この記事は、各輸入元の日本法人が 2026/11/03に公表した発表を一次情報にしています。 価格・発売日・仕様は発表の表記をそのまま記録しています。
出典:新世代デザインの PEUGEOT 308 と 308 SW に 1.5LクリーンディーゼルエンジンBlueHDiを導入(確認日 2026/11/03)
Stellantis ジャパンは2026年11月3日、プジョーのCセグメントモデル「PEUGEOT 308」と「PEUGEOT 308 SW」のラインアップに、1.5LクリーンディーゼルエンジンのBlueHDiを搭載したモデルを追加し、同じ日から全国のプジョー正規ディーラーで発売すると公表しました。発表の表題は「新世代デザインの PEUGEOT 308 と 308 SW に 1.5LクリーンディーゼルエンジンBlueHDiを導入」です。メーカー希望小売価格(税込)は、PEUGEOT 308 GT BlueHDiが4,890,000円、PEUGEOT 308 SW GT BlueHDiが4,990,000円と示されています。
この記事は、その発表に書かれている数値と項目だけを並べたものです。当サイトはこの2台に試乗していないため、乗り味、静粛性、実際の燃費の印象は書きません。発表に出ていない項目を、欧州仕様の資料やほかの車種の値で補うこともしません。
先に発表の性格を書いておきます。これは新型車の発表ではなく、いったん設定が無くなっていたパワートレインが、同じ車種に戻ってくるという形の発表です。発表自身が、308シリーズでディーゼルの設定を終了した時期と、今回それを再導入する理由にあたる記述を持っています。価格と発売日だけを拾うのではなく、その経緯まで含めて読むほうが、いま308を検討している人にとって何が増えたのかが分かります。
発表の骨子は、2グレードの価格と当日からの発売
発表に示されている項目を、表記のまま並べます。
| 項目 | 発表に書かれている内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年11月3日 |
| 発表元 | Stellantis ジャパン株式会社(プジョーのプレスリリース) |
| 追加されたモデル | PEUGEOT 308 GT BlueHDi/PEUGEOT 308 SW GT BlueHDi |
| 発売 | 2026年11月3日(火)より |
| 販売する場所 | 全国のプジョー正規ディーラー |
| メーカー希望小売価格(税込) | PEUGEOT 308 GT BlueHDi:4,890,000円 |
| メーカー希望小売価格(税込) | PEUGEOT 308 SW GT BlueHDi:4,990,000円 |
| 搭載するエンジン | 1.5L 直列4気筒ディーゼルターボ(BlueHDi) |
| 受注開始日・予約の受け付け | 記載がありません |
| 限定台数 | 記載がありません |
発表は、Stellantis ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:成田 仁)の名前で出ています。車名の表記は「PEUGEOT 308 GT BlueHDi」「PEUGEOT 308 SW GT BlueHDi」で、グレードを示す「GT」とパワートレインを示す「BlueHDi」まで含めてひとつの名前として書かれています。読み方も併記されており、前者は「プジョー サンマルハチ ジーティー ブルーエイチディーアイ」とされています。見積書や契約書で車名を確認するときは、この並びのまま照らし合わせるのが確実です。
発売日は2026年11月3日(火)で、発表と発売が同じ日付になっています。輸入車の導入では、価格を先に公表して発売を後日に置く形もありますが、今回は当日から正規ディーラーで売られる書き方です。いっぽうで、受注開始日や予約の受け付けについての記載はありません。発売日より前に順番が決まるのかどうかは、この発表からは読み取れません。
価格について、ひとつ補っておきます。ここに出ている金額はメーカー希望小売価格で、登録にかかる費用や税金は別に必要です。発表の金額だけで支払総額が決まるわけではありません。この言葉がどこまでを含むのかはメーカー希望小売価格とはで整理しています。また、2つのグレードの価格差を当サイトが計算して示すことはしません。差を知りたい場合は、上の表にある2つの数字を見てください。
