スバルは11日、「XV」改良モデルを19日に発売することを発表しました。また、マイルドハイブリッドシステムの「e-BOXER」を搭載したグレード「Advance」を追加設定し、新型フォレスターに次ぐ二匹目のどじょうを狙うようです。
「e-BOXER」搭載グレードの”Advance”を設定
via www.subaru.co.jp
SUBARU XV:e-BOXER
via www.youtube.com
今回の改良では、スバル独自の、2.0L直噴NA水平対向エンジン+電動化技術=「e-BOXER」を搭載したグレード「Advance」を追加しました。機能に応じてモーターアシストを活用する専用制御を備え、スムーズで軽快な加速感や高い走破性など、スバルXV の走りをさらに愉しいものとなります。
「e-BOXER」のスペック
via www.subaru.jp
エンジン:水平対向4気筒2.0L
最高出力kW(PS)/rpm:107(145)/6000
最大トルクN・m(kgf・m)/rpm:188(19.2)/4000
モーター
最高出力kW(PS):10(13.6)
最大トルクN・m(kgf・m):65(6.6) JC08モード燃料消費率(km/L):19.2
WLTCモード燃料消費率(km/L):15.0
市街地モード(WLTC-L):11.5
郊外モード(WLTC-M):15.5:
高速道路モード(WLTC-H):16.8
最高出力kW(PS)/rpm:107(145)/6000
最大トルクN・m(kgf・m)/rpm:188(19.2)/4000
モーター
最高出力kW(PS):10(13.6)
最大トルクN・m(kgf・m):65(6.6) JC08モード燃料消費率(km/L):19.2
WLTCモード燃料消費率(km/L):15.0
市街地モード(WLTC-L):11.5
郊外モード(WLTC-M):15.5:
高速道路モード(WLTC-H):16.8
XVの車両価格
1.6L:2,138,400~2,268,000円
2.0L:2,505,600~2,700,000円
Advance:2,829,600円
2.0L:2,505,600~2,700,000円
Advance:2,829,600円
マイルドハイブリッド再登板
via www.subaru.co.jp
この「e-BOXER」は、前モデルで「XV HYBRID」として採用されていたマイルドハイブリッドと基本的には同じもの。一度はフルモデルチェンで消滅したものの、今回再登場となりました。
新型「フォレスター」にも「Advance」として採用されて好評となり、フォレスターが快進撃を続ける立役者となっています。低燃費性能はそこそこに、シンプルなシステムでエンジンをアシストするという、ターボによる過給と同じ効果をもたらすことが、前モデルの時より浸透し始めた結果と思われます。
さらに内外装には「Advance」専用の装備として、先進性や特別感のあるブルー内装や、瑞々しく透明感のあるブルーを表現したボディカラー「ラグーンブルー・パール」を新たに採用しています。
XV「Advance」の主な装備内容
via www.subaru.co.jp
・Advance用LEDハイ&ロービームランプ[光輝プロジェクターリング]
・LEDフロントフォグランプ
・Advance用フロントフォグランプカバー[シルバー金属調]
・フロントグリル[クロムメッキ+シルバー金属調]
・フロントバンパーガード[シルバー塗装]
・Advance用サイドクラッディング[シルバー塗装]
・e-BOXERオーナメント[サイド、リヤ、エンジンカバー]
・ローマウントタイプルーフレール[ブラック塗装]
・マルチインフォメーションディスプレイ付メーター[Advance用]
・アクティブグリルシャッター
・LEDフロントフォグランプ
・Advance用フロントフォグランプカバー[シルバー金属調]
・フロントグリル[クロムメッキ+シルバー金属調]
・フロントバンパーガード[シルバー塗装]
・Advance用サイドクラッディング[シルバー塗装]
・e-BOXERオーナメント[サイド、リヤ、エンジンカバー]
・ローマウントタイプルーフレール[ブラック塗装]
・マルチインフォメーションディスプレイ付メーター[Advance用]
・アクティブグリルシャッター
安全性能のさらなる向上
SUBARU XV:TVCM「FreeYou.」篇 30秒
via www.youtube.com
一部のグレードを除き、後退時に衝突の可能性がある場合は、警告表示と警報音で、段階的に注意を喚起し、衝突回避または被害を軽減する「後退時自動ブレーキシステム」を標準装備としています。
また、アイサイトセイフティプラス(視角拡張)に、助手席側ドアミラーに装着されたカメラの映像を、マルチファンクションディスプレイに表示し、死角を
低減する「サイドビューモニター機能」を追加。
さらに、停車した際、ブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持し、信号待ちや渋滞、そして坂道などで、ドライバーの運転負荷を軽減する「オートビークルホールド」も追加されています。
XVの主な改良内容
via www.subaru.co.jp
・後退時自動ブレーキシステム
・サイドビューモニター
・オートビークルホールド追加
・サイドビューモニター
・オートビークルホールド追加
まとめ
今回発表された販売計画は月販2,200台。前モデルの発表地には同1,000台であったことと、直近までの販売台数が1,000台を切っていることを考えると、2倍以上の計画はかなり強気にみえます。
しかし、新型フォレスターが月販5千台前後を売り上げていることを考えると、同じSUVで「e-BOXER」を採用すれば売れると判断し、二匹目のどじょうを狙うスバルの戦略は、はたして吉と出るか、それとも・・・
]]>