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ホンダ「N」シリーズ累計450万台突破、N-BOXが上半期販売1位

本田技研工業が2026年10月6日に公表した「N」シリーズ累計450万台突破の発表を、区分ごとの累計、年ごとの販売台数の推移、発売以来の節目に分けて、記載のまま整理します。N-BOXの2026年度上半期101,564台と第1位の書き方も確認します。

ホンダ「N」シリーズ累計450万台突破、N-BOXが上半期販売1位 - チビカのニュースカード

この記事は、本田技研工業株式会社が 2026/10/06に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。

出典:「N」シリーズの累計販売台数が450万台を突破(確認日 2026/09/30)

本田技研工業は2026年10月6日、軽自動車「N」シリーズの累計販売台数が2026年9月末時点で450万台を突破したと公表しました。あわせて、N-BOXの2026年度上半期における販売台数が101,564台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得したとしています。

この記事は、その発表に載っている数字と記載だけを整理したものです。発表は台数の表を区分ごとに掲げており、記事でもその区分のまま転記します。今後の販売目標、受注の状況、次のモデルの計画は発表に記載がないため、当サイトでも書きません。

発表の骨子を、記載のまま並べる

最初に、発表の中身を項目ごとに並べます。台数と期間は、どれも発表の表記のままです。

項目 発表に書かれている内容
発表日 2026年10月6日
発表元 本田技研工業株式会社
対象 軽自動車「N」シリーズ(N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN、N-VAN e:、N-ONE e:)
累計販売台数 450万台を突破(2026年9月末時点)
到達までの期間 2011年12月に初代N-BOXを発売して以来14年9カ月(177カ月)
N-BOXの販売台数 2026年度上半期(4~9月)で101,564台
順位についての記載 登録車を含む新車販売台数において第1位
台数の表に添えられた注記 全軽自協調べ(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)

対象として挙げられているのは6つのモデルです。N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VANに加えて、電動モデルのN-VAN e:とN-ONE e:が同じ「N」シリーズの枠に入っています。発表は、2024年10月にNシリーズ初のEVモデルとなる軽商用車N-VAN e:を、2025年9月にN-ONE e:を発売したと書いています。

この発表は商品の発表ではありません。価格、グレード、仕様、改良の予定は含まれていません。公表されたのは、これまでに何台売れたかという実績と、その内訳です。N-BOXの価格やタイプごとの違いを確かめたい場合は、N-BOXマイナーモデルチェンジの全12タイプ価格と変更点で、別の発表をもとに整理しています。

450万台と101,564台は、区切り方の違う数字

発表には性格の異なる数字が並んでいます。読み違えないように、何をどの期間で数えたものかを分けておきます。

発表の3つの数字を並べたカード。累計販売台数4,522,154台は2026年9月末時点のNシリーズ6モデルの合計、101,564台はN-BOXの2026年度上半期(4から9月)の販売台数で登録車を含む新車販売台数において第1位、177カ月は2011年12月の初代N-BOX発売から450万台突破までの期間で14年9カ月にあたる
発表に出てくる数字を、数えた対象と期間つきで並べました。 累計は2026年9月末時点、N-BOXの台数は年度の上半期で、区切り方が違います。 出典:本田技研工業のニュースリリース(確認日 2026-10-06)

累計の450万台は、6つのモデルを合計し、発売からの全期間を積み上げた数字です。発表の表では累計4,522,154台と示されています。いっぽうN-BOXの101,564台は、2026年度上半期、つまり4月から9月までの半年ぶんだけを数えたものです。同じ発表の中にありますが、一方は14年9カ月の積み上げ、もう一方は半年の実績で、並べて比べる種類の数字ではありません。

順位についても、どの範囲での順位かが書かれています。発表の記載は「登録車を含む新車販売台数において第1位」です。軽自動車だけを並べた順位ではなく、登録車を含めた新車の販売台数で1位だったという書き方になっています。台数の表には全軽自協調べと添えられています。集計元と対象範囲が変われば順位も変わるため、数字を引くときはこの条件まで一緒に見ることになります。

区分は4つ。電動モデル単独の台数は示されていない

発表は、Nシリーズ全体に加えて、4つの区分それぞれの販売台数推移を表にしています。それぞれの累計は次のとおりです。発売の時期は、同じ発表の「Nシリーズ発売以来の歩み」に書かれているものです。

