2018年10月9日 更新

マイカーローン借り換えのメリットデメリットと注意点を徹底解説

マイカーローン借り換えのメリットデメリットと注意点を徹底解説
現在の契約しているマイカーローンの金利は把握していますか。

マイカーローンは金融機関によって大きく金利がかわります。購入した時はあまり気にしなかったけど、もし、今の金利が高いのではないかと思ったら、是非、マイカーローンの借り換えを検討してみてください。

マイカーローン借り換えをしたら金利は下がる?

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マイカーローンは契約する時期、金融機関によって、金利が数%変わってきます。

もし、現在契約しているマイカーローンより金利が下がったら、今より月々の返済額が減らせ、返済総額も小さくなるかも知れません。マイカーローン借り換えで実際どのくらい金利と返済額が下がるのでしょうか。2つの例をご紹介いたします。

まずはトヨタ・プリウスを割賦販売で購入する場合の例です。 

・車種:プリウス
・車両販売価格:3,217,615円
・金利:4.5% 
・返済期間:5年間

ボーナス払いなしで月々59,900円を金利4.5%で5年間返済して、クレジットを完済するプランでプリウスを購入した場合、総支払額は返済利息含めて、3,599,160円となります。このうち381,545円が返済利息分です。

このマイカーローンを1年後にマイカーローンの借り換えをするとどうなるでしょうか。

1年間59,900円を支払うとの返済総額は718,800円、このとき元金の残額は2,626,792円となります。

マイカーローンを借り換えする場合は、この元金の残額を借り換え先からの融資により、一括返済します。そして借り換え先の金融機関に契約者が金利とともに毎月返済するということになります。

借り替えたマイカーローンの金利が2.5%であった場合、毎月57,563円で4年間返済すると、返済総額は始めに契約したマイカーローンと合わせて3,481,853円となります。最初に組んでいたマイカーローンに比べると返済総額が117,307円少なくなります。

このように金利が4.5%から2.5%に2%低くなると総支払額が大きく変わってきます。

それでは軽自動車や小型車のように購入価格が高くない車種ではいかがでしょうか。

ダイハツのミラ・イースを先ほどと同じ様に割賦販売で購入した場合の例をご紹介いたします。

・車種:ミラ・イース
・車両販売価格:1,251,010円
・金利:5.4% 
・返済期間:3年間

今回の例もそうですが、一般に購入価格が小さい車種ですとディーラーローンの金利は高くなる傾向にあります。

金利5.4%で3年間クレジットを返済する場合、月々の返済は37,718円となり、返済総額は1,357,883円です。このうち返済利息分は106,873円です。

このプランで1年間返済を続けると1年間の支払い合計は452,616円となりこの時点での元金の残額は856,261円あります。

マイカーローンの借り換え先の金利が1.9%である場合、月々の返済は36,387円、返済総額は最初の1年の分も含めて1,325,926円となり前のマイカーローンに比べて返済総額は31,957円少なくなります。

最初に契約したローンでの返済利息が106,873円ですからそれに比べると、返済利息が1/3ほど減っていますが、もともとの額が小さいため、大きなインパクトはないでしょう。

新たなマイカーローン申請の手続きや最初のローンの解約手続きの手間を考慮すると借り換えるメリットがあるかどうかはよく考えてください。

ディーラーローンと銀行ローン

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マイカーローンは大きく分けると2種類あり、1つはディーラーをつうじて信販会社(トヨタファイナンスや日産ファイナンス含む)と契約をするディーラーローン(クレジット)、もう1つが銀行など、預金管理機能のある金融機関(銀行、信用金庫、JAバンク等)の提供するマイカーローンの2つです。

この2つのローンにはいくつか違いがあります。まず、ディーラーローンは借入れを完済するまで、自動車の所有権はディーラーにありますが、銀行ローンは購入後から自動車の所有権は購入者となります。

また、銀行ローンは自動車購入する・しない、借り換えをする・しないに関わらず、仮審査をすることができます。

さらに、銀行ローンの金利相場は1.3%~2%前後と比較的低く抑えられているうえ、無担保ローンであるため、審査がディーラーローンに比べて厳しいといわれています。

現在すでに、年利1%~2%以内の金利でマイカーローンを契約している場合借り換えをしても、支払い総額が今以上に低くなることはないでしょう。

他の借入れと合わせてまとめて返済できる?

