これ、日本の幼稚園の送迎バスにも使えそうなアプリかも? 

アメリカで、ちょっと面白いアプリが注目を集めています。スクールバスの呼び出しアプリがそれ。バスが近づいたら、親御さんのスマートフォンに告知。これによって、停留所での待ち時間を大幅に減らせるとしています。今までありそうで無かったサービスとなりましょうか。iTunesの教育関連アプリでは1位に輝いた他、レビューも2万3000件とのことですから、関係者の注目を浴びています。

モバイル限定アプリ「バスが来たよ」。GPSでバス管理を大幅効率化

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開発したのは、シノビア・ソリューション。リンクトインに記載された会社情報によると、創業は2001年。本社はインディアナ州のインディアナポリスにあり、従業員数は200人と言いますから、スタートアップから巣立った中小企業という感じでしょうか。そんな同社が発表したのが、「バスが来たよ」(Here Comes the Bus)というアプリを発表しました。 会社概要では、次のように謳っています。
お訊ねの必要はありません。全て存じておりますので。 それぞれの学区に配備されたスクールバスを適切に管理し、弊社のソリューションを活用して予算を最大化なさって下さい。問題解決を行う企業として、我々は絶え間なくエッジの効いたツールやアナリティクスを絶えず行っております。 スクールバスのエンジンの状況診断や、到着時刻までを比較分析する一方、児童の乗車などが確認出来ます。GPSによるプロダクトは、皆様のバス管理の方法を変えることとなりましょう。 今や、親御さんはお子様を毎日適切な時間に停留所に送る時代となりました! 「バスが来たよ」は、モバイル限定のアプリとしてアメリカで利用可能です。親御さんには、バスが近づいたらアラート送信します。また、親御さんや保護者にはバスがどこを走っているかを、スマートフォンやタブレットなどでリアルタイム表示します。このアプリによって、スクールバスがどこを走っているのかヤキモキしなくて済むのです。 インディアナ州インディアナポリスにある本社では、輸送担当ディレクターとソフトウェア開発者のチームによって、2002年以来、北米の教育界の関係者に予算管理の最善の措置を講じているのが弊社です。 TwitterやFacebookで本日からフォローなさって下さい。
twitter.com/HereComesTheBus
facebook.com/SSHereComestheBus

ダウンロードは100万回を突破。 iTunesの教育関連アプリのトップに

実際、結構な評判を呼んでいるようです。CISONというニュースサービスでの同社の発表を読んでみましょう(2018年10月29日付け)。全米児童輸送協会のカンファレンスでも注目されていたそうです。 既にダウンロードは100万回を突破。 iTunesの教育関連アプリが50ある中で、トップに躍り出たそうです。アップストアに寄せられたレビューは2万3000件。5つ星中、4.6の評価が付いたというのですから、凄いですよね。 アプリのローンチは2014年。スクールバスの到着時間がリアルタイムで追えるのがミソ。電子メールでやプッシュ告知を行ってくれるので、バスや児童や保護者にとって有り難い存在となりましょうか。また、保護者は児童が乗ったかどうかをチェック出来るようになっている一方、アイドリングしたり、危なっかしい運転をした場合、ドライバーに警告を発するようになっています。 ちなみに、当該のスクールバス1台につき、月額でお金を徴収するというビジネスモデル。値段が書かれていないのが残念です。

ツイッターによる運行表示システムとして導入する東海岸の街も出現

既に導入を計画している都市があります。ニューヨーク州のウィリアムズバーグ市。以前サミットが行われた街ですね。地元のウィリアムズバーグ・ヨークタウン・デイリー紙の報道を紹介してみます(2018年10月12日付け)。 11月1日付けで導入予定だそうです。ただし、「安全上の理由から」ルート表示は行わないという限定運用です。もっとも、これまでツイッターで運行状況について表示していたものの、アカウントを持っていない親御さんには不便だったことを思えば、概ね好評の模様です。 特に、この地区でもスクールバス運転手が定員に対し3人が満たされないままで、到着が慢性化してい状況。特に、養護学校に子供を通わせる親御さんから不満の声が上がっていました。教育関係者も、現状では130あるルートの再設定を行う必要に追われていただけに、効率的な運行が待たれていました。 なお、アプリ導入と同時に通学ルートの変更も行います。もっとも「最初はドライバーが慣れないので、それでも遅れることがあるのをご了承頂きたい」と、市の広報担当者は語っています。

まとめ:スクールバスの効率運用は、日本の幼稚園等にも応用可能?

同社のジョン・キングCEOは「教育界の輸送問題のリーダーの皆さんに対し、弊社がスクールバスとの繋がりを強化するだけでなく、バスの運行状況や、1台1台に関してリアルタイムで情報提供することについて、どれだけ強力な投資を行っていることを、カンファレンスの席上で訴えたい」と語っています。 ちなみに、アメリカのスクールバスの総台数は48万台。年間に走行する総距離は年間1万2000マイル。スクールバスを含むバスの年間の走行総距離は57億マイルだそうです(以上、全米バス・カウンシルより)。 ドライバーが不足しているというのは、以前にも触れましたが、だからこそ、効率的な運行が望まれましょう。同時に、日本でも幼稚園のバス送迎に使えそう。関係者の皆さん、一度ご検討なさってみては如何でしょうか?
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