BlueHDiは2018年12月に308へ入り、2024年にいったん終わっていた
この発表のもう半分は、エンジンそのものの説明ではなく、日本市場でたどってきた経緯です。発表は時期を添えてそれを書いています。
発表によると、1.5LディーゼルエンジンBlueHDiと8速オートマチックトランスミッションの組み合わせが日本市場の308へ初めて導入されたのは2018年12月です。その後は2008やRIFTERなどにも展開され、発表はこのパワートレインを「力強い走行性能かつ優れた環境性能と経済性をバランスよく両立する」ものとして、多くの顧客から支持を得てきたと説明しています。
いっぽうで308シリーズでは、パワートレインの電動化に伴い2024年にディーゼルモデルの設定を終了し、以降はハイブリッドモデルを展開してきたと書かれています。つまり、現行のラインアップにディーゼルは無く、今回それが戻るという関係です。発表は再導入の背景として「BlueHDiならではの豊かなトルクによる力強い走りや、高速道路を長距離移動する際の快適なドライブフィールを求める声も多く寄せられていました」という記述を置き、その要望に応えるとともにラインアップを充実させるためだとしています。
車体の側の新しさについても、発表は時期を書いています。ハッチバックの308は今年5月にプジョーの新世代デザインを反映して精悍なフロントフェイスへと刷新され、ステーションワゴンの308 SWは今年6月にプジョー最新のデザインを備えた限定車として発売されたとされています。今回のBlueHDi追加は、その新しいデザインの車体に載る形です。表題に「新世代デザインの」という言葉が入っているのは、この並びを示すためだと読めます。
ここで、読み取れないことも書いておきます。今年6月に発売された308 SWの限定車が何台だったのか、今回追加されたBlueHDiが限定なのか継続して売られるのかについては、発表に記載がありません。台数に触れた記述も見当たらないため、当サイトから「限定ではない」と書くこともできません。手元の車と並べて検討している人は、この点をディーラーで確かめてください。
エンジンの数値は、発生回転数まで添えて示されている
発表が仕様として挙げているのは、次の4項目です。
| 項目 | 発表の表記 |
|---|---|
| エンジン | 1.5L 直列4気筒ディーゼルターボ |
| 最高出力 | 96kW(130ps)/ 3,750rpm |
| 最大トルク | 300Nm / 1,750rpm |
| トランスミッション | 8速オートマチック |
| 燃費と測定モード | 記載がありません |
| 全長・全幅・全高 | 記載がありません |
| 車両重量・乗車定員 | 記載がありません |
注目したいのは、出力とトルクに発生回転数が併記されていることです。最高出力は96kW(130ps)/ 3,750rpm、最大トルクは300Nm / 1,750rpmという表記で、数値とその回転数が組になっています。
この書き方には意味があります。発表は、最大トルクが1,750rpmという低回転域から発生するため、アクセルを深く踏み込まなくても力強い駆動力を得られると説明し、「頻繁なシフトダウンに頼ることなく、ゆとりを感じられる加速性能」をディーゼルの魅力として挙げています。最大トルクの数値が同じでも、それが何回転で出るのかによって運転したときの印象は変わります。諸元表のどの欄をどう読むかは新車の諸元表の読み方にまとめています。
いっぽうで、燃費はこの発表に記載がありません。当サイトは測定モードが併記されていない燃費の数値を書かない扱いにしています。モードが分からない数字は、ほかの車と比べる材料にならないためです。ディーゼルで気になる排出ガス処理の方式や尿素水の要否、燃料タンク容量についても記載はありません。長距離を走る前提で選ぶなら、満タンでどれだけ走れるかは判断に効く項目ですが、今の時点では公表されていないということです。
ハイブリッドとBlueHDi、2つの選択肢という整理
