車査定

車査定に必要なものは?査定当日に準備したい書類と情報

査定当日に手元へそろえるものを、書類・鍵・記録・部品・情報の5種類に分けて整理します。本人確認が必要になる法的根拠と、売却で追加される書類も示します。

車査定に必要なものは?査定当日に準備したい書類と情報 - チビカのニュースカード

査定当日に必要なものは、大きく5種類に分かれます。書類、鍵、記録、部品、情報です。金額に影響するものと、手続きに必要なものが混ざっているため、分けて考えると準備が早くなります。

このページでは、それぞれ何が必要で、なぜ必要なのかを整理します。売却まで進む場合に追加される書類にも触れます。

先に結論:査定だけなら車検証と鍵で受けられます。ただし本人確認と、売却へ進む書類は別に必要です。

3分で分かる要点

種類 主なもの
書類 車検証、自賠責保険証明書、リサイクル券
スペアキーを含む一式
記録 整備記録簿、保証書、取扱説明書
部品 社外品に交換している場合の純正部品
情報 気づいている不具合、修理の履歴
査定当日にそろえる6項目のチェックリスト
書類は査定だけでなく売却の手続きでも使います。手元にあるのに出さないと、無いものとして扱われます。 出典:軽自動車検査協会「名義変更(売買・譲渡・その他)」(確認日 2026-08-19)

書類:車検証がいちばん重要

査定で最初に見られるのは車検証(自動車検査証)です。型式、初度登録年月、車台番号、所有者、使用者が確認されます。

ここで所有者欄を自分でも見ておいてください。ローン会社や販売店の名前になっている場合、売却の手続きが変わります。査定は受けられますが、契約の前に所有者の同意や手続きが必要です。

自賠責保険証明書とリサイクル券も、売却まで進むなら必要になります。査定の段階で無くても進められますが、手元にあるかどうかは先に確認しておくと、後で慌てません。

鍵:スペアの有無が確認される

鍵は、スペアを含めて一式そろえます。無い場合は無いと伝えてください。作り直しに費用がかかるため、扱いが変わることがあります。

スマートキーの電池が切れている場合も、伝えておけば確認がスムーズです。その場で動かないことと、故障していることは別です。

記録:あれば材料、無くても売れる

整備記録簿があれば、いつ何を整備したかが分かります。保証書、取扱説明書、新車時の付属品も同様です。

これらは無くても売却できます。ただし、手元にあるのに出さないと、無いものとして扱われます。査定の場に出してください。

部品:外した純正部品

ホイール、マフラー、ナビなどを社外品に交換している場合、外した純正部品が残っていれば一緒に出します。純正へ戻せることが分かると、扱いが変わることがあります。

外す予定がある装備についても、査定の時点で伝えてください。後から外すと、金額が変わる事態につながります。

査定だけの場合と売却まで進む場合で必要なものを比べた表
売却まで進むと書類が追加されます。軽自動車の名義変更は申請手数料が無料とされています。 出典:軽自動車検査協会「名義変更(売買・譲渡・その他)」(確認日 2026-08-19)

情報:気づいている不具合

書き出して渡すのがいちばん確実です。傷やへこみの場所、警告灯の点灯、エアコンの効き、異音、修理した箇所と時期。

とくに修復歴は重い項目です。中古車の表示では「修復歴の有無」が必要な項目として自動車公正競争規約に定められており、次に買う人へ必ず伝える情報として扱われます。自分で判断できない場合は「不明」と伝えてください。

走行距離も、自動車公正取引協議会が案内するメーター管理システムで確認できる項目です。申告だけで完結しません。

本人確認が必要になる理由

契約へ進む段階で、身分証の提示を求められます。古物商には、買い受ける際に相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認するなどの措置が古物営業法第15条で義務づけられているためです。買取を業として行うには、同法第3条により都道府県公安委員会の許可も必要です。

