マイナーチェンジ・一部改良

レクサスLXに「F SPORT」追加、一部改良で8仕様へ|10月1日発売の価格

LEXUSが2026年10月1日に発売したLXの一部改良を、追加された「F SPORT」の専用装備、全仕様に入ったEPSとサスペンションの最適化、OVERTRAIL+のタイヤ拡大、8つの価格に分けて発表の表記のまま整理します。

レクサスLXに「F SPORT」追加、一部改良で8仕様へ|10月1日発売の価格 - チビカのニュースカード

この記事は、トヨタ自動車株式会社が 2026/10/01に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。

出典:LEXUS、「LX」を一部改良するとともに、「F SPORT」を追加設定(確認日 2026/10/14)

LEXUSは2026年10月1日、LXを一部改良するとともに、ラインアップに“F SPORT”を追加設定し、同日から全国のレクサス店を通じて発売しました。発表の見出し自体が「一部改良」と「“F SPORT”の追加設定」を並べた形になっていて、すでに売られている車への手当てと、新しい仕様の登場が同時に知らされています。価格表に並んでいるのはLX600とLX700hの各4仕様で、いちばん低いものが15,600,000円、いちばん高いものが22,100,000円です(いずれも10%消費税込み)。

この記事は、LEXUSが公表した発表本文に書かれていることだけを整理したものです。仕様名、装備の名称、価格、タイヤサイズは発表の表記のまま転記し、当サイトで足し引きした差額や、発表に出てこない数値は書きません。発表に記載がなかった項目は、後半でそのまま挙げます。当サイトはこの車に試乗していないため、乗り味や静粛性といった走りの印象も書きません。

LEXUSの公式ニュースリリース「LEXUS、「LX」を一部改良するとともに、F SPORTを追加設定」のページ冒頭
この記事が一次情報にしている発表ページの引用キャプチャです。ページの冒頭だけを引用しています。掲載内容は変更されることがあります。最新の内容はリンク先の原文を確認してください。 確認日:2026-10-14。 出典:LEXUS「LEXUS、「LX」を一部改良するとともに、「F SPORT」を追加設定」

追加された“F SPORT”は、足まわりと内外装の両方に「専用」がある

発表は“F SPORT”を、「走る喜び」をさらに追求した仕様として紹介しています。精悍さとスポーティさを想起させる内外装備およびカラーを設定し、加えて足回りには“F SPORT”ならではの走りを追求したチューニングを施すことで、運転を愛するより多くのドライバーに運転する楽しさをお届けします、という書き方です。見た目だけの仕様ではなく、足まわりにも専用の手当てが入っていると読める構成になっています。

足まわりで挙げられているのは、部品と制御の2種類です。発表は、専用にチューニングされた前後パフォーマンスダンパー、トルセンLSD、リヤスタビライザーを標準装備すると書いています。そのうえで、EPSとAVSに“F SPORT”専用チューニングを施し、優れたレスポンスと高い操縦安定性を実現したと続けています。EPSは発表の注記で電動パワーステアリング、AVSはAdaptive Variable Suspension systemと説明されています。パフォーマンスダンパーがヤマハ発動機、トルセンがジェイテクトの登録商標である旨も、同じ注記に書かれています。

この2種類は分けて読んでおきたいところです。パフォーマンスダンパー、LSD、スタビライザーは部品として標準装備されると書かれているのに対し、EPSとAVSについては専用のチューニングを施したという書き方で、別の部品に置き換えたとは書かれていません。どちらも効果の程度を示す数値は示されていないため、当サイトでは「どれだけ良くなったか」を数字で表すことはしません。

一部改良は、世代を切り替えずに装備や仕様の一部を見直す区分です。今回はそこへ、新しい仕様の追加が重なっています。同じ区分の発表はマイナーチェンジ・一部改良に集めており、同じLEXUSのSUVではレクサスGXの一部改良も記録しています。発表資料そのものの読み方はプレスリリースの読み方にまとめています。

外観と内装は、専用品の名称が1つずつ挙がっている

外観について挙げられているのは4点です。フロントまわりにはメッキモールとブラック塗装のメッシュパターンラジエーターグリルを採用し、足元にはスポーティな世界観を体現する22インチ鍛造アルミホイールを標準装備。さらにディフューザー形状にブラック塗装を施したリヤバンパーを採用し、フロントフェンダーに“F SPORT”エンブレムを置く、という内容です。

内装で挙げられているのも、具体的な品名です。フロントシートはサイドサポート部のパッド裏面にフェルトを配置・補強したとされ、“F SPORT”ブラックロゴスカッフプレート、アルミ製スポーツペダル&フットレストを設定。シフトノブとステアリングホイールにはディンプルレザーを用い、12.3インチフルグラフィックメーターには専用デザインを含む計3種類の表示レイアウトを設定したと書かれています。

