マイナーチェンジ・一部改良

SUBARU プレオ プラスを改良、最新世代エンジンで1,107,700円から

SUBARUが2026年9月10日にプレオ プラス改良モデルを発表しました。最新世代エンジンの採用、作動速度差まで示された運転支援の変更、FとLの二つのグレードと六行の価格表を、公式発表の記載だけで整理します。

SUBARU プレオ プラスを改良、最新世代エンジンで1,107,700円から - チビカのニュースカード

この記事は、株式会社SUBARUが 2026/09/10に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。

出典:SUBARU プレオ プラス改良モデルを発表(確認日 2026/09/12)

SUBARUは2026年9月10日、「プレオ プラス」の改良モデルを発表しました。発表が改良点として挙げているのは、動力性能、安全性能、インテリア&エクステリアデザイン、グレード構成・機能装備の四つです。見た目の刷新が中心の改良ではなく、エンジンと予防安全装備という、買ったあとから入れ替えられない部分に手が入ったのが今回の特徴です。この記事では、発表に書かれていることだけを取り出し、書かれていない項目についてはその旨をはっきり示します。

SUBARUの公式ニュースリリース「SUBARU プレオ プラス改良モデルを発表」のページ
公式発表の引用キャプチャ。 この記事が一次情報にしているSUBARUの発表ページの冒頭を引用しています。掲載内容は変更されることがあります。最新の内容はリンク先の原文を確認してください。 確認日:2026-09-12。 出典:SUBARU プレオ プラス改良モデルを発表

価格表はグレード二つ、行は六つ

先に価格を確かめておきます。メーカー希望小売価格(消費税込み)は次のとおりです。

グレード・仕様 駆動方式 メーカー希望小売価格
F 2WD 1,107,700円
F 4WD 1,234,200円
L 2WD 1,256,200円
L 4WD 1,382,700円
「Limited グレード パッケージ」装着車 2WD 1,380,500円
「Limited グレード パッケージ」装着車 4WD 1,507,000円

発表は、グレード構成をFとLの二つにしたと説明しています。価格表の行が六つあるのは、この二つにそれぞれ2WDと4WDが用意され、さらにLグレードに設定される「Limited グレード パッケージ」の装着車が別の行として並んでいるためです。グレードの数と価格表の行数は一致しません。カタログや見積書で自分の候補がどの行にあたるのかを最初に決めておくと、以降の条件を追いやすくなります。

なお、この記事では価格どうしの差額を計算した数字は出していません。上の表の数字はすべて発表の価格表に載っているもので、差を知りたい場合は該当する二つの行を直接見比べてください。価格表そのものの読み方は新車の価格表の見方で扱っています。

入れ替わったのはエンジン本体

今回の改良で発表が最初に挙げているのは動力性能です。最新世代のエンジンを採用したことにより、最高出力と最大トルク、そして燃費性能が向上したと書かれています。軽自動車の一部改良では、装備の組み替えや色の入れ替えだけで終わることも珍しくありません。そのなかで動力源そのものを世代の新しいものへ置き換えたというのは、変更の幅としては大きい部類に入ります。

ただし、ここで止まる必要があります。発表に書かれているのは「向上した」という方向だけで、変化の量を示す数字がありません。改良前と改良後で最高出力が何馬力から何馬力になったのか、燃費が何パーセント伸びたのかは、この発表からは読み取れません。当サイトでは、こうした空欄を他の車種の値や改良前の値で埋めることをしません。埋めた瞬間に、発表で確認できた数字と確認できていない数字が同じ見た目で並んでしまうためです。

プレオ プラス改良モデルの発表で、数値まで示されている項目と、向上した方向だけが示されている項目を左右に並べた図
同じ発表のなかでも、項目によって書かれている細かさが違います。左側は発表に数字が載っているもの、右側は「向上」という方向だけが書かれているものです。 出典:SUBARU「SUBARU プレオ プラス改良モデルを発表」(確認日 2026-09-12)

具体的な数値を確かめたい場合の行き先は決まっています。出力・トルク・燃費は、メーカーの商品サイトにある主要諸元表に型式とグレードごとに載ります。同じ車名でも駆動方式によって値が違うため、自分が検討している行を見ないと意味がありません。諸元表を取り違えずに読む手順は新型車の主要諸元表の見方にまとめています。

運転支援は「速度の範囲」まで書かれている

安全性能では、予防安全機能「スマートアシスト」の内容が変わりました。新しく設定されたのが路側逸脱警報機能とふらつき警報、既存の機能で強化されたのが衝突回避支援ブレーキ機能と衝突警報機能、そして誤発進抑制機能です。

区分 発表に書かれている内容
新規設定 路側逸脱警報機能、ふらつき警報
衝突回避支援ブレーキ機能 横断中の自転車、交差点右折時の対向車線の車両、右左折時の対向方向から来る横断歩行者を検知の対象に追加
衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能 夜間の作動に対応
誤発進抑制機能 ブレーキ制御を追加

