現行タイプをお得に乗ろう!コンパクトで便利なマルチパーパス!ズバリ、日産キューブです!

3代目キューブは2008年11月に登場、既に10年以上経過していますが、ユニークなスタイリングは色あせていません。中古車も相当にお買い得ですよ!

コンパクトミニバン風の先駆者!

初代キューブ

初代キューブ

初代キューブは1998年2月に登場。 マーチをベースにしてミニバン風のボディを架装したのがキューブです。全長はマーチ同様にコンパクトですが、スペースユーティリティを最大に生かすために1625mmという比較的高い全高にしているのがポイントです。 メカ的には特徴はありませんでしたが、専門家の予想を裏切ってなかなかの人気車輪になったのです。エンジンは1.3L4気筒DOHCで82PSを発生。ミッションは4ATとCVTの2タイプでした。 車体は、3750×1610×1625mmとかなりコンパクトですが、4名定員に割り切って、その代わりにリヤシートは5対5のシングルフォールディング分割可倒式にしてあります。前席ヘッドレストを取り外せばフラットシートになります。こうした室内長を目一杯使えるラゲッジスペースがいいアイデアとして受入られたのだと思います。 キューブ・ライダーも「ちょいワル風」で人気でした。
2代目キューブ

2代目キューブ

2代目キューブは2002年10月に登場です。 デザインは初代とはガラリと変わって、まさに自由に使えるハコとして開発されています。バックドアは横開き式で、しかも左右非対称のボディデザインとなっており、かなり個性的でした。 駆動方式はFFに加え、e-4WDと呼ばれるスイッチ操作で後輪をモーター駆動させる、いわゆる電動4WDもありました。サイズは、3730×1670×1640mmということで車幅が広がっていますが、それによって非常に四角に見えるようにもなっています。 この2代目キューブは約6年間販売されました。そして現在の3代目が2008年11月に登場しています。 サイズは3890×1695×1650mmと、ひとまわり大きくなっています。横開きバックドア採用や、リヤの非対称デザインなど、ひとめ見てキューブだと分かるような点はそのまま継いでいますが、全体的に丸みのあるラインとなり、ちょっと女性向きにも感じさせるデザインになりました。 エンジンは1.5Lのオールアルミ4気筒DOHCで109PSにパワーアップしています。ライダーもエンジンは共通です。

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞

3代目キューブ

3代目キューブ

さて現行車になってから10年以上も経過しているわけですが、2018年にキューブはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。 左右非対称のデザインや部屋のようにインテリアを捉えるコンセプトなどのユニークさが、高く評価されたようです。 一度見たら忘れられないようなユニークなフロントフェイス、角がとれたやさしいフォルム。どこから眺めてみても他のクルマに似ていないのがキューブの大きな特徴です。 内装も非常にソフトな感覚を打ち出しており、言ってみれば、スポーティ感覚とは対極にあるようなイメージです。それはチョイスできるシート地などからも伝わってきます。

走行性能

エンジン、ファインビジョンメーター

エンジン、ファインビジョンメーター

エンジンはこのクルマの性格上、必要にして充分です。 2012年10月のマイナーチェンジで、2WD車にはアイドリングストップを搭載しています。また、デュアルインジェクターの採用で、実用トルクが向上しており、高速道路での合流や追い越し車線への変更も楽になっています。排気側は可変バルブタイミング機構で吸排気効率も上がっています。 ミッションはエクストロニックCVTが改良され、出足加速向上、高速走行時の燃費向上も図られています。JC08モードの燃費は19.2km/(FF車)ということで、充分に経済的です。ファインビジョンメーターには、エコな走りを支援する「ECOモード」機能も全車に搭載しています。

快適性

インパネ

インパネ

キューブの場合、やはり訴求点となるのは走行性能よりも快適性と便利性ということになるでしょう。開放的な頭上空間と、明るくルーミーなインテリアはリラックスした気分を演出してくれます。 前席より後席のヒップポイントが高く設定されており、後席の開放感や快適性を向上させ、前後シート間のコミュニケーション性もバッチリです。
収納スペース

収納スペース

収納スペースはキューブの大きな魅力です。 波紋をイメージしたフォルムが各所に散りばめられた、楽しいあふれる小物入れがいろいろ用意されています。もちろん、使いやすさもしっかり考えてあります。
横開きバックドア

横開きバックドア

バックドアは横開きなので、ラクに開閉でき、狭い場所でも便利です。荷物を持ったままの状態でも、片手で軽く開け閉めができます。 ラゲッジアンダーボードには、しまったままになる荷物をすっきり収納できます。ラゲッジ開口部の段差も少なく、荷物の出し入れは楽です。 設計が古いので「自動ブレーキ」などの安全機能は搭載されていませんが、その点さえ踏まえていれば、クルマ的に古さを感じることは殆どないと思います。

現行車がお買い得

キューブ

キューブ

新車の価格は、15Xで約162万円、15Gで約199万円、ライダーが約203万円となっています。 中古車についてですが、2010年型なら車体価格は10万円以下でもあります。しかし、それでも現行デザインなのです! 2015年型でも車体価格は50万あたりからあります。この年式なら走行距離も多くなく、総支払額はナビを装備していても70万円以内で収まる場合が結構あります。 このようにキューブの中古車を見れば、実は相当にお買い得な存在であることがわかってくると思います。充分な走行性能、広い室内、それでいて運転しやすいコンパクトな車体サイズの日産キューブ、ちょっと魅力的に感じませんか!?
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