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「現在他にも借入れがある場合、借入れをまとめて1本にし、金利を下げることはできるのでしょうか?」

結論からいうとローンをまとめることは可能です。銀行や消費者金融など多くの金融機関が「おまとめローン」としてカードローンを提供しています。

しかし一般にカードローンはマイカーローンより金利が高いため、マイカーローンを「おまとめローン」として借り替えると現在のマイカーローンより金利が悪くなる可能性があります。

現在お持ちのそれぞれのローンの金利を確かめて、まとめることにメリットがあるか確認して下さい。下記のようにおまとめローンとマイカーローンでは大きく金利が変わることがご理解いただけるかと思います。

また、おまとめローンに適用されるのはカードローンであるため、総量規制の対象となります。

総量規制の対象となると、借入れは年収の1/3が限度額になるため、マイカーローンのように借入れ総額が大きいものをおまとめローンの対象とすると、審査が通らなくなる可能性が大きくなります。

もし現在マイカーローンを2本以上契約している場合はマイカーローンそれぞれの借り換えを検討してください。

おまとめローンの例

金融機関名 ローン名称 金利 借入可能額
りそな銀行 りそなプレミアムフリーローン 実質年率5.500% ~ 6.000%(固定金利) 借入可能額/限度額100万円 ~ 500万円
SMBCモビット モビットカードローン 実質年率3.000% ~ 18.000%(固定金利) 借入可能額/限度額1万円 ~ 800万円
野村信託銀行 野村Webローン 実質年率1.500%(変動金利) 借入可能額/限度額10万円 ~ 1億円
三菱UFJ銀行 カードローン 実質年率1.8%~14.6%(固定金利) 借入可能額/限度額 10万~500万円
楽天銀行 楽天銀行カードローン 実質年率 1.9%~14.5%(固定金利) 借入可能額 800万円

銀行マイカーローンの例

金融機関名 ローン名称 金利 借入可能額
損保ジャパン日本興亜 ジャパンダ・ネットマイカーローン 1.900% ~ 2.850%(固定金利) 借入可能額/限度額20万円 ~ 999万円
横浜銀行 横浜銀行マイカーローン 実質年率1.300% ~ 2.100%(変動金利) 借入可能額/限度額10万円 ~ 1000万円
三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン 実質年率1.750% ~ 2.500%(変動金利) 借入可能額/限度額50万円 ~ 1000万円
静岡銀行 しずぎんマイカーローン 実質年率2.000% ~ 3.400%(変動金利) 借入可能額/限度額100万円 ~ 1000万円
きらぼし銀行 マイカーローン 実質年率1.600% ~ 2.500%(変動金利) 借入可能額/限度額50万円 ~ 1000万円

家計の状況が変わったから、マイカーローンの返済期間を延ばしたい

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マイカーローンの借り換えの目的として返済期間を長くして月々の返済額を小さくしたいという方もいるでしょう。マイカーローン借り換えの際、期間の延長は可能なのでしょうか。

マイカーローンを借り換える際の返済期間の延長可否は金融機関によってことなります。

金融機関によっては千葉銀行のように現在のマイカーローンの残存期間+6ヶ月以内であれば、延長可能という規定を設けていることもありますし、横浜銀行のように、今までに支払った期間を含めて1年~10年以内返済期間を設定できるという銀行もあります。

マイカーローンの返済期間を延長した場合の返済総額への影響がどのくらいあるのかをシミュレーションしてみました。

・車種:プリウス
・車両販売価格:3,217,615円
・金利:4.5% 
・返済期間:5年間
・月々の返済:59,900円 
・総支払額:3,599,160円
・返済利息:381,545円

このプランで最初のローンを組み、1年間返済した後、借り換えをし、返済期間を延ばした場合のシミュレーションです。

シミュレーション1 

金利2.5%の銀行ローンで借り換え。借り換え期間を1年間延ばす場合

・借り換えによって金利が下借り換え後の月々の返済額:46,618円
・借り換え後の返済総額:3,515,917円
・借り換え後の返済利息:298,302円

この場合金利がさがっているので返済期間を1年延長しても返済総額は借り換え前より少なくなります。

では、月々の返済額をさらに減らすため、返済期間をさらに延ばすとどうでしょうか。

シミュレーション2

金利2.5%の銀行ローンで借り換え。借り換え期間を5年間延ばす場合

・借り換え後の月々の返済額:27,186円
・借り換え後の返済総額:3,654,902円
・借り換え後の返済利息:437,287円

この場合、返済総額、返済利息が増えてしまいますが、月々の返済額は3万円程度抑えることができます。

金融機関によっては、返済期間を延ばせないところもありますので、目的に応じて、金融機関を選ぶ必要があります。それぞれの金融機関に規定が提示されますので、確認してみて下さい。

マイカーローン借り換えにかかる手数料

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ここまでにご紹介したように、マイカーローンは現在より金利の低い金融機関に変えることによって総支払い額が低くなりますが、注意点があります。マイカーローンの借り換えには手数料が発生することがあるのです。

1つ目の手数料は、現在契約しているマイカーローンの「繰上げ返済手数料」です。

そして、もう1つが新しくローンを契約する金融機関の「事務手数料」と「保証料」です。これらの手数料を計算して足してもなお、総返済額が小さくなるのであれば、借り換えをするメリットがあるでしょう。

借り換えの手続きを進める前に、これらの手数料がいくらかかるのか、それぞれの金融機関に問い合わせておくと良いでしょう。

マイカーローン借り換えは信用情報に影響する?審査は通る?