発表の表の区分 累計 発売(発表の歩みより)
Nシリーズ(6モデルの合計) 4,522,154台 2011年12月にN-BOXから開始
N-BOXシリーズ 3,098,153台 2011年12月
N-WGN 789,691台 2013年11月
N-ONEシリーズ 363,330台 2012年11月
N-VANシリーズ 270,980台 2018年7月

4つの区分を足すとNシリーズの累計になります。累計4,522,154台のうち、N-BOXシリーズが3,098,153台を占めており、シリーズの台数の大半がN-BOXから出ていることが表の数字から読み取れます。

注意したいのは、電動モデルの扱いです。発表の表は、Nシリーズ、N-BOXシリーズ、N-ONEシリーズ、N-WGN、N-VANシリーズの5つの見出しで構成されており、N-VAN e:とN-ONE e:だけを取り出した台数の表はありません。電動モデルが何台売れたのかは、この発表からは分かりません。また、N-BOXシリーズという区分がどのモデルを含むかについては、累計の節目の記載にN-BOX、N-BOX +、N-BOX SLASHの3つが挙げられています。

年ごとの推移は、発売翌年に大きく立ち上がっている

発表は、各区分について年ごとの販売台数も掲げています。Nシリーズ全体の推移を図にしました。

ホンダNシリーズの年ごとの販売台数を並べた棒グラフ。2011年2860台、2012年229156台、2013年354087台、2014年361505台、2015年303787台、2016年290336台、2017年307128台、2018年345671台、2019年346574台、2020年304083台、2021年286745台、2022年295845台、2023年318543台、2024年288306台、2025年279011台、2026年は9月末までで208517台
発表の表にある年ごとの販売台数を、そのまま棒にしました。 いちばん右の2026年は9月末までの数字で、1年ぶんではありません。 出典:本田技研工業のニュースリリース(全軽自協調べ・確認日 2026-10-06)

2011年は2,860台です。N-BOXを発売したのが2011年12月なので、この年は発売の月だけが入っています。翌2012年は229,156台で、ここから年に20万台を超える水準が続きます。最も多いのは2014年の361,505台で、2013年の354,087台がこれに次ぎます。直近では2025年が279,011台、2026年が9月末までで208,517台です。

ここで気をつけたいのは期間のそろえ方です。表の各行は年ごとの数字ですが、いちばん下の2026年の行は累計と同じく9月末までの集計で、ほかの年のように1年ぶんではありません。前の年と並べて増えた減ったと読むことはできません。また、冒頭のN-BOXの第1位は2026年度上半期という年度の区切りで、この表の年の区切りとも違います。同じ発表の中で、年と年度という2つの区切りが使われています。

発売以来の節目は、発表に時点つきで並んでいる

発表は「Nシリーズ発売以来の歩み」として、モデルの発売と累計の節目を時点つきで並べています。記載のまま転記します。

時点 発表に書かれている内容
2011年12月 N-BOX発売
2012年7月 N-BOX +発売
2012年8月 N-BOX +車いす仕様車発売
2012年11月 N-ONE発売
2013年9月 累計販売台数50万台突破
2013年11月 N-WGN発売
2014年12月 N-BOX SLASH発売
2015年2月 累計販売台数100万台突破
2016年11月 累計販売台数150万台突破
2016年12月 N-BOXシリーズ(N-BOX、N-BOX +、N-BOX SLASH)100万台突破
2017年9月 2代目N-BOX発売
2018年4月 N-BOX スロープ仕様車発売
2018年6月 累計販売台数200万台突破
2018年7月 N-VAN発売
2019年8月 2代目N-WGN発売
2019年11月 累計販売台数250万台突破
2020年11月 2代目N-ONE発売
2021年5月 N-BOXシリーズ200万台突破
2021年6月 累計販売台数300万台突破
2023年3月 累計販売台数350万台突破
2023年10月 3代目N-BOX発売
2023年12月 N-BOXシリーズ250万台突破
2024年9月 N-BOX JOY発売
2024年10月 N-VAN e:発売
2024年11月 累計販売台数400万台突破
2025年9月 N-ONE e:発売
2026年4月 N-BOXシリーズ300万台突破
2026年9月 累計販売台数450万台突破

