にそれぞれの保険・特約を解説したしますのでご参考にして下さい。普段自動車に乗っていて、自動車保険に詳しい方でしたら、ここは飛ばしていただいて大丈夫です。
対人賠償責任保険
借りた車を運転中の事故により、他人を死亡させたり、ケガをさせて、法律上の損害賠償責任を負う場合に、相手方1名について保険金額を限度に保険金が支払われます。
しかし、自賠責保険等で支払われる部分に関しては、借りた車の強制加入の自賠責保険で補償することになります。
対物賠償責任保険
借りたお車を運転中の事故により、車や塀等の他人の財物を壊し、法律上の損害賠償責任を負う場合に、相手に対して保険金が支払われます。
対物超過修理費特約
対物賠償責任保険で補償する事故で、相手方の車の時価額を超える修理費が発生し、補償を受けられる方がその差額分を負担する場合、差額分の修理費に補償を受けられる方の過失割合を乗じた額を保険金としてお支払われます。
1事故について相手方の車1台あたり50万円が限度です。
搭乗者傷害特約
借りたお車を運転中の事故により、乗車中の方が、ケガ・死亡された場合やこれらの方に後遺障害が生じた場合に、補償を受けられる方1名について保険金額に基づいて、あらかじめ設定された額を保険金として支払われます。
ケガの場合には、一時金として傷害保険金(入通院給付金または治療給付金)を受け取れます。
自損事故傷害特約
借りたお車を運転中の自損事故(相手方がなく電柱に衝突、崖から転落等)や前の車に追突してしまった事故等により、記名被保険者または乗車中のご家族がケガ・死亡された場合やこれらの方に後遺障害が生じた場合で、自賠責保険等の請求権が発生しないときに、補償を受けられる方1名についてあらかじめ設定された額を死亡・後遺障害・入通院のための費用として保険金が受け取れます。
借用自動車の復旧費用補償特約(上の表では車両保険と表示)
借りた車を運転中の事故により借りた車に損害が生じ、その損害を修理した場合、または修理せずに代替車を購入した場合に、1回の事故について300万円を限度に保険金を受け取れます。
ただし、補償の付いているプランでも10万円または15万円の免責額があり、この金額以下の修理の場合は修理費が事故負担になります。
また、借りた車の代替車を購入した場合は、 1.修理する場合にかかる費用
2.代替車の購入費用
3.借りたお車の時価額 のいずれか低い金額を限度に保険金を受け取れます。
また、借りた車の代替車を購入した場合は、 1.修理する場合にかかる費用
2.代替車の購入費用
3.借りたお車の時価額 のいずれか低い金額を限度に保険金を受け取れます。
弁護士費用特約
借りた車を運転中の事故で、相手方に法律上の損害賠償請求をするための弁護士費用、または法律相談費用が補償されます。
1事故について補償を受けられる方1名あたり300万円が限度です。
臨時費保険者に関する特約
運転者ご本人(記名被保険者)の他に、最大3名まで運転者(臨時被保険者)を追加することが可能です。
臨時被保険者が、対象自動車(借りる車)を運転している間は、その臨時被保険者を運転者ご本人(記名被保険者)とみなされます。
ロードアシスト
車両搬送費用補償・車両搬送サービス
事故または故障等により走行不能となった場合に、修理工場等までレッカー搬送を行い、レッカー搬送に必要な費用(車両搬送費用)を1回の事故等についてはちょいのり保険が15万円を限度に、1DAY保険が30万円を限度にお支払われます。 その他、付帯サービスとして緊急時応急対応サービス、燃料切れ時ガソリン配達サービス、おクルマ故障相談サービス等のサービスがあり、各社若干の違いがあります。
事故または故障等により走行不能となった場合に、修理工場等までレッカー搬送を行い、レッカー搬送に必要な費用(車両搬送費用)を1回の事故等についてはちょいのり保険が15万円を限度に、1DAY保険が30万円を限度にお支払われます。 その他、付帯サービスとして緊急時応急対応サービス、燃料切れ時ガソリン配達サービス、おクルマ故障相談サービス等のサービスがあり、各社若干の違いがあります。
事故現場アシスト
事故現場でお困りの場合に、専門スタッフ電話で相談に乗ってくれます。
事故を起こしてしまった際に、どのように対応したらよいかなど電話でアドバイスをしてくれたり、24時間以内の事故の動きについて、細かく報告をしてくれます。
