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ランドクルーザー“FJ”のサイズと荷室|全長4,575mm・最小回転半径5.5m

トヨタが2026年5月14日に発売したランドクルーザー“FJ”シリーズ。グレードはVXの1つで価格は4,500,100円。全長4,575mm、最小回転半径5.5m、荷室795Lという公表値と、発表に記載のない項目を整理します。

ランドクルーザー“FJ”のサイズと荷室|全長4,575mm・最小回転半径5.5m - チビカのニュースカード

この記事は、トヨタ自動車株式会社が 2026/05/14に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。

出典:ランドクルーザー、新型車“FJ”シリーズを発売(確認日 2026/05/14)

トヨタ自動車は2026年5月14日、ランドクルーザーに新型車「FJ」シリーズを加え、同日に発売したと発表しました。日本で選べるのは「VX」の1グレードだけで、メーカー希望小売価格(消費税込み)は4,500,100円です。月販基準台数は1,300台とされています。

この発表で目を引くのは、寸法の並べ方です。全長4,575mm、全幅1,855mm、ホイールベース2,580mmという3つの数値に、それぞれ“250”シリーズ比で−350mm、−125mm、−270mmという差が添えられています。売りに置かれているのは大きさではなく、小ささと取り回しです。発表は最小回転半径5.5mを「取り回しの良さ」として挙げています。

いっぽうで、全高と車両重量はこの発表に記載がありません。高さ制限のある駐車場に入るか、重量の制限に収まるかは、この発表だけでは確かめられません。数値が出ている項目と、出ていない項目を分けて見るのが出発点になります。

この記事では、5月14日の発表に出ている数値を表記のまま並べ、「置けるか」「積めるか」「どう買えるか」の順に整理します。発表に無い項目は、ほかのランドクルーザーやほかの車種の値で埋めず、「記載がありません」と書きます。

置けるかどうかを見る数値は4つ

発表の主要諸元から、車庫や駐車場と見比べる項目だけを抜き出すと次のようになります。右の列は、発表がその寸法に添えている“250”シリーズとの差です。

項目 発表の数値 “250”シリーズ比
全長 4,575mm −350mm
全幅 1,855mm −125mm
ホイールベース 2,580mm −270mm
最小回転半径 5.5m 記載がありません
全高 記載がありません -
車両重量 記載がありません -

最小回転半径は、ハンドルを一杯に切って旋回したときに外側の前輪が描く円の半径を示す数値です。小さいほど、狭い場所で向きを変えられます。前輪と後輪の車軸の間隔であるホイールベースが2,580mmにおさまっていることと合わせると、発表が取り回しを前面に出している理由が読み取れます。

ただし、5.5mという値には“250”シリーズとの差が添えられていません。取り回しがどれだけ良くなったのかは、この発表の中では比べられないということです。全長・全幅・ホイールベースの3項目だけが、差を示す形で書かれています。

ランドクルーザー“FJ”シリーズの全長4,575mm、全幅1,855mm、ホイールベース2,580mm、最小回転半径5.5mを4枚のカードで並べた図。全長・全幅・ホイールベースには発表が添えている“250”シリーズ比の−350mm、−125mm、−270mmが入り、最小回転半径には“250”比の記載がないことを書き込んでいる
発表の主要諸元にある4つの数値を、カードに分けて並べたものです。差が添えられているのは3項目だけで、最小回転半径には比較値がありません。全高と車両重量は発表に無いため、カードを作っていません。出典:トヨタ自動車 ニュースリリース「ランドクルーザー、新型車“FJ”シリーズを発売」(2026年5月14日)、確認日2026年10月31日。

全幅は、機械式駐車場の幅や、塀までの余裕で問題になりやすい寸法です。全長が短くても全幅で引っかかることがあるため、停める場所の掲示と1項目ずつ照らし合わせる必要があります。

全高と車両重量が無いと、何が決められないのか

立体駐車場や機械式駐車場では、長さ・幅・高さと重量の制限が掲示されています。このうち高さと重量について、この発表には数値がありません。したがって、掲示と見比べる作業はこの記事では途中までしかできません。