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マイカーローンを借り替える際に気になることの1つに信用情報への影響があるのではないでしょうか。

過払い金請求や任意整理など、弁護士事務所や司法書士事務所をとおして行なう債務整理をしてしまうと、信用情報にその履歴がのこり、それらの措置を行なってから5年~10年は住宅ローンもマイカーローンも新たな借入れが出来なくなってしまします。

しかし、マイカーローンの借り換えは今のマイカーローンを借り換え先金融機関の融資によって一度完済し、借り換え先の金融機関に返済をしていくことになりますが、これらの措置で、信用情報に傷がつくということはありませんのでご安心下さい。

マイカーローンの返済が負担に感じたり、金利が高いと感じたら。一度、借り換えの仮審査を申し込むことをお勧めします。

マイカーローンの借り換えを行なう際は再度審査を受ける必要があります。自動車の購入時に審査に通ったので、借り換え時も通るとは限りません。

審査に通る条件として、とても重要なことの1つが現在のマイカーローンの返済が遅れていないということです。

現在のマイカーローンの返済が過去6ヶ月以内に1度でも遅れていると審査に通ることは非常に難しいことが多いようです。

また、転職や離職に伴って、返済計画を変更したいという場合も注意が必要です。転職で収入が増えたとしても、減ったとしても、審査に通るには入社後半年から1年経過している必要があります。

転職、離職を考えている方は、現在の職場を離れる前に借り換えを済ませておくようにしましょう。

もし審査に落ちてしまった場合は、申し込み履歴が信用情報上に6ヶ月間残っているため、6ヶ月たってから再度申し込みをしましょう。この間返済を遅らせないよう気をつけましょう。

マイカーローンの借り換えは返済に余裕あるうちに済ませておくと、銀行ローンなど金利の低いローンの審査に通る可能性も高く安心です。

将来の生活設計が不安な場合にお勧めのマイカーローン

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人生はいつも思い通り、計画通りに進むとは限りません。この先、経済状況が不安定になるかもしれないけれど、車が必要という方にお勧めのマイカーローンが信販会社のオリコが提供するニューバジェットローンです。

このニューバジェットローンは一度契約したら、審査なく、支払い期間を延長したり、途中で1ヶ月返済をスキップすることができます。

延長やスキップをしても、信用情報に傷はつきませんので、返済に何らかの心配がある方はこういったマイカーローンも検討しましょう。

ニューバジェットローンのデメリットは金利が他のマイカーローンに比べて高いことですので、経済状況に不安がない方にはおすすめではありません。

マイカーローン借り換えのメリット・デメリットまとめ

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ここまでマイカーローンの借り換えについてご紹介してきましたので、そのメリット・デメリットについてまとめました。ご自身の現在の状況から借り換えするべきかどうか判断してください。

マイカーローン借り換えのメリット

・金利が低くなり返済総額が下がる
・返済期間を延長することで月々の返済総額を減らせる

借り換えの主なメリットは上記の2点です。返済総額を減らすことが出来たら嬉しいですね。

現在の金利と比較してメリットがあるかどうか、検討しましょう。その際返済総額や月々の返済額などシミュレーションをするために便利なのが、ローンの計算サイトです。是非使ってみてください。

マイカーローン借り換えのデメリット

・事務手数料・一括返済手数料が発生する
・申し込みのために書類をそろえるなど手間がかかる
・審査に通らないと半年間審査落ちの履歴が残る

マイカーローンのデメリットはその手続きの面倒くささと、書類をそろえた上で、審査に通らない可能性があるということです。

申し込みの際、現在の借入れ総額などは銀行で調べることができ、その結果と相違がある場合は審査に通らないなどといったこともありますので、正しく記入するようにしましょう。

現在のマイカーローンを含め、借入れの返済が滞った、職業が最近変わったといったことがなければ、審査の通過はあまり難しくないでしょう。

マイカーローン借り換えのポイント

・借り換えた場合の総支払い額に事務手数料などを足しても、現在の総支払い額より小さくなる
・借り換え申し込み先の上限金利が現在の金利より高くなっていない
・返済期間延長が目的の場合は返済期間延長が可能な金融機関を選択する

事務手数料の有無などはHP上で確認することができます。疑問点がある場合は電話で直接問いあわせるとオペレーターが丁寧に回答してくれますので、手間はかかりますが、大事な作業です。

是非借り換えで、お得にマイカーローンを返済しましょう。
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chibica編集部 chibica編集部