発表は、今回の追加によって308シリーズが2つのパワートレインを揃えたという形で締めています。ハイブリッドについては「モーターによる滑らかな発進・加速や走行状況によって可能な100%電動走行を特長とする」と書き、BlueHDiについては「低回転域からの豊かなトルクと経済性を備える」としています。どちらが優れているという書き方はしておらず、異なる魅力として並べる構成です。
当サイトからも、この2つに順位を付けることはしません。公表されている値で並べ替えられるのは、同じ単位の数値がそろっている場合だけです。今回の発表にはハイブリッド側の出力・トルク・燃費が併記されていないため、数字で比べる材料がありません。比べたい場合は、商品サイトの主要諸元・装備表で同じ項目同士を見てください。発表自身も「詳細は、巻末の主要諸元・装備表と併せ、商品サイトをご確認ください」と案内し、308と308 SWそれぞれの商品サイトのURLを載せています。
装備については、両モデルに共通する項目として、コンパクトなステアリングホイールとデジタルインストルメントパネルを組み合わせた「PEUGEOT i-Cockpit」、10インチタッチスクリーン、先進運転支援システムの採用が挙げられています。ただし、並んでいるのは項目名で、どのグレードに標準で付くか、作動する条件はどうかという区分は書かれていません。運転支援の装備は同じ名前でも世代によって働きが違うことがあるため、装備表と取扱説明書の記載で確認する範囲になります。
発表の画像には「※画像は欧州仕様です」という注記が付いています。写真に写っている装備や仕様が、そのまま日本仕様とは限らないという意味です。プレスリリースの読み方でも触れていますが、こうした注記は本文と同じだけ重要です。
記載がある項目と、記載がない項目を分けておく
今回の発表は、価格とエンジンについては細かく、車体の数値についてはほとんど触れていません。どちら側に何があるのかを分けて置きます。
購入の判断に直接効くのは、記載がない側に並んでいる項目です。車両重量と全高は、機械式駐車場の契約条件に関わります。乗車定員と荷室容量は、家族で使えるかどうかを決める材料です。ステーションワゴンの308 SWを選ぶ人は、たいてい荷室の広さを理由に選びますが、その荷室容量が今回の発表には出ていません。商品サイトの諸元表か正規ディーラーで確認する範囲になります。
保証の内容と期間についても記載がありません。輸入車では、保証の範囲と点検の間隔が購入後の維持費に効いてきます。当サイトとして条件を示すことはできないため、契約の前に書面で確認してください。ディーゼルを選ぶ場合は、使う燃料の種類が変わるため、給油と点検の扱いも併せて聞いておくと迷いが減ります。
検討している人が、この発表の次に見るところ
今回の発表で確定したと言えるのは、2グレードの名称と価格、発売日、販売する場所、エンジンと変速機の仕様です。ここから先の判断に必要な情報は、公式の商品サイトと正規ディーラーに移ります。順番としては、駐車場の条件(全高・全幅・重量)、装備表でのグレード比較、支払い方法と保証の確認という流れにすると、やり直しが起きません。
同じStellantis ジャパンの発表としては、フィアット「Grande Panda Hybrid」の日本導入も先月に出ています。そちらはボディカラーの選び方で価格が変わる構成で、今回のようにグレードだけで価格が決まる形とは出し方が違います。輸入車の価格表は、どこで金額が動くのかが発表ごとに違うため、2つを読み比べると見積もりで確かめる場所がはっきりします。
輸入車全体の売れ方を押さえておきたい場合は、日本自動車輸入組合が公表した2026年上半期の輸入車市場が参考になります。ブランド別の発表は輸入車から、価格と発売日が出た発表は発売・価格発表から辿れます。
出典と、この記事を更新する条件
この記事は、Stellantis ジャパンが2026年11月3日に公表したプレスリリース「新世代デザインの PEUGEOT 308 と 308 SW に 1.5LクリーンディーゼルエンジンBlueHDiを導入」を一次情報にしています。価格、発売日、グレード名、エンジンの仕様、過去の導入と終了の時期は、いずれも発表に書かれている範囲です。発表ページを確認した日は2026年11月4日です。
価格の改定、グレードやボディカラーの追加、燃費や寸法などの諸元が公式に示された場合、受注の受け方が公表された場合に、この記事を更新して編集日を改めます。価格と発売の情報は動きやすいため、再確認は1か月ごとに行います。