累計の節目だけを追うと、50万台が2013年9月、100万台が2015年2月、150万台が2016年11月、200万台が2018年6月、250万台が2019年11月、300万台が2021年6月、350万台が2023年3月、400万台が2024年11月、そして450万台が2026年9月です。発表はこれらを時点として並べているだけで、到達までにかかった期間を節目ごとに比べる記載はありません。

発表には、シリーズの成り立ちについての説明もあります。「日本にベストな新しいのりものを創造したい」という想いのもとで「日本の生活に寄り添うクルマ」を目指したとされ、一人ひとりに寄り添い長く愛着を持てるクルマを目指したN-ONE、安全性能と使い勝手を追求したN-WGN、働く人々の生活を見つめて開発されたN-VANという形で、各モデルの狙いが書かれています。室内空間についてはM・M思想にもとづくセンタータンクレイアウト技術、運転支援についてはHonda SENSINGが挙げられています。発表の注記は、Honda SENSINGについて、各機能の認識能力・制御能力には限界があると明記しています。

この発表に書かれていないこと

推測で補うと、確認していない情報が当サイトの記録として残ってしまいます。分からないものは分からないまま挙げます。

  • 月ごとの販売台数の内訳と、今後の販売目標
  • N-VAN e:、N-ONE e:それぞれの販売台数
  • N-BOX以外のモデルの年度上半期の台数と順位
  • 第1位としている新車販売台数ランキングの集計元と、2位以下の台数
  • 海外で販売している軽自動車の台数や、輸出の有無
  • 受注の状況、納期、在庫、値引きに関する情報
  • 今後のモデルチェンジ、追加モデル、生産計画

いずれも、続報や全軽自協などの集計元が公表した一次情報が出た時点で確かめる項目です。発表に無い数値を、ほかの資料や推計から持ち込むことはしません。

販売台数の数字を、車選びにどう使うか

販売台数は、その車が多く売れたという事実を示す数字です。価格の安さ、値引きの大きさ、買取額の高さ、使ってみた満足度を示すものではありません。台数が多いことと、自分の使い方に合うことは別の話なので、車種を選ぶときは、必要な広さ、積みたい荷物、走る距離といった条件から見ていくことになります。

いっぽうで、集計の条件をそろえて読む練習としては、この発表は分かりやすい材料です。年と年度という2つの区切り、軽自動車だけか登録車を含むかという対象の違い、そして集計元。この3つが変われば、同じ車の順位も台数も変わります。順位の数字を見かけたときに何を確かめればよいかは新車販売台数ランキングの見方|登録車と軽自動車で集計元が違うにまとめています。当サイトは、編集部が付けた点数や星で順位を作りません。順位を出すときは、公表値と集計期間と出典を同じページに示します。

メーカー単位の月ごとの生産・販売の動きは、別の発表として毎月公表されています。ホンダの直近の月次はホンダ 2026年8月度の四輪車実績で、今回の軽自動車の累計とは集計の範囲が違う数字として整理しています。ホンダの公式発表はホンダに、各社の生産・販売台数の発表は生産・販売台数にまとめています。発表資料そのものの読み方はプレスリリースの読み方で説明しています。

本田技研工業のニュースリリース「「N」シリーズの累計販売台数が450万台を突破」のページ冒頭
この記事が台数と節目の一次情報にしている発表ページの引用キャプチャです。 ページの冒頭だけを引用しています。掲載内容は変更されることがあります。最新の内容はリンク先の原文を確認してください。 確認日:2026-10-06。 出典:本田技研工業「「N」シリーズの累計販売台数が450万台を突破」

出典と、この記事を更新する条件

この記事は、本田技研工業が2026年10月6日に公表したニュースリリース「「N」シリーズの累計販売台数が450万台を突破」を一次情報にしています。累計台数、年ごとの台数、区分ごとの累計、発売以来の節目、注記の文面は、いずれも発表の表記のまま転記しました。発表ページを確認した日は2026年10月6日です。

次の累計の節目が公表された場合、モデルごとの台数の区分が変わった場合、または電動モデルの台数が単独で公表された場合に、この記事を更新して編集日を改めます。台数は発表のたびに動く数字なので、再確認の周期は90日としています。