検知の対象に加わった三つは、いずれもドライバーの視線が別の方向へ向きやすい場面にあたります。交差点で右折の機会をうかがっているとき、意識は対向車の流れと歩行者の両方に分かれます。前を横切る自転車は、直前まで停車中の車や建物の陰に入っていることがあります。装備の側でこうした場面を拾うようになった、というのが今回の変更です。

そのうえで、この発表には珍しい記載があります。衝突回避支援ブレーキ機能について、対車両への作動速度差を30〜120km/h、対歩行者への作動速度差を30〜80km/hに拡大した、と範囲が数字で示されているのです。速度域まで書かれている発表は多くありません。

衝突回避支援ブレーキの作動速度差を目盛りの上に並べた図。対車両は30から120キロメートル毎時、対歩行者は30から80キロメートル毎時
発表に書かれている範囲だけを目盛りに置きました。拡大前の範囲は発表に記載がないため、図にも入れていません。 出典:SUBARU「SUBARU プレオ プラス改良モデルを発表」(確認日 2026-09-12)

ここで書かれているのは「作動速度差」であって、メーターに表示される車速そのものではありません。自車と前方の対象との速度の差が、この範囲に収まっているときに機能が働くという意味です。前を走る車に追いついていく場面と、停止している車へ近づく場面では、同じ車速でも速度差は変わります。発表にはあわせて、状況によっては衝突回避支援ブレーキが作動せず、衝突の回避や被害の軽減ができない場合があるという注記が添えられています。範囲が示されたからといって、その範囲なら必ず止まると読める記載ではありません。

運転席まわりは、見る場所と触る場所が変わった

インテリアとエクステリアの項目では、メーターパネルの中央に大型のアナログスピードメーターを配置して視認性を高めたこと、エアコンの操作パネルのスイッチ配置を見直して操作しやすい形状にしたことが挙げられています。どちらも、走っている最中に目と手が向かう場所です。

この二つは装備が増えたわけではないため、見積書の上では差として現れません。実車の運転席に座って確かめる項目になります。速度計の数字が読み取りやすいかどうかや、エアコンのスイッチを見ずに操作できるかどうかは、人によって感じ方が変わります。試乗していない車について当サイトが使い勝手を評価することはしません。販売店で現車を確かめるときの見どころとして挙げておきます。

色は二色増え、二色に加算が付く

ボディカラーには、セラミックグリーン・メタリックとグレースブラウンクリスタルマイカの二色が新たに加わりました。発表のページに並んでいる色は全部で八色です。

そのうち二色、シャイニングホワイト・パールとグレースブラウンクリスタルマイカには、価格表の注記として22,000円高(消費税10%込)という加算が示されています。車両本体の価格だけで予算を組むと、色を決めた段階で想定とずれます。新色のうち片方が加算の対象に入っているため、色から選び始める人ほど先に確かめておきたい部分です。

ここまでに挙げてきたのは、いずれもメーカー希望小売価格です。実際に支払う金額には、税金や登録などの諸費用が別に必要になります。何にいくらかかるのかは購入費用で整理しています。

販売計画は月200台

発表には、販売計画として200台/月という数字が載っています。これはメーカーが立てた計画値であり、売れた実績ではありません。人気の度合いを示す数字として読まないでください。プレオ プラスはSUBARUの乗用車のなかで最も価格の低い位置にある一台ですが、計画台数の多さと車の良し悪しは別のものです。

供給元はダイハツ工業

発表には「プレオ プラスは、ダイハツ工業株式会社からのOEM供給です」と明記されています。OEM供給とは、他社が生産した車両を自社ブランドとして販売する形態のことです。今回挙げられている「スマートアシスト」も、注記でダイハツ工業株式会社の登録商標とされています。

供給元の側でも、同じ時期に軽乗用車の一部改良が発表されており、当サイトではミラ イースの一部改良として記録しています。ただし、SUBARUの発表には供給元のどの車種にあたるのかが書かれていません。そのため当サイトでは、両者を同じ車として扱った装備表や価格の比較を作りません。気になる場合は、それぞれの商品サイトの装備表を自分の目で突き合わせるのが確実です。SUBARUの発表はメーカー別ニュースから、ほかの車種の改良発表はマイナーチェンジ・一部改良からたどれます。

発表に書かれていないこと

今回の発表は改良の内容と価格が中心です。次の項目には記載がありません。

項目 発表での扱い
燃費の数値(測定モードを含む) 記載がありません
最高出力・最大トルクの数値 向上したという記載だけで、値はありません
全長・全幅・全高などの寸法 記載がありません
乗車定員 記載がありません
発売日・受注開始日 記載がありません
改良前からの価格の変化 記載がありません

発表の日付は示されていますが、いつから注文できるのか、注文してからどのくらいで納車されるのかは、この発表からは分かりません。納期の見通しは販売店ごとに案内が異なります。発表の内容と、店頭で聞ける納期は別のものとして扱ってください。同じ規格の車を横に並べて検討したい場合は、軽自動車の現行車種一覧で価格と出典を確かめられます。

出典

この記事は、SUBARUが2026年9月10日に公表した「SUBARU プレオ プラス改良モデルを発表」を一次情報にしています。価格、装備、機能の表記は発表のままとし、要約や言い換えによって数値を変えることはしていません。確認日は2026年9月12日です。