カラーは、エクステリアが“F SPORT”設定色「ニュートリノグレー」をはじめとした計6色、インテリアが“F SPORT”設定色「フレアレッド」をはじめとした計3色です。ニュートリノグレーについては、硬質なライトグレーにハイライトでメタリックをほのかに含ませることでスポーティな走りを表現した、という説明が添えられています。ただしどちらも「をはじめとした」という書き方で、残りの色の名称はこの発表からは分かりません。

レクサスLXの一部改良について、F SPORTに専用と書かれているもの、全仕様と書かれているもの、仕様を名指しして書かれているものを3列に分けた図
発表が範囲を書き分けている箇所を3列に並べ替えました。列の分け方は当サイトの整理で、装備や制御の名称は発表の表記のままです。効果の程度を示す数値は、いずれの記述にも示されていません。 出典:LEXUS「LEXUS、「LX」を一部改良するとともに、「F SPORT」を追加設定」(確認日 2026-10-14)

価格はLX600とLX700hに4仕様ずつ、合わせて8つ

発表のメーカー希望小売価格は次のとおりです。仕様名、乗車定員、価格は発表の表の表記のままです。駆動方式はいずれもAWDと書かれています。

仕様 乗車定員 価格(10%消費税込み)
LX600 標準仕様 5/7 15,600,000円
LX600 “EXECUTIVE” 4 21,100,000円
LX600 “OVERTRAIL+” 5/7 16,000,000円
LX600 “F SPORT” 5/7 17,000,000円
LX700h 標準仕様 5/7 17,000,000円
LX700h “EXECUTIVE” 4 22,100,000円
LX700h “OVERTRAIL+” 5/7 17,000,000円
LX700h “F SPORT” 5/7 18,000,000円

エンジンの表記は、LX600がV35A-FTS 3.5L V型6気筒インタークーラー付きツインターボ、LX700hが同じV35A-FTSのツインターボハイブリッドです。仕様の呼び名は両方で共通していて、標準仕様、“EXECUTIVE”、“OVERTRAIL+”、“F SPORT”の4つが並びます。今回追加されたのは、このうち“F SPORT”の行にあたります。乗車定員は“EXECUTIVE”だけが4で、ほかは5/7と書かれています。

価格の並びを見るときに気をつけたいのは、仕様名が同じでも金額の関係が一律ではないという点です。表の数字を追うと、同じ“F SPORT”でもLX600とLX700hで金額が違い、LX700hの側では標準仕様と“OVERTRAIL+“に同じ金額が並んでいます。価格の高い順と、仕様名の並び順は一致しません。差額を知りたいときは、表の2つの数字を見比べてください。当サイトは発表に無い数値を新しく作らないため、引き算した金額は書きません。

もう1つ、この表の金額は車両本体ぶんの価格です。登録に伴う費用やリサイクル料金、保険料をどう見込むかについて、この発表には記載がありません。支払う総額の組み立て方は新車の価格表の見方で整理しています。

レクサスLXの価格表をLX600とLX700hの2系統に分け、標準仕様・EXECUTIVE・OVERTRAIL+・F SPORTの4仕様と価格を並べた図
価格表から仕様名と価格だけを抜き出して並べました。価格は発表の表記のままで、当サイトで差を取った数値は出していません。 出典:LEXUS「LEXUS、「LX」を一部改良するとともに、「F SPORT」を追加設定」(確認日 2026-10-14)

全仕様に入ったのは、EPSとサスペンションの最適化

“F SPORT”の追加と並んで書かれているのが、全仕様に及ぶ改良です。発表は、全仕様のEPSのチューニングを最適化し、ドライバーの意図に忠実な操舵感を追求したとしています。あわせて、サスペンション特性の最適化を緻密に施し、操縦安定性と上質な乗り心地を一段と高めたと書かれています。手が入ったのはステアリングと足まわりの2か所で、装備が増えたという書き方ではありません。

ここで混ぜて読みたくないのが、“F SPORT”専用チューニングとの関係です。発表には、全仕様のEPSを最適化したという文と、“F SPORT”のEPSとAVSに専用チューニングを施したという文の両方があります。前者はラインアップ全体の話、後者は新しい仕様に固有の話で、別の文として書かれています。専用チューニングの中身が全仕様の最適化とどう違うのかについては、説明がありません。

効果の表現も、言葉のままに受け取るのが正確です。「意図に忠実な操舵感」「上質な乗り心地」はいずれも作る側が掲げた狙いで、どれだけ変わったのかを示す数値は出ていません。改良の前と後で同じ条件を走って比べた記録も、この発表には含まれていません。実際にどう感じるかは、試乗で確かめる領域になります。