この確認は省略できません。 逆に、確認をまったく行わない相手には注意が必要です。

売却まで進む場合に追加されるもの

査定だけなら不要でも、売却まで進むと書類が追加されます。普通車と軽自動車で内容が違います。

軽自動車の名義変更について、軽自動車検査協会は必要書類として自動車検査証、使用者の住所を証する書面、ナンバープレート、自動車検査証変更記録申請書、申請依頼書などを挙げており、申請手数料は無料としています。普通車では、印鑑登録証明書のように役所で取得する書類が必要になります。

詳しくは車売却に必要な書類で扱います。取得に日数がかかるものは、査定より先に動き始めると全体が短くなります。

当日までにそろえる5項目

  1. 車検証(所有者欄を確認しておく)
  2. 鍵一式(スペアを含む)
  3. 整備記録簿・保証書・取扱説明書
  4. 外した純正部品
  5. 気づいている不具合を書いたメモ
車検証の確認から名義変更までの5段階の手順図
取得に日数がかかる書類から動きます。名義変更の期限は道路運送車両法第13条の定めです。 出典:道路運送車両法(e-Gov法令検索)(確認日 2026-08-19)

私物は出しておく

車内に物が多いと、内装の確認がしにくくなります。金額そのものより、確認の手間と時間に影響します。

あわせて、ETCカードを抜き、駐車場や有料道路の登録を確認しておきます。引き渡しまで時間があっても、先にやっておくと当日に慌てません。

そろわないものがあるとき

すべてがそろわなくても、査定は受けられます。無いものは「無い」と伝えてください。隠すより、無いことが分かっているほうが話が早く進みます。

車検証が見つからない場合は、再交付の手続きが必要です。査定だけなら進められることがありますが、売却には必要になります。手続きには時間がかかるため、早めに動いてください。

スペアキーが無い場合も同様です。作り直しの費用が見込まれることがありますが、伝えておけば後から金額が動く事態は避けられます。

名義や住所が違う場合

車検証の住所が現在の住所と違う場合、売却の手続きで追加の書類が必要になります。引っ越しの回数によって、必要なものが変わります。

所有者が家族名義になっている場合は、その本人の書類が必要です。査定は受けられても、契約は所有者の意思が要ります。 代わりに手続きを進める場合、委任状などが求められることがあります。

軽自動車について、軽自動車検査協会は、車検証に記録された使用者と所有者が異なる場合、あらかじめ所有者の同意を得たうえで手続きを行う必要があると案内しています。

準備を始める時期

書類の準備は、査定より先に始めるのが合理的です。役所の窓口は開いている時間が限られており、平日に動ける日が少ない人ほど、ここが全体の期間を決めます。

金額の話が進んでから書類を集め始めると、査定額の有効期限が先に切れることがあります。手元にあるものを確認し、足りないものを先に取りに行く——この順番にすると、後の工程が詰まりません。

当日の流れに合わせて置き場所を決める

査定は、書類の確認から始まり、外装、内装、機関系と進みます。この順に合わせて物を置いておくと、行き来が減ります。

書類と鍵は手元に。純正部品は取り出せる場所に。車内は空にしておく。これだけで確認は目に見えて早くなります。

メモは紙でもスマートフォンでも構いません。口頭で伝えると聞き漏らしが起きるため、書いたものを渡すほうが確実です。

引き渡しのときに増えるもの

契約して引き渡す段階になると、渡すものが増えます。車本体、鍵一式、車検証、自賠責保険証明書、リサイクル券、そして純正部品です。

このとき、手元に残すのは契約書の控えと、査定額の明細、受領書です。名義変更が完了したことを示す連絡も、後から受け取ります。引き渡し当日に受け取れるものは、その場で受け取ってください。 後から取り寄せると時間がかかります。

よくある質問

車検証が見つかりません

再交付の手続きが必要です。査定は受けられることがありますが、売却には必要になります。

印鑑登録証明書は査定でも要りますか?

査定では通常不要です。売却へ進むときに必要になります。

記録簿が無いと売れませんか?

売れます。あれば材料になる、という位置づけです。

身分証は何が使えますか?

業者の案内に従ってください。確認自体は古物営業法にもとづく手続きです。

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