当サイトは、確認できなかった値を近い車種の数値で埋めません。ランドクルーザー“FJ”を機械式駐車場で使う前提で検討しているなら、全高と車両重量は公式の車種ページの諸元表か、販売店で確かめるのが確実です。車種ごとの価格は当サイトの車種を探すにも集めていますが、そこに載せているのも公式ページで確認できた値だけです。

荷室は795Lから1,607Lへ

荷室については、状態の違う2つの容量が示されています。リヤシートを使った状態で795L、リヤシートを格納した状態で1,607Lです。リヤシートは6:4分割で、前者は分割したシートを使っているときの容量として書かれています。

容量は「どれだけ入るか」の目安ですが、荷物が実際に積めるかどうかは形で決まります。そこで見たいのが、同じ主要諸元に出ている荷室長(最小)735mmと荷室高1,030mmです。長い物は735mmで足りるか、背の高い物は1,030mmに収まるかという形で、持ち込む荷物と直接比べられます。

もう1つ、前後カップルディスタンス865mmという数値も公表されています。前後の席の間隔を示す数値で、後席に人を乗せたときの足元の余裕を考える材料になります。荷室を広げるためにリヤシートを格納すれば、その席は使えません。人を乗せる日と、荷物を積む日のどちらを基準に選ぶのかを決めておくと、この3つの数値の読み方が定まります。

ランドクルーザー“FJ”シリーズの荷室を、リヤシート使用時を実線、格納時を点線で表した側面の模式図と、使用時795L、格納時1,607L、荷室長の最小735mm、荷室高1,030mm、前後カップルディスタンス865mmを並べた図
左の模式図は、リヤシートを使った状態と格納した状態の範囲の違いを示すためのものです。区切りの位置は実際の寸法比ではありません。右に並べた5つの数値は、発表の主要諸元の表記のままです。出典:トヨタ自動車 ニュースリリース(2026年5月14日)、確認日2026年10月31日。

荷室について今回確認できたのは、この4つの数値(2つの容量と長さ・高さ)です。荷室の幅や開口部の寸法は、今回確かめた発表本文では見つけられませんでした。積み方を具体的に決める段階では、販売店で実車の荷室を見るほうが早く済みます。

動力と燃費は、この表記で公表されている

走りに関わる項目は、次のとおりです。いずれも発表の表記のままで、単位の書き方も変えていません。

項目 発表の表記
エンジン 2TR-FE(2.7L 直列4気筒)
最高出力 120kW(163PS)
最大トルク 246N・m(25.1kgf・m)
トランスミッション 6 Super ECT
駆動方式 パートタイム4WD
WLTCモード走行燃費 8.7km/L
生産工場 トヨタ・モーター・タイランド バンポー工場
月販基準台数 1,300台

パートタイム4WDは、2輪駆動と4輪駆動を切り替えて使う方式を指します。常時4輪を駆動する方式とは操作も使い分けも変わるため、いま乗っている車と同じ感覚で扱えるとは限りません。乗り味そのものは、試乗していない当サイトでは書きません。

燃費は、WLTCモード走行燃費として8.7km/Lが示されています。WLTCモードは、市街地・郊外・高速道路といった走行環境を組み合わせて測る方法です。国土交通省は、この方法で測った車について、走行環境ごとの燃費もカタログなどに表示するよう求めています(平成29年の報道発表)。

つまり、この発表に出ている8.7km/Lは、組み合わせた1つの値です。市街地だけ、高速道路だけの数値は今回の発表本文では確認できませんでした。普段の使い方に近い値を見たい場合は、カタログや公式の車種ページでモードごとの表示を確かめることになります。

生産はトヨタ・モーター・タイランドのバンポー工場です。国内のどの工場で作られるのかを気にしている人には、ここが答えになります。

買い方は2つ。価格に含まれないもの

価格表に並んでいる行は1つだけです。VXの4,500,100円で、注記には「沖縄のみ価格が異なる」「価格にはリサイクル料金は含まれない」と書かれています。グレードが1つなので、この車に決めた時点でグレード選びという工程がありません。言い換えると、装備を落として価格を下げる余地も、この価格表の中にはありません。

