内燃機関(エンジン)にこだわるマツダが生み出した「SKYACTIV-X」の実力とは!?

ハイブリッド車や電気自動車が増えてきた昨今ですが、マツダが力を入れているのは内燃機関(エンジン)です。そんなマツダが生み出した次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の実力はどのようなものか紹介していきます。

既存のマツダの内燃機関(エンジン)

「SKYACTIV-G」

【MAZDA】SKYACTIV-G|SKYACTIV TECHNOLOGY (64999)

「SKYACTIV-G」は、マツダが開発、および製造する直列4気筒ガソリン直噴エンジンの名称であり、「SKYACTIV TECHNOLOGY」のひとつです。世界一の高圧縮比(14.0)を達成し、燃費と低中速トルクを従来比で15%改善した新世代高効率直噴ガソリンエンジンであり、低回転域での扱いやすさと高回転域の伸びやかさが「SKYACTIV-G」の魅力です。その特性から、スポーティなフィールを重視する人、それほど走行距離が多くないユーザーにはガソリンエンジンを選ぶ方がメリットは大きく、市街地での走行ではコントロールがしやすいのが特徴です。

「SKYACTIV-D」

【MAZDA】SKYACTIV-D|SKYACTIV TECHNOLOGY (65003)

「SKYACTIV-D」は、マツダが開発、および製造するディーゼルエンジンの名称であり、「SKYACTIV TECHNOLOGY」のひとつです。世界一の低圧縮比(14.0)を実現した新世代高効率クリーンディーゼルエンジンであり、2ステージターボチャージャーの採用により、低速から高速までスムーズでリニアなレスポンスと低速域の大幅なトルク向上を実現しています。ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G」と比べても高いトルクでパワーもあるので、ガソリン車よりクリーンディーゼル車の方が加速性能を存分に楽しめます。
またディーゼルエンジン特有のNOx(窒素酸化物)やススの発生要因を低圧縮比化による燃焼タイミングの最適化により、高価なNOx(窒素酸化物)後処理なしで日欧の排出ガス規制をクリアしているため、環境に優しいというメリットもあります。

「SKYACTIV-X」の実力

【MAZDA】次世代技術 (65006)

「SKYACTIV-X」は、マツダが開発、および製造するガソリンエンジンの名称であり、「SKYACTIV TECHNOLOGY」のひとつです。ガソリンエンジンならではの伸びのよさに、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・レスポンスといった特長を融合し、誰も成し得なかった、革新の内燃機関になっています。環境性能では燃費が現行ガソリンエンジンに比べて最大20〜30%程度向上し、トルクを全域10%以上最大30%向上します。簡単に言うと、2.0Lガソリンエンジンのスポーツカー「ロードスター」並の走行性能を、1.5Lディーゼルエンジンのコンパクトカー「デミオ」と同等のCO2排出量で実現できるということです。
マツダ独自の燃焼方式「SPCCI( Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」によって、ガソリンエンジンにおいて圧縮着火を制御する技術の実用化に世界で初めてめどを付けました。かつてないほどシャープなレスポンスやトルクフルで爽快な加速感を、これまで以上の低燃費・環境性能とともに楽しめるエンジンを実現します。

「SKYACTIV-X」搭載車

「MAZDA3」

「MAZDA3」(ファストバック)

「MAZDA3」(ファストバック)

「SKYACTIV-X」が搭載されているモデルは、「アクセラ」から改名した「MAZDA3」になります。またこの「SKYACTIV-X」搭載グレードは、今年の12月中旬に発売予定のため、予約は出来ますが、まだ発売はされていません。
価格は、ファストバックタイプで、3,140,000円(X PROACTIVE)~3,621,400円(X Burgundy Selection)、セダンタイプで、3,140,000円(X PROACTIVE)~3,551,200円(X L Package)になっています。
「MAZDA3」(セダン)

「MAZDA3」(セダン)

まとめ

今回はマツダの次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の実力を紹介してきました。
まだ搭載モデルは発売予定で予約しか出来ませんが、ディーラーで試乗してみてこの「SKYACTIV-X」の実力を体感してみるのも良いかもしれません。興味がある方は是非ディーラーに問い合わせていただくことをオススメします。
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