タイヤとホイール、ボディカラーは、範囲を書き分けている

残りの変更は、どの仕様に入るのかが名指しで書かれています。まず“OVERTRAIL+“では、タイヤサイズを265/65R18から265/70R18へと拡大したとされています。発表はこれに続けて、タイヤ外径の拡大にあわせて最低地上高を高めることで、岩石路をはじめとする厳しい悪路での走破性を向上したと書いています。最低地上高については、高めたという事実だけが示され、変更後の値も変更前との差も書かれていません。

同じタイヤについて、見た目と静粛性の記述もあります。タイヤ側面にブロックパターンを施すことで風格ある力強いスタイリングを表現し、さらにタイヤ構造とトレッドパターンを最適化することで、オンロードでの静粛性を両立しているという内容です。悪路寄りのタイヤにすると舗装路での音が気になりやすい、という一般的な懸念に対して、発表の側から両立していると述べている形になります。これも程度を示す数値はありません。

ホイールとボディカラーは、それぞれ範囲が違います。LX600標準仕様には、シャープでタイトなV字の切削ツインスポークとダーククリア塗装により精悍さを際立たせた20インチアルミホイールを新規設定したと書かれています。いっぽうエクステリアカラーの「ホワイトノーヴァガラスフレーク」は新規設定で、全仕様で選択可能としたと明記されています。同じ発表の中でも、1つの仕様に限る変更と、全仕様に及ぶ変更が混在していることになります。

この発表に記載がない項目

次の項目には記載がありません。当サイトでは、記載のない項目を改良前の値や兄弟車の値で埋めることはしません。

項目 発表での扱い
燃費・電力量消費率(測定モードを含む) 記載がありません
全長・全幅・全高・重量・最低地上高の数値 高めたという記述のみで、数値の記載がありません
改良前の価格との対比 記載がありません
エクステリアとインテリアの全色名 “F SPORT”設定色の名称のみで、ほかの色名の記載がありません
月販目標台数 記載がありません
受注開始日と発売日の区別 10月1日に発売したという記述のみです
車両型式 記載がありません
オーディオや運転支援など、ほかの装備の変更 記載がありません

燃費は、測定モードが書かれていなければ数値も書かない、というのが当サイトの決まりです。条件の違う数字どうしを読者が比べてしまうのを避けるためで、今回はそもそも記載がありません。寸法や重量についても同じで、ほかの資料から持ち込むことはしません。改良の前と後で価格が動いたのかどうかも、改良前の価格が並記されていないため、値上げとも据え置きとも書けません。

発表に載っていない装備について書かないのは、当サイトが確認した事実と、どこかで語られている話を混ぜないためです。ここに挙げた項目は、メーカーの側から新しい一次情報が出た時点で確かめます。

検討している人が、販売店で確かめておくこと

第一に、検討している個体が改良後かどうかです。今回は発表と発売が同じ日に置かれているため、展示車や在庫車が改良前である可能性は残ります。手がかりになるのは、“OVERTRAIL+“ならタイヤ側面のサイズ表記が265/70R18かどうか、LX600標準仕様ならホイールが新規設定のものかどうか、そしてボディカラーに「ホワイトノーヴァガラスフレーク」が選べるかどうかです。年式だけでは決められません。

第二に、全仕様の改良が見た目に出ないことです。EPSとサスペンションの最適化には外観の手がかりがなく、写真や遠目の印象で改良の前後を判断することはできません。注文書や装備表で、どちらなのかを確かめるところから始めてください。

第三に、“F SPORT”の装備が、検討している個体にそろっているかどうかです。発表のうち標準装備と明記されているのは、専用にチューニングされた前後パフォーマンスダンパー、トルセンLSD、リヤスタビライザー、そして22インチ鍛造アルミホイールです。ほかの専用品については「設定」と書かれていて、標準か選択かを判別できる記述がありません。見積書と装備表の上で分けて確かめるのが確実です。乗車定員も仕様によって違い、“EXECUTIVE”だけが4と書かれています。

価格の幅は今回の発表で分かりました。次に確かめるのは、いま乗っている車がいくらになるかという側です。LEXUSの発表はレクサスからも辿れます。

出典と、この記事を更新する条件

この記事は、LEXUSが2026年10月1日に公表したニュースリリース「LEXUS、「LX」を一部改良するとともに、“F SPORT”を追加設定」を一次情報にしています。仕様名、価格、乗車定員、装備と制御の名称、タイヤサイズ、ホイールのサイズ、カラーの名称は、いずれも発表の表記のまま転記しました。要約や言い換えで内容を変えることはしていません。発表ページを確認した日は2026年10月14日です。

価格が改定された場合、燃費が測定モードとともに公表された場合、この発表で名称だけが示されていたカラーの全名称が公表された場合、または“F SPORT”の装備や適用範囲について新しい発表が出た場合に、この記事を更新して編集日を改めます。価格と発売日は動きやすいため、90日ごとに発表ページを再確認します。