トヨタの「ヴィッツ」が今秋「ヤリス」に改名し、新型発売か!?

「ヴィッツ」は、トヨタのコンパクトカーとして販売されており、マイナーチェンジ後にハイブリッドモデルも登場してより選択肢が増えて人気のあるモデルになっています。今回はこの「ヴィッツ」が今秋「ヤリス」という名称に改名し、新型発売という噂が出ているので、現段階での情報を紹介していきます。

「ヴィッツ」の概要

トヨタ ヴィッツ | 外観 | トヨタ自動車WEBサイト (63873)

「ヴィッツ」は、トヨタが1999年から販売する1.0L – 1.5Lクラスのコンパクトカーです。現行モデルが3代目のモデルであり、2010年から販売されています。
2017年のマイナーチェンジでは、新たにハイブリッドモデルが設定されています。「1.5L小型ハイブリッドシステム」を採用しており、モーターとエンジンの長所を最大限活かしながら、低燃費と優れた走りを両立する「THSⅡ」。モーターやエンジン、インバーターなどの制御を改良することで、さらに燃費性能を高めています。燃費性能の数値はJC08モードで34.4km/Lと高い数値を実現しています。
ガソリンモデルも燃費が悪いというわけではなく、トヨタがハイブリッド車で培ってきた「アトキンソンサイクル」や、「クールドEGR」に加え、「VVT-iE」を採用し、燃費と走りを両立したエンジン。アイドリングストップ機能との融合により低燃費を実現しています。燃費性能の数値はJC08モードで25.0km/Lとなっています。
今回はこの「ヴィッツ」が「ヤリス」に改名して今秋新型が発売されるという噂があるので、以下に詳細を紹介していきます。

新型「ヴィッツ」こと「ヤリス」の情報

「ヤリス」の由来

2017年改良型 中国仕様ヤリス

2017年改良型 中国仕様ヤリス

「ヤリス」は、「ヴィッツ」の日本国外の車名です。もともと国内のみで使用されていた「ヴィッツ」という名称を新型発売を機に海外名の「ヤリス」に統一する可能性があるということです。

ボディーサイズ

近年ボディーサイズはフルモデルチェンジごとに大きくなる傾向ですが、現行モデルとほぼ同等になると予想されます。ただし、全幅のみ仕向地の要望に合わせてふたつのスペック(日本仕様は1,695mm、欧州仕様は1,720mmから1730mm)が用意されるということです。特に日本は狭い道が多いので、この1,695mmの全幅の仕様が残るのは大変ありがたいですね。

パワートレイン

ガソリンモデルとハイブリッドモデルというラインナップは現行モデルと同じですが、全面的に刷新され、「カムリ」から導入された「ダイナミックフォースエンジン」の小型版となる3気筒(1.3リッター・1.5リッター)を搭載されるとされています。
トランスミッションはCVTと6速MTが用意される予定です。もちろんハイブリッドも用意されており、上記の1.5リッターエンジンにモーターが組み合わせられます。
近年、4気筒エンジンから3気筒エンジンにダウンサイジングされるモデルが多いですが、3気筒エンジンになると軽量化されて燃費性能は向上しますが、車内で聞こえるエンジンノイズが大きくなることが予想されるので、新型モデルには特に車内の遮音対策がしっかりと行われることを願いたいですね。

スポーツバージョン「GR」

次期モデルにもスポーツバージョン「GR」が設定されますが、現行モデルのように標準仕様をベースに手を入れたスポーツコンバージョンモデルではなく、GRカンパニーが独自開発をおこなうオリジナルモデルとなるということです。エンジンはベースモデル同様に3気筒ですが、GR専用設計となる1.6Lターボで出力は250馬力以上/300Nm前後を発生するとされています。トランスミッションは6速MTのみの設定とのことです。

まとめ

今回は、フルモデルチェンジが予想されているトヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」こと新型「ヤリス」の情報を紹介してきました。マツダでも海外で使用されている名称を国内でも採用したりと、名称を海外仕様に統一する流れも出てきています。次回の新型ではパワートレインが大きく変わるので、そこが現行モデルと比べてどのような進化を遂げるのか楽しみな点ですね。現段階での情報は確定されたものでないため、変更もあるかもしれないので、今後更なる詳細がわかり次第、再度お伝えしていくつもりです。
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