マツダCX-5商品改良で「SKYACTIV-G 2.5T」を国内初導入、特別仕様車も設定

マツダは、クロスオーバーSUV「マツダCX-5」の商品改良モデルを11日より予約受注を開始し、11月22日より発売しました。また、「CX-5」の最上級グレードとなる特別仕様車「エクスクルーシブ・モード」も同時に受注開始、発売します。

2.5リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載

SKYACTIV-G 2.5T」

SKYACTIV-G 2.5T」

今回の商品改良では、豊かなトルクで長距離クルージングを得意とするクリーンディーゼルエンジンに加え、北米向けの「CX-9」などに搭載されており、マツダの国内向け車種として初めて2.5リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を設定しています。 SKYACTIV-G 2.5Tのスペック
・最高出力169kW〈230PS〉/4,250rpm、 
・最大トルク420N・m(42.8kgf・m〉/2,000 rpm

G-ベクタリング・コントロールは「G-ベクタリング・コントロール・プラス」へと進化

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また、安定感ある走りを実現する「G-ベクタリング・コントロール(GVC)」は「G-ベクタリング・コントロール ・プラス(GVC プラス)」へと進化。 ハンドルを切った際の制御に加え、新たにブレーキによる車両姿勢安定化制御(直接ヨーモーメント制御)を追加することで、旋回中のドライバーのハンドル戻し操作に応じて外輪をわずかに制動し、車両を直進状態へ戻すための復元モーメントを与えることで安定性を向上。 高速走行での車線変更時や滑りやすい路面での車両の挙動を安定させ安心感を高めています。 さらにクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車には、新たに6速マニュアルトランスミッションを追加設定しており、クルマを思いのままに操る楽しさをSUVのドライバーにも提供しています。

その他の変更点

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・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加、さらに360°ビュー・モニターを特別仕様車「Exclusive Mode」に標準設定、全機種にメーカーオプション設定
・コネクティビティシステム「マツダ コネクト」がApple CarPlayとAndroid Auto に対応(マツダとして国内初採用)
・17インチアルミホイールの塗装を、ダークシルバーからグレーメタリックに変更(形状は変更なし)
・エアコンパネルデザインと各種スイッチ・ダイアルのデザインを一新し、質感と操作性を向上
・ノーマルスピーカー車のAピラートリム表面素材を樹脂からファブリックに変更。
・ノーマルスピーカー車はAピラー根元にツイーターを追加し、スピーカー数を従来の4個から6個に増加 車両価格は2,570,400円から

特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」新設定

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今回、最上級モデルとして設定される特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」では、高品質のナッパレザーや本杢パネルといった素材を採用し精緻な造り込みを行うことで、モダンさと温かみを兼ね備えた、洗練された空間を創出しています。 車両価格は3,650,400円から

特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」の仕様

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・シート素材に、滑らかな感触のナッパレザーを採用するとともに、インテリア上部に黒、下部には深みのある、ディープレッドという専用のカラーコーディネーションを設定
・本物の木を素材とする「本杢」の加飾パネルを採用し、温かみのある洗練された世界観を表現
・鏡面側の縁取りをなくしたフレームレスインナーミラーにより、視野拡大と見た目のすっきり感を向上
・19インチアルミホイールに、専用の高輝度ダーク塗装を特別採用し、落ち着きと精悍さを表現
・前席シート両側に、体との間にこもる不快な熱気を吸い出す「シートベンチレーション」機能を搭載
・メーター中央に7インチTFTメーターを採用。運転に必要な情報を整理して見やすく表示
・室内照明をすべて白色LEDで統一。
・前席と後席にフットランプとイルミネーション機能を標準装備

まとめ

すでに2.0L、2.5Lのガソリン車と、2.2Lクリーンディーゼル車がラインアップされている国内向けには、採用は当分ないかと思われた2.5Lターボ車が設定されたことに驚きました。 ディーゼルエンジンへの風当たりが強い中、ハイブリッドを持たないマツダにとって打つ手は少なく、ならばガソリンで行くとこまでいこうという事なのでしょう。 今後登場する「SKYACTIV-X」とともに、この「SKYACTIV-G2.5T」はマツダのミドルレンジで中心となるはずです。 それにしても、2月に大幅な改良をされたばかりでの今回の改良。しかも、注目される技術が盛りだくさんなのですから、喜んでいいのか悔やんでいいのかマツダファンは大変です。
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