発表にはもう1つの金額が出ています。KINTOの月額38,390円(税込み)です。注記によると「初期費用フリープラン」の7年契約で、年2回のボーナス月加算165,000円(税込み)が付く条件での金額です。月額だけを取り出して購入と比べることはできません。ボーナス月の加算と契約期間を含めて見る必要があります。

発表に書かれている2つの金額を左右に並べた比較図。左は購入のメーカー希望小売価格4,500,100円で、消費税込み、グレードはVXの1つ、リサイクル料金は含まない、沖縄のみ価格が異なるという注記。右はKINTOの月額利用料38,390円で、税込み、初期費用フリープランの7年契約、年2回のボーナス月加算165,000円という注記
左右に置いたのは、発表に書かれている2つの金額とその注記です。条件の付き方が違うため、額の大小だけで比べられません。出典:トヨタ自動車 ニュースリリース(2026年5月14日)の価格表と注記、確認日2026年10月31日。

税金、保険料、登録の諸費用、オプションの価格は、この価格表からは計算できません。支払う総額を知るには、販売店の見積もりを取るしかありません。発表の価格は、その見積もりの出発点になる1つの数字だと考えるのが正確です。

同じ発表に、もう1つの乗り物が載っている

この発表には、電動パーソナルモビリティ「LAND HOPPER」を2027年春以降に発売予定と書かれています。ランドクルーザー“FJ”と同じ発表で扱われていますが、別の乗り物です。示されているのは発売予定の時期で、当サイトはこれ以上の条件を推測しません。

発表はランドクルーザーという車の来歴にも触れています。190を超える国と地域で販売され、累計1,240万台が人々の命や暮らしを支えてきたという書き方です。“FJ”は、その系列に新しく加わった車という位置づけになります。

この発表で分かること、分からないこと

分かることは次のとおりです。

  • 発売日は2026年5月14日で、選べるのはVXの1グレード、価格は4,500,100円です
  • 全長・全幅・ホイールベースと最小回転半径があり、“250”シリーズとの差も3項目に示されています
  • 荷室は使用時795L・格納時1,607Lで、荷室長(最小)735mm、荷室高1,030mmまで出ています
  • 動力はガソリンの2.7L・6速・パートタイム4WDで、燃費はWLTCモードで8.7km/Lです
  • 買い方は購入とKINTOの2つで、どちらも金額と注記が書かれています

分からないことは次のとおりです。全高、車両重量、走行環境ごとの燃費、荷室の幅と開口部の寸法、税金や諸費用を含む総額です。いずれも今回確かめた発表本文では確認できませんでした。当サイトは、これらを他の車種や先代の値で埋めません。

乗り換えを考えている場合、手元の車をいくらで手放せるかは、この発表とは別の話になります。新型が出たことで下取り価格や買取価格がどう動くかについても、当サイトは予想を書きません。

トヨタ自動車のニュースリリース「ランドクルーザー、新型車“FJ”シリーズを発売」のページ冒頭部分
公式発表ページの引用キャプチャ。 この記事が価格、寸法、荷室、動力と燃費、KINTOの月額の一次情報にしている、トヨタ自動車のニュースリリースの冒頭です。外観や室内の写真はリンク先で確認できます。掲載内容は変更されることがあります。 確認日:2026-10-31。 出典:ランドクルーザー、新型車“FJ”シリーズを発売

トヨタのほかの発表はトヨタにまとめています。同じ2026年5月には新型ハイラックスも発売されており、こちらは荷台を持つピックアップトラックです。より大きいランドクルーザーについては、ランドクルーザー“300”シリーズの一部改良の記事があります。

出典

この記事は、トヨタ自動車株式会社が2026年5月14日に公表したニュースリリース「ランドクルーザー、新型車“FJ”シリーズを発売」を一次情報にしています。価格、グレード名、寸法、最小回転半径、荷室の容量と寸法、前後カップルディスタンス、エンジンと変速機、駆動方式、WLTCモード走行燃費、生産工場、月販基準台数、KINTOの月額とその注記は、発表の表記のままです。WLTCモードでの表示の決まりは、国土交通省の報道発表「乗用車等の燃費表示に走行環境毎の燃費表示が加わります!」によります。いずれも確認日は2026年10月31日です。