車内手荷物等特約
契約の車両復旧費用保険で、復旧費用保険金をお支払いする事故により、借用自動車の車室内やトランク内に収容等された個人所有の動産(注1)に損害が生じた場合に、損害の額(修理費等)について、10万円を限度に車内手荷物等保険金を受け取れます。
車内に手荷物を放置して、盗難にあった際の補償ではありませんのでご注意下さい。
普段の自動車保険に付帯されている補償やサービスと似ていたり、同じ補償のものも多くありますね。
対人対物賠償に関しては無制限と手厚いですが、運転者本人や搭乗者の補償が死亡でも1500万円と比較的補償が小さいのですが、1日自動車保険は自分で一つずつ補償内容を選んでいくのではなく、すでにセットプラントとして販売されているもののみです。
3社とも基本の補償や保険料はほぼ同様ですが、東京海上日動の1800円のプランのみ弁護士費用特約を付帯することができます。
もし、ご自身の自動車保険にこの特約がついている場合は新たに1日自動車の保険に付帯する必要はありません。
また、車の持ち主がこの特約に入っている場合も必要ないでしょう。この弁護士費用特約のみの使用の場合は翌年以降の等級への影響は有りません。
その他特徴的なのは三井住友海上の車内手荷物等特約でしょうか。また、ロードアシストは三井住友海上とあいおい同和損保は30万円が限度ですが、東京海上は15万円が限度です。
総合評価をするとお勧めなのは三井住友海上の1DAY保険が一番お勧めです。理由はロードサービスの限度額が広いのと、運転者自身への補償内容が約款にもインターネット上にも明確に書かれているため、実際事故にあってしまった際に保険会社側とトラブルになりにくいからです。
次の章でご説明しますが、1日保険は全てインターネット、もしくはコンビニでの申し込みをする場合が多くなるかと思いますので、代理店の営業マンのアドバイスが無くても困らないよう、分かり安いものはいつ必要があります。
1日自動車保険の入り方
ここでは2章でお勧めをした、三井住友海上「1DAY保険」を例にお話をしますが、3社とも申し込みはスマートフォンもしくはPCからの申込手続き、もしくはコンビニでの申し込みが可能です。
三井住友海上はセブンイレブンから、東京海上日動はローソンまたはミニストップから申込ができます。不安な場合は近くの代理店で申し込むことも可能です。
via www.ms-ins.com
それではスマートフォンで申し込む際の実際の申込の流れを見てみましょう。
まず申込のページンい表示されるQRコードをスマホで読み取り出てきた画面から、からメールの送信依頼を送ります。空メールを受信したら、そこに乗っているURLにアクセスします。ここで個人情報を入力し、事前登録をします。
登録する項目は、
・氏名
・生年月日
・郵便番号
・現住所
・連絡先
・免許証番号
・免許証有効期限
・携帯メールアドレス
・ログインパスワードの設定
・生年月日
・郵便番号
・現住所
・連絡先
・免許証番号
・免許証有効期限
・携帯メールアドレス
・ログインパスワードの設定
これらの情報の登録が完了したら、改めて申し込みをします。入力項目は乗る予定の車のナンバープレート番号や車種を入力、いくつか該当していないかの確認項目にチェックをつけ、補償内容を選択します。
補償内容の選択は上記でお話したとおり、シンプルな3つのプランしかありませんので、何を選択するかさえ決めていれば、難しくないでしょう。
最後に、保険の開始日時を入力し、支払い方法を選択して完了です。スマートフォンからの申込はキャリアの電話料金との合算決済ですので、au、docomo、softbank以外をお使いの方はコンビニもしくは代理店からの申込です。どのルートから申し込んでも保険料は変わらないのでご安心下さい。
必要事項の記入と決済が承認が完了したら申込完了です。指定した日時以内で運転するようにして下さい。また、1日自動車保険はご自身の車や、配偶者の車にはかけられませんのでご注意下さい。
まとめ
いかがでしたか?
1日自動車保険の違いや申込方法はご理解いただけましたでしょうか。最後に出てきた加入者証の保存を忘れないようにしましょう。
しっかり、運転のリスクヘッジをして、ドライブを楽しんでくださいね。
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