国産にはない魅力!新車で買える輸入車SUV3選

現在のSUV人気は国内に限ったことではなく、世界的なものです。そのため、ヨーロッパの自動車メーカー各社からはとても魅力的なモデルが出ています。元来SUVとはSports Utility Vehicleの略ですが、国産SUVはどうもSportsの部分が蔑ろになっている気がします。今回は、特にスポーツ性の高い輸入車SUVをご紹介したいと思います。

ジャガー F-PACE

Fペース(ジャガー)のモデル・グレード別カタログ情報|中古車の情報なら【グーネット】 (54307)

まずはイギリスのジャガーから。 このF-PACEは、ジャガー史上初めてのSUVとして開発されました。 中身を見ると、「ヨソで作って売れてるから、じゃあひとつウチも…」というノリで作られたクルマでないことが分かります。 電子制御4WDシステムはターマック上ではFRに近い駆動配分を行い、また適切にアンダーステアを制御します。 オプションの電子制御サスペンションを装備すれば、さらにスポーツ性は高くなるでしょう。 トランスミッションはトルコンの8速ATのみですが、エンジンはいくつか選ぶことができます。 180psの2.0L4気筒ディーゼルターボ、同じく2.0L4気筒のガソリンターボは250psと300psの2種類のチューンがあります。
でもやはりワクワクするのは、380psを発揮する3.0LのV6スーパーチャージャーでしょう。 中身だけに注目して書きましたが、エクステリアもなかなか素晴らしいものです。
最近のジャガーのデザインを随所に取り込みつつも、C-HRのように意図の分からないラインやカーブが一つもありません。 ともすればボテッと見えてしまうSUVですが、止まっていても速そうに見えるデザインはとても素晴らしいものです。 V6スーパーチャージャーではパワー不足だという人には、「SVR」というグレードをオススメします。
こちらは5.0LのV8スーパーチャージャーを搭載し、出力は驚きの550psです。
しかし、値段が1,200万円を超えてしまうため、誰にでも買えるものではありませんが…

ポルシェ マカン

Porsche The new Macan - ポルシェジャパン (54308)

こちらはポルシェカイエンの弟分にあたるモデルです。「マカン」とは、インドネシア語でトラを意味するそう。 アウディQ5とプラットフォームを共有し、FFベースの4WDではありますが、前2:後8の駆動力配分を行い、後輪駆動の動きに近づけています。 2018年12月に2019年モデルの発表が行われたばかりで、搭載されるエンジンは今のところ252psの2.0L4気筒ターボのみとなっていますが、以前のモデルでは400psの3.6LV6ターボの設定があったので、おそらく後々このようなハイパワーモデルも追加されることでしょう。 トランスミッションはAMTの7速PDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング)が組み合わされます。 見た目通り、あまりオフロード性能は重視されていないようですが、「遠慮なく普段使いできるポルシェ」と考えればとても魅力的に思えてきます。 2019年仕様のスタンダードモデルなら6,990,000円の値札がついており、なんと700万円以下で新車のポルシェを買うことができます。 ただし、エアサスやBOSEサラウンドシステムなどのオプションを追加しなければ、ですが…

アルファロメオ ステルヴィオ

ステルヴィオ 2.0ターボ Q4(2018年10月) のカタログ情報(10118107)|中古車の情報なら【グーネット】 (54309)

アルファロメオがSUVを出すのは正直な所驚きましたが、中身を見てもっと驚きました。 基本的に他のSUVはFFベースで作られていますが、ステルヴィオはスポーツセダンのジュリアのアーキテクチャーを採用し、FRベースで作られています。 そのため、普段の駆動力配分は前0:後10で、必要に応じ前5:後5まで変化するというものです。 さらにボンネットやフロントフェンダー、ドアアウターパネル、リアハッチには軽量なアルミニウム素材を採用し、クイックなステアリングギア比を採用するなど、ハンドリングを最重視した作りにされているのが驚きです。 もうオフロードの事など考えていないような作りですが、アルファロメオなのでそれでいいのです。そういうのはマジメなドイツ車にでも任せておけ、という声が聞こえてきそうですね。 エンジンは他のSUVと違い、280psの4気筒ターボ1種類となっており、組み合わされるトランスミッションはZF製の8速A Tのみです。 動力性能は控えめに見えますが、軽量化のおかげで0-100km/h加速は5.7秒という数値を叩き出しており、これはF-PACEやマカンのV6搭載の上位モデルに匹敵するタイムです。 これで700万円を切る値付けとなっていますから、とてもお買い得と言えるでしょう。 それから、わざわざ言う事ではないかもしれませんが、ボディラインの曲線美は秀逸の一言に尽きます。 巨匠がナイフ一本だけを持ち、一つの塊から一気に切り出したようなフォルムは見事です。
線と面をやたらといじくり回す国産SUVにはないセンスです。

まとめ

C−HR G−T モード ブルーノ(2018年12月) のカタログ情報(10118945)|中古車の情報なら【グーネット】 (54310)

現在新車で買える輸入SUVをまとめてみました。 ここで紹介したクルマに共通することは、「パワー」と「デザイン」です。 どのクルマも、誰もが満足するパフォーマンスを持ち、かつ一目でメーカーが分かるデザインを与えられています。
そしてそのデザインは、どれにも複雑なものはなく、至ってシンプルなものばかり。 輸入車の販売台数が年々高くなり、2018年は過去2番目に高くなったというニュースがありましたが、さもありなんと言ったところでしょうか。 国内メーカーにも、輸入車が売れている理由を素直に受け止めて頂き、健闘してもらいたいものです。
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